アーロン


Salomon
Aaron Feinbarg Promodel + UFS Frame

Aaron+UFS


現在のところ,主力スラロームブーツ.
元々はアグレッシブモデルながら,Salomon のUFSシステムにより,76mmのウィールを取り付け,スラロームブーツとして使用している.
このブーツが初めてのアグレッシブモデルであったのだが,履き心地,スラローム時のピタッとくる,シャープな滑り感はまさに最強,最適なスラロームブーツ.

アグレッシブブーツは,外側のシェル,インナーブーツ,踵のショックアブソーバーと,ブーツとしては非常にスキーブーツに近い.
特にアーロンのインナーブーツ(下図写真)は,

inner_boots
熱整形が可能であり,足首周りのフィッティングは非常によい.ほとんど足がずれることがない.
インナーブーツを引き抜くと,ブーツ内に踵を支えるショックアブソーバーがあり,さらにこれを引き抜くことで,UFSフレームの取り付けネジが見えてくる.
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シェル自体はプラスチックの単一構造,全体的にかなりの肉厚で,用はゴツイ.
おかげで転けても転けても,ブーツがダメになることなんて無さそうである.
実際には1年ぐらいでダメになるそうであるけど.どうだろう?


踵パーツは非常に肉厚で,また傾斜が着いているため,履いた状態で踵が浮いた,前傾姿勢が取りやすくなってる.
実際,購入直後は重心の位置がそれまでと違っていて,結構転けていた.
これらパーツが組み合わさってるため,フィットネス系ソフトブーツに比べ,かなり重い.

本来のアグレッシブブーツはウィールが小さく(55mmくらい),このためフレームも小さくなっているのだが,そのままではブーツを傾けたときに,ブーツの側面がぶつかってしまうためスラロームの技の多くは困難なのだが,これをスラローム用に使えるように変えているのがUFSフレーム.


元々はFSKと呼ばれていたSalomonの独自仕様だったらしいが,Universal Frame Sytem と言う仕様になってからは,ローラーブレード社も2002年のアグレッシブモデルから規格に参加している.で,K2の参加は2003年モデルから,らしい.
このフレームは別売りで購入したが,フレームとスペーサー,アクスルがセットで7500円であった.
フレームには"Max 80mm" の記述があるが,実際には踵がぶつかるため,付けられるのは76mmのウィールまで.

元々着いていたのが下の写真のフレーム.


写真ではわかりにくいが,上部に二カ所,フレーム取り付け用の穴が開いている.この穴のサイズ,間隔が共通なのがUFS仕様と言うことらしい.
K2のUFS仕様のアグレッシブブーツが欲しいんだけどね.2003年まで待ち.



左からウィール,ベアリング,アクスルとスペーサーである.
元々はAbec5,ダブルシールドのベアリングが着いているが,ハーフシールドAbec3のベアリングに交換済み.

ハーフシールドはシールド外さないでそのまま洗ってグリスまで指せるから,メンテナンスが楽で好き.
このSalomonのウィール,アクスルがベアリングの穴と同じ太さであるため”スペーサーを押し込んでベアリングを外す”と言うことが出来ない.


上の写真のように外からではスペーサーがそれと確認できないくらい.
こじるようにしてベアリングを外している.



もう二度とソフトブーツは買えないな,と思わせたブーツ,なんだけど,ロングランには使いにくい.
Hypnoが壊れたら,ソフトブーツも考えます.