通り過ぎたモノたち
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030329
本日も橋を越えて。
やや曇り空。気温は低くないんだけど、夕方頃には風がでてきていた。
今日も橋の向うは精強。あ、盛況、か。
でも漢字まちがってないよ。
道満レギュラー陣勢揃い。
パイロンマーカーが書かれたところ、全てにパイロン置いていた。
若手の彼は先週からワンヒールをやっていた。
それをまねして、やはり若手の彼がワントゥをやってる。
時々派手にこけているのだが。
小一時間の後、ワンヒール、ワンフットで滑べる二人の姿が!
もちろん滑べってただけ、パイロンには入ってなかったのだが。
いや、それだけでも凄い。
正直それが出来る、人の力で出来るのを始めてみた。
まずワンヒール。
実際にやってみようとすると、重心が後に崩れそうになる。っていうか崩れた。
ワンフットからやろうとすると、恐怖心に穫られ、つま先を挙げることが出来ない。
それだ、彼は5、6メートル、真っ直ぐ進んでいる。
もう一人の彼は、では俺はワントゥ、とばかりに練習して、
やはりこっちも5、6メートル、安定して進んでいる。
やってみる。
そもそもトゥ−トゥで、おれがやると、足がつりそうになる。
何であれが安定して出来るんだろう。
そうやってフラフラしていたら、自転車にのったオッサンが通りすぎる。
“邪魔なんだよ“と聞こえるように、吐き捨てるように言って、
わざわざ練習しているスケーターのすぐ脇を通りすぎる。
それもわざわざラインを変えて。
そこに滑べってた数人全てのの脇をかすめるように。
目で見送って、少しむかつく。
けがする人が居なかったから良かったけど、緊急回避の出来ない人だって、まだ居る。
夏までには居なくなっちゃうだろうけど。
それをわざわざ、“邪魔だ“と言うアピールのためにそんな危険な行動を取るなんて。
単に“イタイ“オッサンと言っちゃえばそれまで何だけどね。
道満スケーターの多くは散歩する人、
マラソンする人、
犬の散歩する人、
くつろぐ人、
家族で遊びに来てる人、
そしてもちろん自転車の人、
そう言う公園を楽しむ人達みんなと共存できるように練習してるんだ!
ちっとむかついた。
ワンフットスィッチを教わる。
元々はワイパー(?)の練習を見ていたら、教わったのだけれども。
片足でフロントからバックに、バックからフロントに切り替える。
飛び跳ねると凄いことになるよ、とちえ藏さんの旦那さんに言われるが、
イメージ的につかめなかった。
で、ひねってみて、ついついジャンプし、派手に転ぶ。
なるほどこういうことですか。
“フロントからバックは、トゥのみでトランジッションする感じで。“
“パイロンの中でやると簡単だよ。90度の回転で済むから。“
とお手本を見せてもらう。
ワンフットでアウトに回り込んだ足、そのつま先を支点にしてトランジッション、バックワンフットへ。
ワンフットのモーションに入って、ふと気づく。
あ、俺バックワンフット不完全だ。
いや、不完全っていうか、まだ全然出来てないんだ。
それからはバックワンフットのみ。
本来の皆さんがやってる向きでのバックワンフット。
右脚でのバックワンフットのときに左側後方を見る。
夕方頃、出来てるじゃん、と言われる。
“いえ、パイロンが見えないんですよ“
“みんなそうだよ。スピードでごまかす、とかね。“
帰り際、ブーツ談義になる。
“アーロン、最高だよ。“
確かに俺もアーロンなんですが。
K2が欲しいなぁ、とは言えなかった。
アーロンが足にあう人がうらやましい。
もう一サイズ上を買えば良かったのかな。
でももうアーロン手に入らないし。
ニューモデル、出来ればK2が欲しいなぁ。
あー、今日もバックワンフットで終っちゃった。
オープンと不知火&クレージー、練習してないなぁ。
030323
今日もかなり滑べったよ。
今日は道満着12時半。
天気は快晴、人出は大目。
カマキリ公園からいつもの場所に向かう途中、
見慣れないスケーターのカップルを見掛ける。
こんにちわと挨拶して、通り過ぎつつ、どうしようかなと思う。
”あの、橋越えたところで、道満ローカルの方達が練習してます。
初心者の方も多いので是非着てください。”
そう声掛けて、俺の腹も決まる。
今日も橋を越えよう。
それ以外にもたくさんのスケーターを見掛けた。
その後滑べってる時には、久しく見掛けなかったご夫婦も、
橋の向こう側で出会う。
”スキー。いかれました?”
”ええ、ノルン水上に。二階ぐらい行きましたよ。”
ア、そういえば勧めたんだっけ。
橋の向こう側は今日も盛況。
初心者の若いカップル。
”ビギナーズインライン”のもーしさんもお子さんをつれて来た。
ほとんどのレギュラーの人達、そして数人の名前を知らない、
だけど先週もあった人達。
橋を降りた右側にパイロンを並べて練習を始める。
うーん足が微妙に動かないような。
すぐに暑くなる。
初心者のカップルの男の子の方は、バッククロスを練習していた。
その後、数時間後、ふと気づくとワンフットをやってる!
それもパイロンに入ってそれなりに片足でパイロンをパスしていってる。
すげぇ。
っていうか俺のあの慎重なワンフット練習は何だったのだろうか、とか、
素で運動神経が良いのか、とか、
いやただ単に無謀なのか、とかちょっと考える。
ま、確かに早い内にワンフット覚えちゃうのって良いよね。
でもパラレル出来てないのに(完全には)。
出来るもんだね。
後からの追いあげにびびる。
道満Aチームの方々はあいかわらず、ワイパーとか、やってる。
ところがふと気づいたら基礎連だと言う。
休んでたのだが、基礎連、
それもバッククロスだとか知ってる名前が出て来たので、参加させて頂く。
”右向きバッククロス”でと言うので、
どうするのかと思うと並んでパイロンに入って行って、
全員で右向きのバッククロス。
慌てて最後尾に入る。
あれ、出来ない。
こんな基本技が出来ない、って言うわけじゃなくて、これはあれかな。
混ざる、混ざる、と言う緊張感から動かないのかな?
続けて飛燕。
これも全員で並んで入り、飛燕。
入りぎわもたつくがなんとか数回飛燕をやる。
続けて”鎌鼬”となり、そこで抜ける。
それは無理っす。
ちょっと前にはフロントクロスとかもやってたらしい。
うん、気づくのが遅れた。ちょっともったいない。
自分の練習は、バックワンフット。
少しパイロンをパス出来るようになったところで声を掛けられる。
”顔の向き、逆ですよ。”
え?そうですか?
右足でバックワンフットの時、俺は右側から後ろを向いていた。
が、皆さんがやってるのは右足の時には左向きで後ろを見るらしい。
慌てて補正しようとする。
ダメ。浮かした自分の右足のせいで、
左脚のバックワンフットでパイロンが見れない。
うーん。
”基本的にはバックスネークで見てる向きなんだけどね。”
あれ?
結局補正せずそのまま続ける、っていうか補正できない。
そのうち安定したら補正しよう。
半日やって、足がぼちぼち動かなくなって来て、終わったのだけれども。
バックワンフット、パイロン15個位はなんとかなるようになりました。
まだまだ不安定ですが。
あれ?何か忘れてる。
ア、オープン練習してない。
うん、まぁ、来週。
本日も道満ローカルの方達に御迷惑をお掛けつつ。
030321
結構寝坊した。
今日の道満入りは3時すぎ。
それでも温かいし、カマキリ公園は親子づれで一杯だし。
ちょっと滑べる時間が少なくなっちゃったかな。
いつもの場所に向かう。
今日はコソ連モード。
道々何人かの見慣れないスケーターに挨拶する。
真新しいインラインを履いているけど、
足取りはそこそこしっかりしている。
スキーシーズンが終わったのかな。
そういえば今シーズンは結局4回しかスキーに行ってないな。
その分インラインはやっていたのだけど。
パイロン並べる。移動しただけで軽く汗ばんでいる。
すぐに長袖Tシャツだけになる。
親子4人のスケーターが通る。
お父さんとお母さんがカデンスとイノーバ、
二人の子供達がミニ-xとミニエネミーを履いている。
全員、K2かよ。
お金掛かってるなぁ。
お父さんかお母さんどちらかがK2フリークなんだろうか。
これだけK2で揃って滑べってるのはちょっと壮観。
カタログみたい。
”お父さん。これやってみたい。”
俺が座って一服していると、子供はそう言ってパイロンに入って来た。
”どうぞー”と俺が言うとうれしそうに滑べっていく。
倒したパイロンも直してくれた。
そういえば、プロテクター類を全然付けてなかったな。
御両親、大人はともかく、子供には付けさせて欲しいな。
自分の滑べりを確認する。
フロントクロス、バッククロス、フロントスネーク、バックスネーク、
ワンフット左右、飛燕、左のオープン。
久しくやってなかったダブルクレージー、不知火(基本版)。
ちょっと引っかかる。
やってない技はできないもんだな。
全然ダメってわけじゃないけど。
それで、まだ全然ダメな技を練習する。
バックワンフット。
先週、ちょこっとパイロンに入った。
パイロン無しなら、なんとか片足スィズルできるようになって来てる。
左右、ともに。
パイロンに入る。
お、左脚はなんとかなりそうだ。
右足は?
こっちはダメ。
新しい技の練習はまずパイロン無しでやる。
足の形、コンビネーションを覚える。
一応このときにバランスも覚えているんだけど。
パイロンに入るとやはり勝手が違う。
パイロンの並びにターンリズムを合わせ、
パイロンを見るために視線が固定される。
右バックワンフット、自分の右手が邪魔してパイロンが見れてない。
パイロンをきちんと見るためには、
もう少し体ひねってバランスとれるようにしないと。
5時半だというのにまだ日が高い。
でも今日はここまで。
3連休だしね。
030316
夕方から雨になる、気温もそんなに高くないと言う天気予報。
大嘘。
珍しく早起き出来た今日はいつもより早め、12時半に道満に付く。
いい天気だ。歩いてるだけで汗ばんでくるぐらい。
本当はスキーの予定だったんだけど。
カマキリ公園には人がいっぱい。
あぁ、こんな風景、好きだ。
インラインに履き変えようとすると、
カマキリ公園の前にコーンが置かれ、道が区切られてる。
市民マラソン大会、らしい。
滑べって行くと、いつものパイロン並べてる場所はもう全然使えない。
マラソン大会の本部が置かれていた。
橋を越えて、道満ローカルの方達のところへ向かう。
”こんにちわ”と挨拶する。
なんか知らない人達が増えてる!
レギュラーな人達もほとんど勢ぞろい。
”啓蟄越えたからね。みんな出て来たんだよ。”
確かに。まだフルメンバーでは無いけど。
Aチーム(?)の方達が橋から降りて左側で滑べる。
と。言うわけで橋から降りて右側のコソ錬場へ。
若いカップル二人。
新人さんの彼氏のほうが桂馬さんに指導されている。
もうフロントクロスができてる。
二人とも休みを取ることもなくずっと滑べっていた。
初心者の頃って異様に疲れなかったっけ。
今後もあのペースで滑べったら、
あー、あっというまに追いこされるんだろうな。哀しい実感。
彼女のほうは中根師匠。
あー、なんかなつかしい後景だ。
俺も桂馬さんに見てもらう。飛燕。
”だいぶ良くなったんじゃない?
新しい技を練習しなよ。いい技があるよ。”
そう言って教わったのは鎌鼬(カマイタチ)。
パイロンの並びを、
フロントクロス−オープンクロス−オープンクロス−バッククロス−
クローズドターンのコンビネーション。
この技の存在は知っていた。
ベルさんのオリジナル技なんだけど、
オープンクロスが出来ないうちは無理だなと思って手を出さなかった技。
やってみると、左脚側の方は少し出来ているような。
が、逆足のコンビネーションが出来ない。つながらない。
その他にも新しい技を習う。
フロントスネークとオープンターンの繰り返し。
”これがネコバタだよ。”
”これがネコバタですか!”
名前だけは知っていた技。
右足前はなんとかできる。
左脚前だとオープンターンがうまくない。
”左脚に乗れてないよ。フロントスネークからだね。”
もっとスピードが上がると、
後ろ足を切替える際に体が浮くのでバタバタするらしい。
なるほど、それでネコバタなんだ。
教えてくれた人は、
フロントクロス−オープンクロスのコンビネーションでやっていた。
コンビネーションはいろいろやれそうだ。
バックワンフットを少し。
やっとパイロンに入る。
ダメだけど。
スキーのオフトレだろうか。
ストックを持ってインラインで通り過ぎようとする女性がいた。
ストックの先端に何も付けていない。金属剥き出しだ。
すーGさんが注意する。
”先端に付けるゴム売ってますから。”
女性がいった後、すーGさんが言った。
”意外と怪我させる人多いんだよね。”
うん、あまりに非常識っぽい。
夕方、雨がポツポツ降り出す。
それで上がる。
良く滑べったなぁと思っていたら、
帰り道、一人電車で来ている人がいた。
駅までの道のりをいっしょに帰る。
”CRですかね。”
初めて駅までの道のりを滑べって帰る。
さすがに今日は良く滑べったよ。
030310
有給とった今日。
今日も風が強い。
道満に着いたのは3時ちょい前。
土手の上からカマキリ公園を見る。
うん。見事に閑散としている。
普段の週末なら子供とその親が群がってる、
大きな滑り台も今日は誰もいない。
見掛けたのはグランド辺で野球をする小学生、数人だけだった。
ちょっと寂しいかな。
昨日と同じ位風が強い。
いつもの場所まで行くと、工事中らしい。
トラックがパイロンマーカーの上にある。
平日な月曜日。
今日は誰もいないだろう。
と、いつも道満ローカルの人達が使ってる場所へ行く。
管理橋を渡って、普段の休日ならば釣堀状態のこの橋。
違法何だけど、いなければいないで寂しいものだ。
橋を越えても、やっぱり誰もいない。
パイロンを二つ重ねにして、風に飛ばない様にして、滑り出す。
昨日と同じく、向かい風に滑べる。
両足系の技はなんとかなるが、ワンフットは止まってしまう。
でもトレーニング効果は高い、かな。
左脚前のオープンが風に負ける。パイロン中で失速してしまう。
この風、何か使えないかな。
追い風方向でまだ出来ていない右足を前にしたオープンを練習。
まだまっすぐに進むことも出来ない右足前のオープン。
普段は失速してろくに練習にもならないんだけど、この風ならば。
グルン、グルンと回ってしまっていたけれど、
何回か繰り返していたら、少しまっすぐに進めるようになった。
風のおかげかな。
休憩していたら、道満ローカルの方達から中根師匠と呼ばれている方が、
5輪のインラインを履いて滑べって来た。
この強風の中周回していたそうだ。
既に御年60を越えていられるとか噂がある。
本当の年齢は誰も知らないらしい。
が、かつてスピードスケートで日本代表だったとか、
その滑べりは今も健在である。何よりもこの強風の中、
向かい風に負けることなく周回していることからも確かだ。
普段は若手を指導して、道満のスピード系の人達を引っ張っている。
”風が強いですね。ちょっと寒いですし。”
”何すぐに温かくなるよ。もう三月だ。”
去年までこの時期には後楽園のスケート場に行っていたそうだ。
少し会話して。また周回して上がると言って、行ってしまった。
風を利用して、失速しないから出来る練習。
ひさしく練習してなかった技。
バックワンフット。
風に乗って進む、進む。
推力はオッケー。
これをなんとか右へ左へ、スネーク出来るように。
パイロンに合わせるのはまだ出来ないけど。
足元のパイロンマーカーを見ながら、
多少なりともまっすぐ進めるようになった、かな?
ただパイロンを並べた中に入るのはまだちょっとバランス悪い。
バランスを取るとスネーク(スィズル)のリズムが合わなくなる。
まだまだだなぁ。
日はまだ有ったけど、風が強くなって来た。
早目に上がる。
どうやら俺に足りなくなっていた血中インライン濃度は、
昨日今日で十分満たされたらしい。
030309
風が超強かった今日。
道満に出かけたのは午後から。
風が止まないかどうかと、午前中様子をうかがっていたんだけど、
止む様子は全然無い。
それでも綺麗に晴れていたので。出かける。
こんな日に滑べらないでいられるか。
道満に着いて、やはり風が強い。
インラインに履き変えて、いつも滑べってる場所まで移動しようとする。
オォ、こがないでも進んでいく。
数百メートルをまったく漕がないで進んだ。
これなら川下りしても良かったかな。
そのままパイロンを並べたら、飛んでいってしまう。
パイロンを二つ重ねて、
うんこれなら大丈夫そうだ。
パラレルやって、フロントクロスやってる時には気にならなかった。
バッククロスで背中から風を受ける。
う、軸がずれる。
ワンフット。
左脚では失速してしまう。
弱いんだなぁ。
休憩していたら、すーGさんが通りかかった。
”どう?少しはうまくなった?”
”いやぁ、まだまだです。”
”一緒に練習しようよ、上手くなる前でいいから。”
”あ、はい。”
うん、一緒に練習させてもらいたいのはやまやまなんだけど。
まだ、一人でやらなきゃいけないことがある、気がする。
ワンフットも弱いし、オープンはまだまだだ。
せめてオープンが満足できるようになったら。
ワンフットを教えて貰う。
”ゼロストップの状態からスタートできるようになったら、
できてる証拠だよ。アウト側が弱いと出来ないからね”
やってみる。
あ、立ち止まった状態から、
助走ゼロの状態からワンフットでのスタート、出来ない。
そうか。ワンフットも足りないな。
すーGさんに別れを告げて、再び滑り出す。
オープン。
風に負ける!
まともにパイロンが通れない!
この向かい風の中、
それでも、トレーニング版飛燕はそんなに苦労しないでもできる。
きちんと推力を得られるものはなんとかなるって事か。
推力を得られないものは、まだきちんとできないって事ね。
その後も練習を続けた。
右足側を前にしたオープンも練習したけど。
風が強くなったので、早々にあがる。
ちょっと滑べり足りない。
でも明日、有給とったから、明日も滑べれる!
030223
土日、二日分。
スキーの話はしていたんだけど、結局土曜日はインラインの日。
生憎の曇り空。気温も低かった。人出も少なかった日。
それでも移動している途中で体は温まった。
3週間ぶり、かな。
足が違和感感じる。
ウィールが回らない、回せない感じ。
パラレルやってフロントクロス、それでバッククロス。
バッククロスでこけそうになり、パイロン倒す。
後ろ向きの動作がだめだった。
スキーで無い動作はダメ?
全般に動きの固さを感じつつ、ワンフット。
膝を動かす。
おー、何とかなる。
トレーニングバージョン飛燕(スピンせずにパイロン抜けるまで、
フロント−オープン−バック−クローズをくり返す)をやって。
あー、これは全然駄目。
クローズに入るタイミングが、やっぱり遅い。
動かない足をヒイヒイ言いながら練習していると、何だか見たことのある二人組が来た。
〃こんにちわ〃と声をかける。
初心者のご夫婦だ。
〃ずいぶん久し振りですね。〃
苦笑いしつつ答える。
〃スキーに行ってました。〃
〃さがしたんですよ、先週とか。それで御相談があるんですけど。〃
そう言ってだんなさんのほうがスキー場のパンフレットを取りだす。
〃どこに行けば良いですかね。〃
このご夫婦は去年の夏頃、こっちに引っ越して来たそうだ。
元々スキーはご夫婦で楽しんでいたそうだが、こっちに来て初めてのシーズンで、
どこに行って良いか分からないと言う。
渡されたパンフレットを見て、ここはこうだ、あそこはこうだと話して、ノルン水上を見つける。
〃ここが良いですよ。〃
当前の如く奨めた。
それから高速の話とか、雪道の話とか話して、
ご夫婦は滑べって行ってしまった。
免許持ってない俺の説明だったんだけど。
高速の話とか、所要時間の話とかだから、良いよね。
それからオープンスネーク。
3週間前には何とか16個のパイロンを通過することが出来ていた。
やってみると、出来る!
おぉー、練習してるものは体に残ってるのね、さすがに。
それからはワンフット左右、トレーニング版飛燕、オープンのくり返し。
だいぶ時間が過ぎた頃、一人のスケーターが声をかけてくる。
挨拶すると、
〃あの、掲示板に書きこんだ○○と言いますけど。〃
あ、そう言えばすーGさんの掲示板、チェックしていない。
橋を渡って左ですよと、道満ローカルの人達の居場所を教えると、滑べって行った。
バックワンフット、少し。
片足で後ろ向きで滑べる練習する。
真っ直ぐ滑べるのは何とかできるけど、踵を挙げて片足スィズル、なんてのはちょっと辛い。
バランス崩しそうになる。
ウィールを奇麗に回さないと、体だけ行ってしまい、こけた。
それにしても体が温まる。
普段の技とは違うところの筋肉を使ってるのが分かる。
足がつりそうになって、すぐに止めた。
これもそのうち出来るように、したいなぁ。
それからまた滑べって、体の裏側のほうの筋肉が動かなくなる頃、
道満ローカルの人達もあがったので、俺もあがった。
日曜日。
薄日は射している、気温は昨日よりも高かった。
昨日の続き。
ワンフット左右、飛燕、オープン。
昨日よりは飛燕の通過率が高いような気がする。
オープンは逆にあんまりクリアーできない。
筋肉痛だ。オープンな筋肉が。
オープンな筋肉は確かにある、と思う。
今ようやく左脚を前にしているオープンスネークではパイロンが通れるようになった。
が、右脚を前にすると真っ直ぐ進むことも出来ない。お腹側にグルッと回ってしまう。
それを無理に固定していると、足がつりそうになる。
左脚を前にしたときは何とかパイロンを通過できるって言うのは、
やはりこれまでやって来た筋力が付いているから、だろうか。
一時期、少し前、寒さが厳しかった頃には少なかったのだが、今日はやや人出が多いように感じる。
アスファルトに腰を下ろし、一服しながらボーっとしていると、次々と人が通りすぎて行く。
この人達に見せ付けられるようなスラロームがしたいなぁ、などと思いつつ。
休んでいたら、風が強くなりだした。時計を見たら5時。
日が伸びたなと思いつつ、パイロンを片付けてあがった。
帰り道、足が重い。30になって感じるのは、回復力の遅さ。
この筋肉痛、また数日間引っ張るな。
030215
ノルン水上、再び。
今回はムラと柿沼、俺の3人で。
先週に引続き、ノルン水上に行く。
柿沼はその前々日、木曜日にもノルン水上に行ったそうだ。
仕事が終わって、5時。
そこからスキー場に行って、
ナイターで3時間程滑べって、家に帰って来て12時ぐらい。
”仕事帰りにちょっとスポーツクラブに寄ったって感じ?”
”まぁ、スポーツクラブよりもちょっとお金掛かってるけどね。”
その翌日も有給取ったりしないで、普通に仕事行ったそうだ。
朝の出発は5時半位だった。
”このぐらい遅くなると、
もう今日は止めようかって気になっちゃうんだけどね。前だったら。”
それでもノルン水上の第2駐車場に入って7時半。
駐車場入口で、第3駐車場と言われたのだが、
その第3駐車場にはまだ一台も車が入っていなかった。
うっすらと積もった新雪がまだ踏まれずに残っていた。
ガラガラと言う程ではなく、前回と同じような場所に車を止めた。
滑り出す。
天気は一日中曇ることが無かった。むしろ暑い位。
前回と同じコースばかりを滑べる。
モーグルコースには朝方降った雪が積もり、ガチガチではなかった。
そこから4連ウェーブ、ジャンプ台二箇所を飛んで一番下まで行くコース。
前回ジャンプで腰を打ち付けた柿沼だったが、見た目は普通に滑べってる。
”医者には滑べって良いですか?なんて聞いてないよ。
言うわけ無いじゃんありえない。”
普通に斜面を滑べり、ジャンプ台ではおとなしく飛ぶ。
飛ぶんだもんなぁ、スゲェよ。
かつて膝を痛めて、
2年ばかりどんな小さなジャンプ台も避けていた俺。
さすが柿沼だ。
村山はブーツで足に若干の痛みを感じていたらしいが、
あいかわらず、かっ飛んでいる。
下から見てるとジャンプ台の先端から2メートル近く飛び出し、
きれいに放物線を描きながらスプレッドイーグルを決めている。
ふう。
溜め息つきそうなジャンプ。
いつかあんなジャンプが出来る日が来るのだろうか。
その後はずっと同じコースを滑べって、同じところでコブを滑べり、
同じところでジャンプしていた。そのくり返し。
スキーヤー専用に設定されたコースには結局入らなかった。
だって対してコブも無かったし、未整地の斜面ってな位で。
何回目かにモーグルコースの入口に来た時。
家族連れのスキーヤーがコースの入口にいた。
小さな、小学校1、2年ぐらいの男の子と、もっと幼い子、
その両親らしき、俺よりもやや歳上な感じのするお父さんとお母さん。
男の子がコブ斜面に入ろうとするのをお父さんが止めているのかな、と、
しばし、待っていると、男の子がコブ斜面に入って行ってしまった。
あ、っと思う間にスルスルと、コブを降りて行く。
もの凄いボーゲンなのに、左右に降られすぎることなく、
コブをクリアーして行く。暴走もしない。
〃すげぇよ、あの子!。〃
と、ムラと驚いている間に、お父さんも滑り出した。
こちらも奇麗に、圧倒的に俺よりも巧い。
こどもは難なく一番下まで滑べり降りていた。
子供も巧かったけど、お父さんも巧かった。
いや、お父さんが巧いから、かな?
〃あの位からやってれば巧くなるよね。〃
何時も、若い連中を見て発する言葉。
あぁ、あの位からやってればなぁ。
3時ぐらいに上り、柿沼邸で、上村愛子のビデオを見る。
そうか、中学生位からやっててその数年後にはオリンピックでていたのか。
いや、過ぎた時は戻らない。
〃コブを巧くなるにはフラットから。〃
うん。基礎練しよう。
030210
あー、月九ドラマが面白くない。
久しぶりの道満彩湖。
カレンダー上平日だけあって、閑散としている。
午後になってから雲が出て来たけど、今日は温かい。
いつもの場所まで移動するだけで汗ばんで来て、
パイロン並べる前に上着を脱いだ。
スキーの疲れが抜け切ってないのか。
ウィールが回らない。
久しぶりって言うのも大きいんだろうな。
そう自分をだます。
年は取りたくないなぁ。
フロントクロス、バッククロスをやって、飛燕。
最初のクローズクロスで引っかかる。
うーん、やってないとこんなにも落ちるものか。
数回やって、やっぱり引っかかり続ける。
やっと一回通せた。パイロン16個。飛燕2セット。
オープンターンの時の前足、特に左脚を前にしている時、
オープンからバッククロスに移る足首の角度が変。
違和感を感じる。
本来どうだったか思い出せない。
参ったなぁ。
ワンフットは普通にできる。
さすがにこれは体が覚えている。
スキー板を履いてのワンフットはまだまだだ。
角付けだけでターンが描けるわけじゃない。
インラインでやってみると、別に角付けだけしているわけじゃないことに気付く。
爪先から踵まで、ひざで回している。
スキーも同じようにやってやれば良いんだろう。
できないんだけどな。
カービングターンをワンフットでやる。
インラインでできるのだから。
オープンスネーク。
チョロッとやったら、チョロッとパイロン16個を通過できた。
スゲェー。
が、次はできなかった。
何回かやっても10個位でリズムが崩れて、止まってしまう。
一回休憩して、
もう一回やったら16個貫通。
でも続けるとできない。
オープンは以外と筋力を使うらしい。
足が疲れて来るとダメだ。
と、言うことは練習続けて筋力が付けばなんとかなるってことか。
あ、バックワンフット、練習するの忘れた。
何か課題がいっぱい残ってるけど、春まで保留になりそう。
雪がある間は、ね。
030208
ノルン水上に行って来ました.
今回のメンバーは柿沼,高田君とムラ.
出発したのはいつもより遅いかなって時間だったんだけど,ノルン水上,着いたのは7時くらい.
もうリフトが動いてる!
ノルン水上は初めて行くスキー場だった.
水上の料金場を降りてから,約3キロの道のり.
むちゃくちゃ近い!
これだけアクセスが良いんならば込んでるんだろうな,と思ったら,
むちゃくちゃ空いてます.
土曜日だよね.
昼ぐらいにアナウンスが流れる.
”本日は大変混雑しております...”
4人乗り,クアッドリフトを眺めていると,
一人.無人,無人,二人,無人,一人...
リフトの平均乗車率一人!
こ,込んでるんだよねぇ.
4人で大笑いしていた.
おかげでリフト待ちは全然無かったんだけど,リフトの本数は全部で4本.
コースも5本くらい.
にもかかわらず,結構な斜度と広さのあるゲレンデは快適でした.
そんなノルン村上.
ここに行くことになったのは柿沼の発案なんだけど.
到着して柿沼の案内で一通りのコースを回る.
滑り出し,朝の圧雪されて整ったゲレンデは気持ちいい.
始め二本,頂上まで行くリフトが動き出すまで一番低いところを滑る.
それでも斜度は大きい印象を受けるのは,先週が玉原だったからか.
滑り出しなのに,高田君はいきなりワンフット,ムラもワンフット,柿沼まで片足で滑ってる.
あうあぅ.
一番上まで行くリフトが動き出し,それに乗って頂上へ.
それでもう,ほとんどの斜面を行ってしまった.
柿沼がそう説明する.
そう考えると飽きちゃいそうだったんだけど.
下り出す.
モーグルコースは,なんか変なコブ.
柿沼が先週コブ斜面だったというスキーヤー専用コース(土,日曜日のみ)は,
コブがない.
”一コブで 二コブ美味しい ノルンかな.”
皆で笑う.ほんとコブ関係はあんまり恵まれていなかった.
それでも斜面は良い.
雪質もいい.
快適に下っていくと,いくつかジャンプ台が設置されていた.
4連の大きなウェーブ.
ジャンプ台が4カ所.
パークという形で,ハンドレールも設置されている.
下の方にはスキーヤーかボーダーが作ってしまったんであろう,
合流路の斜面に溝を作って,ジャンプ台になってるところもあった.
先週の玉原でジャンプを少し飛べるようになったんだけど,今日の板は148センチ.
少し躊躇していたが,飛んだら飛べた.棒ジャンプだけど.
一通り斜面を回って,結局モーグルコースから,4連ウェーブ,ジャンプ台が二カ所,
一番下で合流路斜面のジャンプ台を飛ぶ,と言うコースを選ぶ.
俺はその合流路のジャンプ台の手前にある,低い,ほとんど高さのないハンドレールで,
ハンドレール初体験.
イヤ,もちろん全然ダメだったんだけど.
横向きにした板のエッジが金属音を立てて滑るのは結構面白かった.
これで完全に通過できたら,楽しいだろうな.
ジャンプ台の一カ所目は4連ウェーブの後,4,5メートルはあるほぼ垂直な壁だった.
ムラが綺麗に飛んでいるのを見て触発されたのか,
柿沼が4連ウェーブから減速せずに突っ込んでいった.
かけ上って,飛んで,背中が下になって,そのままグシャッと落ちる.
柿沼は落ちた後,少し動いて,また動かなくなった.
慌てて俺達も駆けつける.
腰を打ったらしい.そのせいで呼吸が困難だったそうだ.
動けない柿沼を見て,スキー場の人も,駆け寄ってくる.
パトロールを呼びますか,と言うことだったけど,それは結局断った.
柿沼は何とか動き出した.
そこでいったん食事休憩にする.
食欲が無いという柿沼であったが,元気ではあった.
ノルン水上の食堂は,若干高いかなと言う印象を覚えたけど,
豚生姜焼き丼と豚汁(大),1400円+消費税のメニューは結構満足.
食事後に再び滑り出す.柿沼はとりあえずと言うことで上に上がる.
が,その一本で結局上がってしまった.
食事後にはモーグルコースはエキスパートクラスのスクールの人達で埋まっていた.
中盤に溜まった彼らの手前でコースを外れる.
モーグルコース+ジャンプ台を数本やって,3時頃上がった.
ムラは基礎練やって,それなりに効果があったそうだ.
高田君はシーズン初スキーなのに,そんなこと全然感じさせなかった.
柿沼は結局,帰りの車を運転してるときにも,家に着いてからも痛みがひくことはなく,
夕飯を食べる頃には晴れだしてきていた.
それでも結構楽しかったのは,148センチの板でも何とか飛べたためだろうか.
うん,満足.
030202
スキーに行って来ました。
今回は今シーズン発の会社の人達と一緒に。
行き先は玉原。
”朝4時出発?早いよ。”
と言う意見もあったんだけど、眠い目をこすりつつ、出発。
途中合流の同期で、全部で4人。
到着したのは7時半。それでも駐車場の半分は埋まってた。
やっぱり日曜日、都心にこんな近いスキー場は、やっぱり込むよね。
滑り出しは8時。
今回は先輩からスキーボード、90センチの板を借りた。
同期もスキーボード100センチ。
若手二人はスノーボード。
玉原だから長い板でなくても良いかなって思ったんだけど。
とりあえず一通りぐるっと回った後は、今日の目的、ジャンプ台へ。
玉原には大小含め4箇所のジャンプ台、
それと飛ぶにはちょっと低いウェーブがいくつか設営してある。
去年まで、ジャンプは練習して来なかった。
かつて膝を痛めてから、随分長いあいだがあって、
十分に完治してると言う意識はあった。
それでも長い、今使ってる148センチのカービングの板ですら、
着地に失敗して、テールを引っかけた際に、
膝に強い痛みを感じることがあった。
ジャンプを練習したい。
でも怪我はしたくない。
いや、怪我はできない、かな。
そんなことはともかく。
怪我せずに練習するには。
着地に失敗してもダメージが最小限になるように。
と、いう発想のもと、スキーボードを借りたのだが。
一番高いところまでリフトであがる。
降りていって、ジャンプ台の最初のところに来る。
さぁ、度胸一発、って奴だ。
加速する。加速して、最初のジャンプ台はパス。
ダメ、恐い。
次のジャンプ台、ややなだらかに見えるところ。
入っていく。
飛んだ。
ひどいものだ。
着地こそ失敗しなかったものの、足は乱れて、体軸もバラバラ。
そのまま次のジャンプ台へ。
行け。
飛べた。
カッコ悪いけど、なんとか、なんとか飛べた。
降りていって再び一番上まで登るリフトに乗る。
同期と若手一人は飛ばなかった。
もう一人の若手は堂々と一番最初の、一番大きなジャンプ台を飛んでいた。
”人間ってさぁ、自然に手を回しちゃうんだね。バランスをとろうとして。”
リフトの上でとんだ方の若手に話す。
あまり上手くない人が飛んでるのを見ると、結構手を回している。
自分もそうだった。無意識的にやっていた。
その後、昼飯前まで何本か飛んだ。
着地はまだヘタクソだ。
時々テール側が先に接地している。
それでも、棒ジャンプだけれども、
今まで友人連中が飛んでるのを見てるしかなかった、玉原のジャンプ台を飛べた。
昼飯を皆で食べた後は、皆で一緒に滑べった。
途中からジャンプ台ニ行く組と、
こぶ斜面組(スキーボードとスノーボードの二人)に分かれていたんだが。
緩斜面の続く森林コースへ。
斜面は緩いけど、雪質は最高だ。
オープンを試す。
うーん、頑張ればできそうだな。
そしてワンフット。
148センチのいたでは出来なかったんだけど、
できる。右足でカービングターンできる。
左脚はダメだ。
ずれちゃう。
滑べり初めのとき、普通のパラレルも、左ターンが不安定だった。
自分のできない所がハッキリする。
ジャンプ練習で失敗しても、ダメージ少ない。
いいかもスキーボード。
6、70センチ位の板、買っちゃおうかな。
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