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nikki

通り過ぎたモノたち

 

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030629
朝起きて、頭痛。
超食後も少しまったりする。

今日も暑くなりそうだ。

道満に着いて12時半ぐらい。
西浦和駅からシティランして来て、カマキリ公園の坂を降ると、
見知らぬスケーターがワラワラ。
ちょっと行って東屋前にもワラワラ。
道全部を使ってAフレームターンしている。
それも曲り切れなくなって慌てている人もいた。
すれ違うときに草地へ逃げた。

日本ではインラインスケートはマイナーなスポーツである。
シティラン中の周囲の視線で感じる。
その中でも、そのコア層は今、晴れた日に道満に溢れるスキーオフトレ系であろう。
スラロームは、更にマイナーであるに違いない。

そう言う認識を確認しつつ、監理橋を越える。
暑い。
ちえ蔵さんとだんなさん、290さん、楓君は来ていた。

と、久々の上尾水上公園のケンジ君。
朝の10時からの滑り出しだと言う。
そのときパイロン並べていたのはケンジ君の一列だけ。
その他の常連さん達は周回に行っていた。

自分のパイロン並べて基礎練。
飛燕をやってた頃、
人が揃い、基礎練一回目。

その後なっしーさんじゅんさんが来たところで再び基礎練が始まっていたが、
そちらには参加せず、
ちょうど同じタイミングで始まっていた75センチ基礎練の最後尾に混ざる。
うっわ、全然出来ないな。

ストロールが細かくならない。
バックストロールでは道のわずかな傾斜に流されてしまう。

すーGさんにスペシャルを習うが、トゥートゥーの形を維持するのに、ふくらはぎの筋力が足りない。

大人達が多少へばっていた時間帯。
ゆなちゃん、ヒロリンさんとこのご兄弟、ポヨコちゃん、ミニガーデンズの二人、
と行った道満キッズが元気に遊んでいる。
とくにインライン履いてた子達が、あれは競争していたのか鬼ごっこか。

大人が負けてちゃいけない。

でも、負けていた。
くまさん、ご馳走さまでした。
ヒロリンさん、ご馳走さまでした。
へばってた頃にちょうどお菓子を頂く。ご馳走さまでした。元気出ました。

4カ所にパイロン、ばらけてのフリーラン。
まん中の曲ったところで鬼足を片面ずつやって、両面化する。
ほんとは最初から両面やるつもりだったのだが、何だか混乱した動きになったため、
片側ずつからやり直していた。

課題は昨日とおなじく、目線先行。

両面鬼足。
上手くできない。
視線が切れる、視線スイッチ終了、そして軸がずれることの繰り返し。
じゅんさんからアドバイス貰う。
バッククロスでの視線移動の練習。

バッククロスを2回。クロス、開いてクロス、次に開いているときに振り向き方向を入れ換えて、
足も入れ換える。
視線移動付きバッククリスクロス、と行ったところか。

2回バッククロスをやるのは、
1回ずつの目線切り替えでは高速化した際に目線の移動が追いつかなくなるから、とのこと。

以降ずっと目線移動バッククリスクロスを続ける。
やってもやっても出来ない。

数回に1回くらい、肩の上からしっかり後を見ていて、3個くらい先のパイロンが見れている時がある。
が、多くは視線の移動の際に軸ずれを起こし、バッククロスが続けられなくなっていた。

難しい。
目線を切り替える直前までパイロンを目で追っているからいけないのだろうか。

撤収寸前に真直なところで両面鬼足をやったけど、やはり視線の移動は上手くできなかった。
もっと早く視線をスイッチすれば良いのだろうか。
スイッチ時間が長くて、次のパイロンが迫って来ている?

来週への課題。

始めに飛燕ありき、だ。
完成された、視線が常に切れることの無い飛燕は、顔の向いている方向に動く。

鎌鼬。
クローズドターンの前に目線の切れるこの技で、自分がどこを見ているか?
見ていない。次のパイロンが見れていない。リズムで回っていた。

目線先行。
これが出来ればきっといろいろ出来るようになるはず。
練習しよっと。


030628
朝から雨降りだったけど、昼前に雨は上がり、湿度の高い空気だった土曜日。
家の前のアスファルトが乾いたので、道満でも滑べれるだろうと家を出る。
人気の無いカマキリ公園を過ぎて、監理橋へ向かう途中、
彩湖の水が抜かれてることに、臭いで気付く。
澱んだ水の臭い。
彩湖の護岸の掃除が始まっていた。
道々に作業車が止まっている。

監理橋を越えて、橋の上から見て誰もいないことに気付く。
めずらしいこともあるものだ。誰か来ていると思っていたのに。

そうでもないか。
まだアスファルトは湿っていた。

監理橋を降りて右に曲る。あすなろコーナーへ。
眼前に土砂運搬用のダンプカーが二台。
反対側には護岸工事の人のものらしい車が二台駐車してあった。

ちょうど時間的にはお昼時。
工事の人達が一事休憩で、そこに車を停めていたのだろう。

荷物を置いて、バックストレートの内周側を北駐車場へ向かって滑べってみる。
坂の手前まで行ったところで警備員の人に、“ご迷惑をお賭けします“と声を掛けられる。
“こっち側のみち(バックストレート)はダンプカーが通るんですか?”、と聞いてみる。
そうだ、と言っていた。

5輪の人は土曜日の滑べる場所の確保に苦労するだろうな。
日曜日には工事はしてなかったのだが。

もっともそれは5輪の人に限ってないのかも知れない。
あすなろコーナーにも工事の車輛が往来しているのだろうか、所々土が落ちていた。
濡れているときには滑べる。

パイロン並べて基礎練。

一人滑べってると、一人のスケーターが通りかかる。
“今日は“と挨拶しても目をそらされる。
暫くしてもう一周して来たのだろうか、ふたたび通りがかったときには後から女性が着いて来ていた。
ヘルメットまでかぶって、先端保護したストック持って。
ふたたび挨拶するも返事無し。目をそらされる。
ちぇっ。

飛燕やってる頃に楓君登場。
その頃にはもう既にアスファルトが乾いていた。
二人、黙々と練習。

楓君がメール打っていたらしい。
桂馬さんが来た。

そのときちょうど鬼足を練習していた俺に桂馬さんからアドバイス貰う。
私的メモ。
“鬼足は踏み替えることで鬼足っぽくなる。“
それまでやっていたのはオープンクロスから“ヌルン“と足を浮かさないでフラットに移行していた。
そうではなくて、オープンクロスも踏み替えて入り、
そのままほとんどワンフットに近い形で、
オープンクロスの後から来る足をフラット位置に持って行き、
浮かせたオープンクロス先行足を着地させる。

それで、“ガッ、ピシッ“となるわけだ。
ヌルンと両脚を設置させたままでは妙にこの、“ガッ、ピシッ“と言うイメージになってなかった。

ふたたび鬼足。

そうしているうちに楓君のコンビネーションの解析が桂馬さんによって行なわれる。
フロントクロスからオープンターン中でトランジッションしてバッククロスへ入る、
いわゆる“ドクター飛燕“の動き。
バッククロス後、パイロンを巻き込んだ360度クローズドスピンしてふたたびバッククロス、
次のパイロンで先のクローズドターンとは逆方向へクローズドターン180度、
でフロントクロスして逆方向へ。

やってみる。
出来ない。
360度クローズドターンの後バッククロスに入るのが難しい。

同じくパイロン数6個のコンビネーション、飛燕後にスピンの“信長“に比べると、
クローズドスピン後にバッククロスに入らなくてはいけないため、
楓君のコンビネーションのほうが難しく感じた。

そうこうしているうちにりょおさん、ちえ蔵さんだんなさん達が到着する。

で、フリーラン。
俺は先週から課題に感じていた、”目線先行”を意識して、“家康“両面。
何かあんまりだなぁと思っていたら、りょおさんにアドバイス貰い、鬼足両面をやる。

うん、全然”目線先行”できてない。
バックになったところでほぼ真下を見て、
そこから次のパイロンは肩より下の位置からのぞき込むように見ている。

その後さんざん両面繰り返すも改善できない。

りょおさんに”秀吉”習う、って言うか実際にはそれでパイロン入ってないので、聞いた。
鬼足後にトゥルースピン180度、とのことなのだが。

そもそも”トゥルースピン”。
クローズドターン、いやクローズドスピンで後から来る足を、
ほとんど第一ウィールだけの接地にして先行足に近づけてスピン速度を上げる、とのことだった。
りょおさんがやるとキュルンって感じ。

これを、おなじく第一ウィールのみの接地にした後から来る足をスタンスを取って、
比較的ゆっくり回るとだんなさんやなっしーさんの”猫ターン”になるそうだ。

同じクローズ系のターンやスピンでもいろいろある。

スピンはほとんど練習して来なかった。
帰りにりょおさんに送ってもらい、道々スピンに着いて教わる。

オープンからのスピンでは全ウィール接地にするとブレーキが掛かるから、
片足を第1ウィールだけとか、
片足を第1ウィールもう片足を第4ウィールにして接地抵抗を減らすことで、
キュルンとスピンする、そうだ。

ふう、出来ないこと多いな。
まぁ、一個ずつ。

お手本は周囲に沢山いるんだから、良く見て、聞いて、真似していこう。
道満の皆様、お世話になります。


滑べった後は、飲み会。道満な飲み会、初参加。
ちえ蔵さんのお誕生日会、そして290さんのお別れ会。
ちえ蔵さんの名言、”みんなぁ〜、生きている限り滑べろぉ〜”。

そしてさようなら290さん。

いろいろ教わりました。ありがとうございました。
これからはスキーで、またお会いできると思います。そのときはまたいろいろ教えて下さい。
お元気で、290さん。


030622
到着して、あすなろコーナーに向かうと、一番手前に黄色の志村レーシングチーム(?)の方々、
バックストレート側ににもスケーターな一群がいた。
カマキリ公園から来る途中にスキーオフトレっぽい集団がいたが、
一体どれほどのスケーターが今日道満にいたのか。

バックストレートの終りくらいの坂近くにもスケーターが集まっていたらしい。
何人かがデモンストレートに行っていた。

11時頃からの滑り出し。
先に来ていたのはちえ蔵さんとだんなさんと桂馬さん。

あすなろコーナーでも、一番奥まったところに75センチパイロンを並べてあった。

その更に奥に、だんなさんと共に1.5パイロンのマーキングを作る。
バッククロスをやっていると、うっそうとしたススキに若干のプレッシャーを感じるのだが。

そこのパイロンを使って基礎練。
アーロンは今日置いて来た。新品のSTー10で滑べる。
へたってないインナーのお陰で、滑べりやすい。

昨日程の暑さでもなかったが、それなりに暑かった。

昨日の、だんなさんの、スポーツ飲料の粉を持って来て、道満で水を加えると移動の時に荷物が軽い、
と言うのを真似して、アミノサプリを粉末で購入して来た。
2L分買って来て、3倍程に稀釈して飲んでいたが、結局、
500mLのペットボトルで6回ぐらい作っていた。

水分は随分取っていたのだが、それなりに、昨日よりも体が動いていた、
少なくとも動こうと言う気になったのは、
やはり体が暑さになれたせいだろうか。
慣らさないと。
夏が越えられない。

レギュラー陣が揃う前に妹とムラヤマが到着する。
ムラヤマをだんなさんに紹介し、
ムラヤマがだんなさんに75センチのコツを聞いていたのを一緒に聞く。

基本はワンフット、と言うのは前にも聞いていたが、
改めて。
私的メモ。
踵重心。足裏は指が全部浮いているような感じになる。
そのままではスッポ抜けてしまうので、膝を曲げて体を前に、臑をタンに押し付ける感じで。
スキーでも膝曲げて、とやるけど、重心が違う。

ムラヤマはそれを身につけるべく今日一日、何かと言えばワンフットやっていた。

道満レギュラー5強夫婦、そしていち君とともきちさん、
ほっちさんしん君が揃った頃に基礎練始まる。
今日のリーダーはベルさんであったため、“ベル“練となった。
ちょうど一列に並んだ、20個、20個のパイロン。
これを連続して使っての基礎練となった。
バッククロス順方向やって、次のパイロン列で逆方向、と言うふうな基礎練となった。

パイロン列二列使ってるからちょっと贅沢。
と、言うかかなり集中して短時間で基礎練が出来た。

そしてフリーラン。

鬼足を練習する、が、何かオープンクロスの足が逆な気がする。
とりあえず両方向練習したんだけど。
哀愁、ソレイユと言った類似パターンの動きも覚えてしまいたい。
きちんと覚えないと、妙に混ざってる気がする。

並んだ3つの1.5パイロン。そして75センチ。
そこそこで個性的な練習が行なわれていて、どこに参加しても楽しそうで、迷ってしまう。
その中で、じゅんさんから昨日に続き新技を習う。
“家康“
体が同一方向で4個のパイロンパターン。
フロントクロスから鬼足的なオープンクロス、フラット、そしてクローズターン。

で、あってるんだっけ?復習するの忘れた。
昨日覚えた信長は、昨日の逆方向を練習していたのだが、最初の360度クローズドターンで転んでしまう。
こっちのターン、苦手方向なんだろう、と思う。
ターン速度を得るために足が浮いていて、ウィールにしっかり体重が乗っていなくて、
それで不安定になり、こけた、と思う。

じゅんさんに視線を指摘される。
360度ターンに入るところで足もとのパイロンを見てしまうため、ほぼ進行方向が向けていない。
じゅんさんのお手本を見ると目線が先に移動している。

課題が残る。

なっしーさんからは“梵天丸“を習う。
クレージーのフロント、クレージーのバックから、足を切り替えてもう1回バッククロス。
そしてXバック的な動き、クローズドクロスして、ふたたびクレージーのフロントのルーチン。

クレージーのバックから足を切り替えてバッククロス、
と言うとクレージーサンがこういう動きがあったなと思う。
1.5のパイロンでやってるため、べたに足を着けていても足の切り替えまで余裕があるのだが。
切り替える足が浮く、なっしーさんのやり方。
そしてバッククロスからクローズドクロスのところ。
なっしーさんがやるとパンとクローズの足が来る。
この二箇所、非常にトリッキー感があふれているのである。

やはり同じようには出来ない。

ほっちさんが闇練の様子をビデオ編集したのを見せてもらった。
前に見たK2のインラインフリースタイルみたい。見ていて何かエネルギーが出てくる。

なっしーさん、じゅんさんのコンビネーションと言い、
ほっちさんのビデオと言い、
何でスラロームはこんなにワクワクするんだろう。

帰り際、俺の日焼けした足にはくっきりプロテクター痕が日焼けで着いた。
SBと書いてスケートバカ、っぽくて結構気に入ってるんだけど、普通の感性だと、やはり変だろう。
まぁ、どうせ普段は隠してるんだから。


ところで、夕飯を妹夫婦と食べた不二家で見つけた、これ。

???

ついついインライン系なアイテムに反応してしまう


030621
家に帰って来て、シャワーを浴びているときにびっくり。
顔って言うか頭部全部がまっ赤になってる。

陽射しも強かった。気温も高かった今日。
梅雨の中休みだと、天気予報では言う。
東京の気温は33度を記録したらしい。
道満はどれだけだったのだろうか。

カマキリ公園に着いたのが11時くらい。
人出ははだいぶ少なくなった。
“この天気では焼き肉する人も少ないだろう“、とはダンナさんの談。

カマキリ公園を過ぎたところで中根先生にすれ違う。
“新しい集合場所はどこになったんだい?“
まだ決まってないです、と答える。
監理橋を降りた右側に人がいると聞く。

新しい場所は、まだ決まってないと思う。今日到着した時点では。

監理橋を越える前にちえ蔵さんとすれ違い、越えると、
右側にパイロンが並んでいて、ダンナさんが滑べっていた。
これまで生い茂っていた“あすなろ“コーナー付近の草が刈り取られていた。
そこに荷物を置いた。ダンナさんの荷物の隣。

“あすなろ“コーナーとは上手いことを言うなと思う。
すーGさんのホームページの言葉なのだが。
もっとも桧舞台がこっちに移動してしまったのだが。

日陰は、無い。

それから一通りの基礎練やって、飛燕までやったところで、
彩湖側に生えている木の陰に座り込む。

それから道満レギュラー陣が揃うまではだらだらと、
数回パイロンに入っては水分取って、休んで、のくり返しをダンナさんとしていた。
そんな状態の中、中根先生とちえ蔵さんはトレーニングに行き、
BONT Kazaxの人達はもくもくと周回を重ねていた。

今日は先週雨で延期となった一般向けスピード講習会。
BONT Kazaxの人達はバックストレート側の木の下に陣どっていたが、少しづつ人が集まって来ていた。

お昼が過ぎる頃に常連陣が揃う。
道満4強夫婦によしさんと俺。
くまさんが仕事してから来たので遅れて来たが、
夕方頃、入間の本間さんご家族が来て、普段見かける人はそれだけしか来なかった。
もっとも今日は道満キッズランが行なわれている。
多くの人はそっちに行ったのだろう。

人が揃ったので、基礎練となる。
俺がリーダーになってしまう。
しかし、結局はフロント系の一連の技をやったところで、給水して、
そのまま自然に終ってしまった。
立ち上がれない。気力が続かない。

それから暫くはだらだらと輪になって時間を潰す。
会話の内用は、資格の話から英検3級とか剣道5段とか、書道とか。

照りつける太陽がパイロンに入ろうと言う気力を奪っていた。
午後から始まったBONT Kazaxの一般向け基礎スピード講習会は、始めにインラインを履かないでのランニングから。
その後もインラインを履かないで、輪になって柔軟していた。

くまさんが到着する頃には、多少日が傾いていた。
気温は決して下がってはいなかったけど、これ以上上がることもないようだった。
やっと動きだす。

今日の新技。発案者じゅんさん。
名称、あえて片仮名で標記させて頂くが、ノブナカ。
飛燕ルーチン、バッククロス後、
4個目のパイロンのクローズドターンのところが360度クローズドのスピン。
回転終了後、後ろ向きフラットでパイロンを一個通過。
次のパイロンでクローズドターン、180度の回転でフロントクロスに入り、
逆方向のルーチン。

ダンナさんの言葉を借りるならば、540度の回転を分けてやるとのニュアンスらしい。
これをジュンさんがやると、フラットが入るためにアクセントとなり、凄い恰好良い。

フラット部分で失速する。
逆方向のルーチンまで行けなかった。

その後、くまさんのルーチンの徹底解剖。
フロントクロス後、オープンターンして、ドクター飛燕型の運足でバッククロスへ。
もっともそのドクター飛燕を知らないので、鎌鼬風のバッククロスの入り方と覚える。
バッククロスからやはり鎌鼬型のクローズドターンでフロントクロス、
熊殺しでバッククロスへ。
これでパイロン5個のルーチン。

熊殺しの向きで悩む。

この後もくまさんのオープンスピンから片足、
足上げスピンが披露されたんだが、ちょっとマトリックス系の恰好良さ。
踵落しとか、後ろ廻し蹴りとかそんな感じになるんだけど。ガァーと足が上がる。

りょおさんによる鬼足講座。
バッククロスからチョンチョンでフロントクロス、ガッとオープンクロス。
この時オープンクロスは先行足がパイロンの向こう側、
体の正面側、後から来る足が背面側になる。
用は鎌鼬のオープンクロスとは足が反対。
その後、フラット、ぴしっと。
そしてバッククロスへ。

この、チョンチョン、ガッ、ピシッとの、ピシッとが良く判ったんだけど。
今までやっていても何かフニャッとしていたので。

でもやってみるとイメージと違う。何だろう?やっぱり、ピシッとしない。

この後、
なっしーさんとじゅんさんによるオリジナルルーチンの組み立て方の説明があった。

何かグダグダしていた感が強かったんだけど、こうやって書いてみると意外と中味があった気がする。
っていうか俺が出来てないのが一杯出て来た。

1.5もやること一杯だな。

日がな一日、日の下、日陰の無いところにいた。
とりあえず天気の様子を見て、また東屋付近への拠点の移転を考えようと云う事になった。


030616
もっと速くなりたい。
一人のスピードスケーターの言葉。

スラロームをするスケーターが割とワイワイ言いながら滑べってる中、
スピードスケーターはただもくもくと滑べってる。同じコースを周回重ねている。
もちろん何度も周回すれば肉体も疲労して来るだろうけど。

ちょっと休んで、また滑べりに行く。

そんなスピードスケーターの言葉。

人の欲望と言うやつは果てしないもんだ。
ただお金が欲しい、とか、そう言う願いにはヒイテしまうのだけど。

早くなりたい。
お金が欲しい。

なぜ、前者には尊敬や畏怖すら感じてしまうのか。

考えれば簡単なことだ。
お金はもしかしたら手に入るが、スピードは天性でなければトレーニングでしか手に入らないからだ。

もちろん、努力してお金を手に入れようとしている人もいる。
欲しいと言う理由はともかく。
そう言うふうな成功も、俺は良いと思う。

あぁ、そうだなと思う。
自分では何もしない人が厭なのだ。

例えどれほどあつかましくても。ジタバタジタバタ。
それでもあんまりイタイのは厭だけどね。
いや、違う。
いちばん駄目なのは、何も望まない振りをしている俺なのかも知れない。
欲してはいるくせに、欲しているそぶりを外に出しまいとしている。

そんなのが、俺にはすっかり身についている。


030615
目覚しで起きて、朝食をしっかり取って、普段通りの日曜日の準備した今日。
朝10時くらいで、蕨駅に向かう途中でポツポツ来ていたけど、空は明るかった。

道満着。
カマキリ公園ががらんとしている。
往来する人もマラソンする人か、自転車に乗る人ばかり。
散歩している人を見かけない。

何で?雨降ってないよ。

インラインに履き替えてるところで、周回中のちえ蔵さんに会う。
ダンナさんが一人でいると言う。
場所は監理橋を越えないところ。
中央駐車場からカマキリ公園側に向かって滑べって、最初の東屋の前だと聞く。
まだ時間早いから誰も来ないんだな、と普通に思う。

東屋に向かうと75センチパイロンが一列だけ並んでいた。
到着。
旦那さんに挨拶して、柔軟してネルソンとX。

白線上に並べたパイロンは、越えるときに微妙な段差感。
そしてヌルッと言う感じ。
多少いつもと違う感じに戸惑う。

ダンナさんが5輪に履き替えて周回に行ってるときにクレージー。
“パイロン間隔適当だよ。“
”5mのメジャーありますけど。“
“いいよ、真っ直引けないでしょ。誰か来たら引こうよ。“

それからワンコーン。
ワンコーンクレージー。
ピタッと止まってみる。左右が対称にならない。
普段はなんとなく流しちゃってるから、たまにはチェック。

その後ワンコーンクレージーサンをやろうとしたら、回り切れないことに気付く。
ワンフットのアウトが弱い。
乗り切れていない。安定しない。
そこでワンフットで輪をグルグル回ってみる。

右ワンフットフロントのアウト側、左ワンフットバックのアウト側が安定性が悪い。
何度かしりもちを着く。

だんなさんの目線に気付く。うん、確かに俺、変だ。
事情を説明する。
ダブルクレージーなどのアウト側に乗る、
と書くとベルさんにアウト側じゃない、と言われそうだけど。

本当はフラットで、楽だから皆アウトに乗っている、と以前に話を聞いた。

アウト側に足を動かすのが苦手だと言うと、
旦那さんがワンコーンクレージーのお手本を見せてくれる。
普段足ばっかり見ていたんだけど、上半身、背骨の線がずれない。
凄いなぁ。

私的メモ。ダンナさんのアドバイス。
“ダブルクレージーは完全にワンフットアウトのつもりで。“
“体の下に足があるときには、踵に重心を置く。”
”前に出して横に抜くときに踵だけ乗っていると、スッポ抜ける。“
”膝を曲げてタンに乗せて、踵重心。腰を落して上半身を前に持って来る。”
俺は体が伸び切っていた。
”膝を曲げてまん中に乗る、踵重心にする、トゥーに乗る、の3つの重心がある”

体勢の話をしているときに、おやと思う。
タンに乗せて、膝を曲げて腰を落して、この姿勢はスキーと同じ?
だんなさんもそう思ったのだろうか。
”スキーのパラレルのときに内足に乗る練習あるでしょ。”
そう言って、実演して見せてくれた。
”あれやってたから結構早くできたよ。”

スキーでの内足乗り。
やったことはあるんだけど、そう言えば今シーズンやってなかったかも。
ほんとに滑べりものの重心って同じだし、出来てないものはアイテムが変わっても出来ないんだな。
スキー中でも伸びてるって指摘されたことがある。

それからパイロンに入らず、アウト乗りの練習。ダブルクレージーっぽい運足で行ったり来たりする。

雨のため、昨日から延期、そして中止になった BONT Kazax一般向けスピード講習。
それでも今日、知らないで来てしまった人のためにと、
バックストレートのほうにBONT Kazaxの人が来ているのだと言う。
ちえ蔵さんは3対1でマンツーマン講習を受けていた。

ワンフットのアウト側。
1.5でやってるときには気付かなかった。
ここまで踏みこめない、安定しないとは。
自分の弱いところに気付けたのだから、今日はそれなりの成果、かな。

2時頃、ポツポツし始め、またベアリング洗浄するのもなんだからと、
そのまま撤収、旦那さん達と判れた。

朝電話して道満に来ないかと誘った友人も、既にポツポツ来たからと、12時頃に来ないと連絡して来た。

梅雨はこんなもんかな。
確かにこの時期雨が降らないと夏場の水不足になっちゃうなんて話は判るんだけど。
頭は判っても、滑べり足りない気持ちは納得してくれない。

和光樹林公園が懐かしいな。


030614
微妙な天気が続く梅雨シーズン。
昨日は時々晴れ間も出ていたって言うのに。

12時前ちょい位に道満入り。
駅からの道々、歩きながらも汗ばんで来る。
今日は暑くなりそうだ。
が、その割に空模様が安定しない。

カマキリ公園を見おろす土手の上から、自転車らしいヘルメット姿が目に入る。
早い移動速度ながら随分密着しているなぁと思っていたら、
スピードのスケーターの方達だった。
お揃いのユニフォーム姿の方数人に混じって、チエ蔵さんがいた。

あんなにも早いのか。
速度から自転車だと思ったのだが。

いつもの場所、監理橋を越えた場所に向かう。
みずウォークと言うイベントが行なわれていた。歩け歩け大会?
途中ではソフトボールをしている人達が一杯いた。
道路のほうにも出てアップしていたので、脇へよけて通る。
いかにも不快指数は高そうな今日なのに、各種イベントによる人出は多い。

監理橋を越えるところで、監理橋を降りた左側にパイロンが並んでいないことに気付く。
彩湖の南側の工事は6月10日から始まっている。
終るのは10月1日だと言う。
道満な方々が、新しい場所に移ったのかと思う。

正面のバックストレートのほうに何人ものスケーターが集まっている。
これが一般向けのBONT Kazaxの講習会だろうか。
午前中には大会に出る選手向けの講習会が行なわれていたらしい。

橋を降りた右側で、ゆなちゃんに出迎えてもらう。思わず微笑む。
だんなさんが既に来ていて、パイロンを並べていた。
が、その場所も工事のためいずれ封鎖されると話を聞いた。
新しい場所を探さなくては行けない。
すぐ後から来たりょおさんとくまさんが話していた。

しかし、最近の人数の増加に対応できる場所。
一度だけ行ったことのある以前の場所は、確かパイロン列二つ。
俺が以前滑べってた場所も二列くらいしか並ばない。

くまさんは5輪を履いていて、りょおさんもST−10じゃない。
お二人とも周回のやる気が満々である。
それに合わせ、だんなさんも5輪に履き替えて、周回に行った。
後から来た桂馬さんもアーロンで後を追いかける。

責任を持って、荷物の番をしていました、俺は。
だってアーロンで本気な5輪の方達の後を追うのは一度後悔しましたから。

皆さんが行った後、パイロンで滑べり始める。
あ、荷物の番は、このとき、はしもとさんとはむしんさんがいましたので。

一人基礎練、だったのだが、途中で雨が降り始める。
止むだろうと思っていたが本降りに。
体が濡れる分には何の問題も無い。
どうせすぐに汗ダクになっちゃう、そんな蒸し暑さだったし。
ベアリングは、洗浄すれば良い。
しかしバックスネーク中にウィールが横滑りしだし、止めた。

ちょうど俺が滑べるのを止めた頃、周回に行った皆さんも戻って来る。
当たり前だが、結構ずぶ濡れである。

少し雨宿りするが、雨が止む様子もない、止んでも乾くまでは時間があるだろうと、
撤収と言うことになった。

そのままカマキリ公園のトイレで着替えようとしていると、
携帯に妹から連絡が入り、こっちに向かっていると言う。
合流まで時間が掛かりそうだったので、
雨に濡れていない乾いているアスファルトを探して、道満の南の端、高速道の下へ行った。

既に雨宿りしていたのはスキーオフ取れ系っぽいインラインな人達。
結局その人達は滑べらずに理論的な講習だけして、上がってしまった。
後から普通の、バーベキューな人達が一組来たが、
俺は一番奥の5メートル四方くらいの乾いたところに、パイロン3個だけ並べる。
間隔も適当に。

何をやろうか。
とりあえず不知火で八の字を描くように。たこ足?
ちゃんとしたたこ足の運足は良く覚えてないんだけど、とりあえず不知火で行ったり来たりする。
その後、右足前のVolte。やはり体の、視線の回転が遅い。

余り集中できずにあれこれやっていたところで、携帯が鳴り、妹夫婦が到着した。
駐車場で合流する。

“どうする“
“もう2時間くらいかかっても、アスファルト乾かなそう“
妹の旦那である友人にST−80を渡すべく、一度家へ。

そこからどこへ行こう、と言う話しになる。
話に聞いていた八潮下を提案したのは俺。

ネットで地図を調べ、カーナビに友人が登録し、1時間程掛けて、八潮に向かう。

八潮のその高速の下を一通り流す、が、誰も滑べってないし、
滑べっていた痕跡、ウィール跡なども見つけられなかった。

結局不完全燃焼のまま、サイゼリアで値段相応な夕飯を食べた。
何かイマイチ。
多少高くてももうちょっと高いお店で食べれば良かった。

そうじゃなくて、
もうちょっと粘って道満で滑べれば良かった。
ムラヤマ、すまん。


030611
友人は今週末が久し振りに休みだと言う。
メールした。
“滑べるかい?ST−80は譲るけど、UFSフレームは買ってね。“

これまで履いていたインライン、ST−80を譲る予定のこの友人は、
今のところ、K2のソフトなフィットネスタイプのインラインを履いている。

前々から、アグレッシブタイプのハードブーツが欲しいと言っていた。
その話をしていたのが、
ちょうど俺がアーロン(UFSのフレームに着け替えてスラロームに使用中)を買った頃だったから、
当然スラロームに使うのだろうと思っていた。
が、違うのだと言う。シティランに使いたいのだと言う。
アグレッシブの、あの小さいウィールのままで。

“アグレッシブのフレームは余って無いの?とりつけといて。“
このメールの返事からも気持ちが変わってないことが判る。

理由は以前聞いたことがある。
が、良く判らなかった。
町を滑べるならアグレッシブで。
とりあえず、それだけは判った。

どうするつもりなんだろう?

あいつなりのこだわり、なんだろう。
まぁ、良い。
俺の手もとには76mmのウィールが入るフレームのスペアは無いから、
とりあえずアグレッシブを取りつけとくしか無いのだから。

ひとしきり滑べれば飽きるだろう。その後どうするかは彼が決めれば良い
雨がポツポツ、降り出した


030608
二度寝しちゃったよ。
寝坊したら何が問題かって?

基礎練前に練習する時間が取れないんだって。
いや、それ基礎練なのかって言うツッコミはともかく。

あー、もう。
道満レギュラー陣なら知っている。
名前こそ“基礎練“となっているけど、最近はより底上げが成されていることを。
今日の課題は“全員パイロン倒さずクリアー“。
まだフロントクロスからクリスやスネークはともかく、
オープンとかバックワンフットとか、まだ無理。
ところがそこには抜け道があって、エスケープあり。
パイロン間でなくて、パイロン脇を20個抜ければオッケーと言う特別ルール。

1.5の後は75センチ基礎練。
ヨーロッパ技、各種。

その後は遅れて来たいち君がワンコーンやってるの見て、おれもワンコーン。
ワンコーンクレージー、と思ったらワンコーンクレージーサンとワンコーンフロント。
ワンコーン、フロント?

初めて見た。ワンコーンでフロントのダブルクレージーのみ。
当然前に進まないように、後から来た足を横90度に抜けるように、
かつ体重が残るようにしないといけない。
出来ない。

ところがいち君、なんか出来てるし。
スゲェなー。

遠目に向うのパイロンを見ていると、ともきちさんがやってるのは、
あ、あれはもしかして飛燕?!
思わず確認しに行ってしまう。
“漢字技初めて習いました。“
スゲェなぁー。

更に夕方、遅れてきたいけちゃん。
ワンフットスピンが何だか形になってきている。
スゲェなぁー、まじで。

“一個一個技覚えて行こうよ。“
だんなさんの言葉にはっとなる。
Volteを教わってたときのこと。
私的メモ。
Volte、ポイントは体さばきと目線の移動。
体の回転が遅くなると余裕が無くなってヒールでしか回れなくなるから。

技を覚えるときに足の運びだけまず覚えてしまうことが多い。
Volteは体の動きが無いと回り切れ無い。だから出来ない。

コツコツ。
周囲の成長は早い。
でも焦ってもしょうがない。出来ないものは出来るようにしていくしか無い。
コソコソ?
滑べってれば誰かがコメントしてくれる。それが成長を速める。
周囲の成長の早さがそれを証明している。

俺って飛燕始めたのって初めてから半年以上掛かってたから。
独修ではそんなもんだよな。

そう言えば最近は1.5パイロン入っても、飛燕と鎌鼬、時々不知火しかやってない。
75センチばっかやってる気がするけど。
1.5の課題を、最近持ってない。

が、それでも良いか、とも思う。
75センチには出来ないものが一杯あるんだから。
系統は違うんだけど、1.5と75、きっとどっちやっていても、
今の俺のレベルなら相補的に上手くなれるはず。

とりあえず、この安定しないダブルクレージーを何とかしなくちゃ。
ストロールなんてとてもとても出来ないし。
うん。

暑かった。
そして道満は、今日もスケーターが一杯だった。
その中で、久し振りにPINさんが登場。

登場したときに、まだ監理橋を越えて来るときに、道満レギュラー陣全員から歓声が上がった。
半年ぶり、以上だろうか。
まだコソ練だったときに、去年10月頃に見かけたのが最期だったように思う。

75センチの基礎練にそのまま参加される。
全然滑らか。衰えてなんかいない。

ベルさんにせよ、PINさんにせよ、どうしてこんな、
休んでいて復帰すぐの滑べりが、
こんな切れのある滑べりなんだろう。

それにしても。
これで全員勢揃い、なのかな。
一年前の光景が目の前に戻って来た。
いや違う。
もっともっと、滑べる人が増えた。

そのほかにも名前も聞かなかった方が多数。
日高公園から来られた方もいたそうだ。

そしてキッズスケーターが多数。
こんなページも立ち上がった。
今までだって結構な子達がいたんだけど、フォローがされていたかと言うと、
ちょっと足りなかったのかも知れない。
一部の、道満レディースの方々が自身の練習の合い間に見ている、と言う感が強かった。
SBな大人達はついつい、なんだかんだと難しい話をしてしまう。俺自身も含めて。
彼等キッズに取ってはインラインスケートだって遊びの1つ。
だから本当の意味で楽しんでいるのは、彼等キッズなのかも知れない。

夢中になろうよ、俺。
パイロンに入ろう。出来ないことをやろう。
うん?出来ないことは出来ないだろう?
いや、それを出来るようにするために。
パイロンに入ろう。

スケートを楽しむことでは、キッズには負けたくないから。


030607
日本には四季がある。

季節の移り変わりに気付くことは、
忙しさの中にあるときには、常にやすらぎを感じる。
が、この6月、梅雨と言うシーズンは、なんとなく憂鬱だ。

道満に着いて、天気予報では曇時々晴れと言っていたが、
やや重い曇り空。

履き替えて滑り出す。
先週の雨の中の滑べり。濡れたベアリングはすぐに洗浄し、グリースも改めて塗り直した。
今、快適な滑べりやすさを実感する。

カマキリ公園から向かう途中、はむしんさんとすれ違う。周回の真最中だったらしい。
いつもの監理橋を越えたところでは、既に数人の方が滑べっていた。

自分のパイロンを並べ、軽くアップした。
パイロンに入ってもベアリングが良く回る。ワンフットが軽くできる。
こんなにも違うものか。

1.5mでのアップをして、空いていた75センチに入る。
ネルソン。
だんなさんとちょっき−さんにアドバイス貰う。
その後に桂馬さんにもアドバイス貰ったのだが、内容は同じ。
私的メモ。
“ほとんどバックワンフットの感覚の重心、クローズのとき引足をしっかり。“
これまで出来るだけ両足荷重になるようにしていたので、
先行足が重くて加速できなかったんだけど、確かに後ろ足に加重をかけると、
それなりに動かせるようになった。

ふと、この感覚を体に染み込ませたくて、コソ練やりたい衝動に駆られる。

でもXはまだ加重が判らない。
両足荷重、5:5で両方同時に動かす、ってのがやりたいんだけど、
オープンからクローズにするとき瞬間加重を入れ換えて、軸足を作り直している。

なっしーさん、じゅんさん、りょおさんが到着して、すーGさんも自転車で来て、
人が揃って基礎練が始まった。
今日の先頭はなっしーさん。
課題は、“目線を上げて“。

目線を上げる。
言いだしたのはなっしーさんだが、
元となる話はちえ蔵さんとだんなさんのところのHPでの掲示板からだろうか。

いつものフロントクロスからの基礎練。
ただ、目線を上げる、
と言う要素が加わるだけでぐっと難易度が上がる。
ただのバッククロスで、脚元を見ない、と言うだけでどんどんパイロンが蹴飛ばされる。

“バスケットボールではさ、
手許とか下を見ないために眼鏡の下半分を塗りつぶした眼鏡掛けて練習するんだよね。“
一休みしているときにすーGさんが言う。
すぐに、
“サッカーでも脚元のボールを見ないように、やりますよ。“
“コブ滑べってるときには3個先のコブを見るんだよ。“、
と意見が飛ぶ。
ベルさんが眼鏡の下に指を当てて、パイロンに入って行った。

脚元を見ない、視線を上げる。
ふと、まだサッカーやってた頃のことを思いだした。

“駒沢のナルさんはパイロン全体を見るために、膝を曲げて視線を落すんだって。“

一個一個のパイロンに捕われること無く、俯瞰でパイロンの位置を捉える。
暗闇で右手が左手を掴めるように、手足の位置は関節の曲り角度の認識で。
そう言うことなんじゃないかと、思う。
その先にあるものは?
多分、人目を惹くような上体が安定した、恰好良いスラローム。

その後にもベルさん発起で75センチの基礎練。普通のヨーロッパスタイルで。
“ネルソンとXとクレージーさえ出来れば、フランス技の基本は全て押えられるよ。“

基礎練後、パイロン数が10個となって技を何個入れられるか、と言う話になる。
3個の技を10個のパイロンでやる。

俺は最期まで見ていて終ってしまう。
言い訳は何とでも出来たんだけど。
要はやったこと無かったから、ひいてしまっただけ。

次々と人が入り、皆クリアーして、パイロン倒した人はもう1回やり直してクリアーして、
全員が終ったら技の数が増える。

ああ、やれば良かったなと思う。
ワンコーンクレージーやって、クレージーやって、ダブルクレージーバックでも3個。
今の俺の技術でもそれだけは出来そうだ。

ちょっと後悔する。
次はやろう、今度機会があったら入ろう。

まだサッカーやってた頃、技術的に及ばない俺は先輩達の後を追いかけて来た。
今だって同じじゃないか。
そして、今違うのは、
タイムリミットが無いこと。

学生時代には終りがあった。3年か4年生になれば引退。
そこまでやったら、もうあのグランドには戻れない。

今は、
終りなど、無い。

どれほど季節が移り変わろうとも。
強制もない。俺が練習しようとしなければ、何も変わらない。
ただ漫然と時が流れてしまう。

最終的に技数は8個まで増えたがそれでも皆クリアーしていた。

夕方、撤収。
りょおさんに車にのせて頂き、蕨まで帰った。

りょおさん、ありがとうございます。


030601
SBとかいてスケートバカ

昨日、土曜日は結局インラインに足を通せず終る。
雨に二度寝して、
結局お茶の水に行ってSalomonのFSKの手首のプロテクターを買った。
これまで使ってたK2の3点セットはぼちぼちボロッちくなって来ていたので。
これで体に身に着けているK2のアイテムは膝のプロテクターのみ。
好きなんだけどな、K2。

久々のお茶の水はK-Boxに、
“インライン購入者以外の方のアクセサリー関連(パーツ含む)の購入お断り”の看板が。
会員、って何だ?ST−80買ったときにそんなの無かったのに。

戻って来てマンが喫茶でワンピースを1卷から8卷まで。
面白いんだけど、何か足りない。

ワンコーンで良い。
雨の日に滑べれる場所、見つけなくちゃ。
パイロン一個置けさえすれば、乾いたアスファルトさえあれば。

日曜日。
8時半に起き出して、朝食とっていたらパラパラと言う音。
カーテンを開けて確認する。雨。
それでも天気予報は午後からは雨が降らなさそうだった。
10時過ぎ、準備を済ませて待機中、雨が止む。

道満に到着。
カマキリ公園は所々まだ水溜まりが残り、アスファルト上には流れて来た草が溜まっている。
濡れたアスファルトに滑べらぬように監理橋を越える。

橋の上から3人程滑べってる姿が見えたが、それは5輪を履いてトレーニング中の子供だった。
近くにお母さんだろうか。やはり3人。
一人のお母さんが足首の角度がどうだとか、アドバイスし、子供達を走らせている。

遠慮していつものところの反対側にパイロン並べる。
彼等は最期に整理体操して、お昼前に上がって行った。
どういう人達だったんだろう。
徹頭徹尾、マジメなトレーニングだった。

一人、基礎練。
アスファルトはまだ湿っていた。
が、一通りこなし終る頃には乾き始め、それと同時に気温と湿度が上がって来ていた。
それでも、まだ誰も来ない。
今日は、ST-80から、再びアーロンに履き替える。
一月程履いたST-80だが、足に合わなかった。
タンが当たり、足首が腫れてしまった。
改めて当たり出しをし、足に合わせたアーロンはやはり良い。

最初に来たのはチエ蔵さんとだんなさん。
千恵蔵さんに言われ、見にいくとバックストレートは水浸し。
雨は上がっていたが、今日のような日には周回には向かないらしい。

レギュラー陣の方が到着し出した頃、
ほぼ基礎練終了。
まだコソ練モード続けて、飛燕。
ふと気付き、掲示板のほうでの話し、視線に注意して飛燕をやってみる。
顔を上げる、と言うよりも顎をつきだしている感が強くなってしまったが、
すぐ先のパイロンを俯瞰で捉え、目線を上げて3個先のパイロンを見て、飛燕。
バッククロスの時だけ少し目線が落ちる。時々ターンが軸から外れる。
パイロンを蹴飛ばすのが増える。
それでも背筋がいつもより伸びているような気がして、少し出来ているような気がした。

一休みしていたら、オープン講習会が始まっている。
ベルさんがまだ来ていなかったせいか、今日は基礎練は始まらなかった。
苦手側、右足前のオープンスネークをちょっと練習。

ベルさんが到着して、始まった基礎練は75センチでヨーロッパ系基礎技。
1つでもパイロン倒したらやり直し、と基礎練にしてはハードルが高くて、不参加。
まだ倒せずに通れるのは全然無いし。

1.5で鎌鼬、少し。
オープンクロスからバッククロスの繋ぎが上手く行かない。
そこがさっと行くと、今度はクローズターンが大幅減速になる。

そして、雨。
パラパラと降って、ウィールが横滑りするようになる。
すぐに止んだがアスファルトは十分に濡れた。
みんなでパイロン通れば乾くでしょう、とパラレルからの基礎練始まる。

その途中で再び雨。
それでも滑べりを止める人はいない。
昨日滑べれてないからか、SBだからか。
大パワースライド大会。
普段なら滑べりそうで怖いけど、もうここまで来ちゃえば楽しい。
ワンフットやパラレルをやればスキー並みにずれる。
スピン技をやる人多数。
いくらでも回れるらしい。
不知火やってもひっかからない分、なんかいつもよりスムーズ。

更に雨は降り、水溜まりくらいになって来る。
ぼちぼち諦めて一組、また一組と人が上がり出す。

結局残ったのはベルさんと俺、それに後から来たいち君。
周回していた5輪の人が、坂にはまだスキーオフトレ系の人が5人位残ってたと言う。
向うのほうがSB?

ベルさんにVolteを教わる。
手を着けてその反動で回転を、と言われるが、足を動かすので一杯一杯。
ヨーロッパ技の練習にはこれをやるのが一番、
と、ワンコーン。
これも頭をパイロン上に残し、手を着けて、と。

それから先週もやったXジャンプ。
ベルさんX理論では後ろ足を振るのだけど、だんなさんXでは両脚駆動。
この両脚駆動が出来ないとジャンプにならないのだと言う。

風が吹き始め、パイロンが流れ出す。雲が切れてやっと太陽が顔を出した。
それで撤収。
カマキリ公園から遠くに富士山を見る。

“年に1回くらいこういう、雨の日に滑べってるよね。“
1回くらいでしたっけ?

家に帰ってからベアリングを洗った。



nikki

Past

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meil_me 00mmm@geocities.co.jp