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nikki

通り過ぎたモノたち

 

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030727
まずは楽しい話から。

着いたのは12時過ぎだったんだけど、夏空のカンカン照り。
すぐに柔軟して基礎練。
基礎の基礎が終ったところで、若手連がなにやら怪しい動きを始める。
連れだって北駐車場に向かって行った。

暫くして戻って来て、まだ到着していなかったメンバーがワラワラと来たなぁと思っていたら、
皆、何やら大きな荷物。
クーラーボックスが多数。

そして東屋は臨時のかき氷屋さんになった。
クーラーボックスで持って来た氷を、
若手連が持ち寄ったかき氷器でシャリシャリとかき氷にしていく。
シロップも一通り揃ってる。
旦那連、奥様ズは車座になり、暑い太陽の下、シャクシャクと味わった。

楓君、ほっち君、しん君、しょうじ君、いち君、ともきちちゃん、ゆりちゃん、
サンキュでした。
たいへん美味しゅうございました。

若手連?
はて、俺も道満参加では若手のはずなんだけど。
Under 30、らしい。ショック。

それにしても粹な計らいするもんだ。

すーGさんにいろいろ教わる。
“課題を決めてすーGさんと滑べろう;マツイ編“と題し、
ここ最近の俺の課題であるスピンをいろいろ教わった。
まずは360度パイロン巻き。左右。
これは何とか。
540度パイロン巻き、回転大蛇。
バック方向からの540度が難しい。
クローズのときに上手く回れず振られてしまう。

クローズの足の配置からオープンな足の配置へ、と言うのが上手くできてないと指摘して頂く。
クローズ足〜オープン足〜クローズ足、と連続したときに、
クローズのパイロン巻きでで後ろ足がオープンの配置から崩れてしまっていて、
次のモーション、オープンな回転が出来なくなっている。

本当は慣性のままクルッと一回転したいのだけど、どこかでブレーキを掛けていて、
半回転で1回漕いでいる。

ポイントの1つは回転の足の動かし、もう1つはやはり軸。
今までも沢山の人から指摘されているが、前屈みになっている。
スピン中に頭が下がるため、頭が軸からずれ、回転のブレが生じている。
ほとんど反る感じで頭を高くして、回れるように。

クルン、の感じを掴むためにその場でヒールトゥのスピンをやる。
安定せず、何度かしりもちを着いた。
すーGさんはくるくる回っている。

特に時計回りに回るのが出来ない。
これも何回かやって感じを掴んでいくしかないのかな。

カマキリ公園前から滑べって来たら、後ろにいたすーGさんから左脚に乗れていないと指摘される。
左脚に乗るときに腰が入ってない、とのこと。
すーGさんと向かい合って、草地で腰の入れを教わる。
左脚に乗ったときに、肩だけ移動してバランスを取っているが、
そうではなく、腰位置もきちんと動かすように。

ちょっと見ただけでそこまで判るのも凄いな。
自分ではほぼ左右同じリズムでいたつもりだったんだけど。
肩だけ移動していたのか。

そして、嫌な話。
まっちさんがハシモトさんの奥さんに説明しているのを、聞くとも無しに聞いていた。
ハシモトさんのお子さんが、バイクにぶつかったと言う。

後で聞いた詳細な話だと、
バイクで釣りに来ていた若い男が、バックストレート内周側のカーブのところで、
ハシモトさんのお子さんを目にして急ブレーキを掛けたそうだ。
普通に回避していれば何も問題なかったのに、
そのままパニックになりコントロールを失って、お子さんに突っこんだそうだ。
ハシモトさんのお子さんはそのまま少し引きづられたそうだが、
きちんとプロテクターとヘルメットを着けていて、転倒したけど幸いに打ち身程度で済んだそうだ。

それでも念のため、ハシモトさんはすぐに救急車と警察を手配し、
まっちさんが奥さんに連絡に来たそうだ。

実際すぐに救急車が来て、対岸の東屋前で皆で見ていた。

ハシモトさんが車で、奥さんが救急車で病院にいくと言うので荷物を持って車まで行った頃には警察も到着。
その後、俺たちが撤収する頃までパトカーが止まっていた。

なんでこんなに沢山スケーターがいて、身内が怪我させられるんだろう。
悪いのは本来入っては行けない公園内でバイクを走らせていたほう。
が、実際入って来て、暴走している人は一杯いるんだから、自衛するしかないんだろうか。

目の届くこっち側なら、おたがいに声を掛け合って事故を回避しているのだけど。

いろいろ思う。
が、まずはハシモトさんのお子さんが何事もなく、元気に萩姫に行って欲しい。

そして今回の件で、多くの御父さんスケーター方がフォローに動いたことが、なんだか良かった。


030726
西浦和駅からシティランして、東屋前に行く。
うっわー、誰もいない。

普段通りの時間だったのだが。
一旦インラインを脱ぎ、柔軟する。
今週はほとんど始めての平日闇練で、結構足の疲れが残ってる。
念入りにやったのだが、柔軟終っても誰も来ない。

もこもことした、密度の異なる雲が幾重にも重なった空。
そのすき間すき間に青空がある。
午前中は時おり雨がぱらついたりもしたが、
滑べりを止める程降って来ることは無く、午後には晴れ間も出て来た。
風がややあったけど、パイロンが飛ばされる程強く吹いたのは3、4回。
今日一日、気温が低く、過ごしやすかった。

ウィールをローテーションしていたら、ゆな家が到着。
ゆなちゃんは今日でフロントクロスをモノにしていた。
恐るべし、キッズ。

アップしていたら、だんなさんとちえ蔵さんが到着した。
さっそくちえ蔵さんは周回に出掛けるが、バックストレートは泥々だと言う。
内周側はもちろん工事で閉鎖されているので、
今日一日、彩湖のこちら側を行ったり来たりしていた。
工事の終る秋までは5輪スケーターの受難が続くのだろうか。

だんなさんは5輪に履き替えて、
ふと気付いたら水の引いた彩湖の湖畔のタイルの上を気持ちよさそうに滑べっていた。
そう言えば以前、ちょっきーさんとはむしんさんもそれぞれ気持ちよさそうに湖畔を滑べっていたが。
後で話を聞くと、見た目程快適、と言うわけではないらしい。タイルの継ぎ目でガクガクするそうだ。
それでも涼しいらしい。

南側から何か見覚えのあるバンダナの女性が、ちょこちょこと自転車でやって来た。
りょおさんだった。
折りたたみ式の自転車で家から来たと言う。
車が無いと、話は聞いていたんだけど、てっきり冗談で電車で来るものとばかり思っていた。
本当に自転車で来るとは。
しかもママチャリよりもタイヤの小さな、折りたたみ式だし。

その後から桂馬さんとちょっきーさん到着。

基礎練開始。
りょおさんリーダーで、特別技はこの前もやった逆足バッククロスと、そのスネーク版。
途中で一旦休憩となったとき、
ふらっと村山が来た。

来ると聞いてなかったので、普通に驚く。
その後、村山は飛燕をやってるところでりょおさんにビデオ取りしてもらい、
アドバイスを貰っていた。

1.5基礎練を終え、村山と80センチワンフット何本か。
その途中でベルさんが到着する。
ベルさんが80センチでアップするのに、後から人が続き、自然と80センチ基礎練となった。
特に次の技指定しないのに、ベルさんのを見て同じ技、同じ方向が続く。

その後、1.5パイロンで練習していたらだんなさんとベルさんが、
“滑べりながらパイロンを並べる“と云う事をやっていた。
1.5クレージーの途中でミニパイロンを置き、そのパイロンを使ってクレージーレッグスをする、
とやっていたんだけど。
ちょっとしたイベントとかでやったら、カッコいいかも。

もっとも大柄な二人がクレージーの途中で手を延ばしてパイロンを置く、
と言うのがかなり辛そうだった。
小柄な俺とかだと、地面も近いんだけど。

なっしーさんとじゅんさんが来たが、じゅんさんのインラインが、いつものじゃない。
忘れたそうだ。鞄ごと。
そして桂馬さんに5輪を借りて滑べっていた。

5輪がちょっと流行りつつ、あるのかな。
なつみさんの買う買う宣言。
そしてなっしーさんと共に、ちえ蔵さんにダブルプッシュを説明してもらう。
両脚それぞれ接地時にワンフットする、と言う感じなんだろうか。
イン側とアウト側でそれぞれ、押す?

うーん、朝早く来て道満周回して、午後からスラローム?
そんな体力、無いなぁ。

今日の1。5練習はこの間の闇練でやりはじめた回転大蛇。
540のスピンが安定しない。
慣性で回転は出来るんだけど、運足が自分の中で固定していない。
なんとなく回ってる。
だからスピン終了後のバックスネークの位置が、結構ばらばら。

重心が高くて振られてしまうので、姿勢を低くしようとしていたが、
前屈みになってる、とりょおさんに指摘される。
膝を曲げて、腰を落さなくては。

左右交互にやっていたが、右脚先行はやはり上手く行かない。
闇練の時と同じ左脚先行は、もうちょっとましな感じ。

最後はパイロン15個での萩姫向けスピードスラの練習となる。
が、途中からスタートダッシュの練習となっていた。
ちえ蔵さんからスタートダッシュのやり方を皆で聞いて、
ダッシュ。
何時の間にか二人並んでレース型式になっていた。
“用意、スタート“、と掛け声をかけた。

撤収間際の会話が“スピードの清水のダッシュって...“
萩姫は道満勢で争うのだろうか。

夕方、空に鱗雲が流れる。
明日も良い天気だろう。


030721
午前中は雨降っていた。

だったので、お茶の水から秋葉原をフラフラと行く。
V3−KadoyaでテクニカCT−7が33000円で、ModX8.5やら10やらを見て来る。
いや、買わないけど。

戻って来て1時半頃、蕨周辺ではポツポツと雨が落ち始めていた。
一時晴れていたのに。
だめかなと思いつつ、インラインを背負って、電車に乗る。

西浦和でも雨がポツポツしていて、アスファルトは思いっきり濡れている。
歩いて道満へ向かう。

カマキリ公園脇を通って行くと、東屋前にオレンジ色のものが並んでいる。
パイロンだ。
と、言うことは誰かいるんだ。

思わず笑ってしまう。雨降ってたし。アスファルト濡れてたし。なんでいるんだろう。

東屋前に向かう途中、向うから二人連れのご夫婦が来た。
挨拶する。
まだコソ練だった冬くらいにしょっちゅう出会ったご夫妻だ。
ずいぶんと御無沙汰です、と話をする。
一緒に滑べりましょうよ、との誘いは遠慮されたが。

ゴールデンウィークぐらいから見かけなかったのだが、
何よりもまだインラインを続けていたことが嬉しい。

ほぼ道満のレギュラー陣が揃ってた。
滑べれていなかったくまさん、ちょっきさんもいる。

お約束のようにゆなパパさんとゆなちゃんもいた。
“遅いですねぇ“とゆなパパのしょうじさんに言われたけど、雨、雨!
ゆなファミリーもすっかりSBだよなぁ。

後で話し聞くと、だんなさんとちえ蔵さんは9時半頃から東屋にいたそうだ。
すいません。俺が甘かったです。
やっぱりまだまだ、だな。俺も

ヒロリンさんとななちゃんも来ていた。

俺が着いた時点ではまだアスファルトが濡れていた。
パイロンの前に集まって、少しづつ滑べっていたが、見る見るうちにアスファルトが乾いて行く。
パラレルが滑べらなくなる頃に、基礎練開始。
その間二十分くらい?
道満って凄いよなぁ。

ふと気付くと桂馬さんがアーロンじゃなくて何か黄色い、しかも5輪。
その向うでちょっきーさんも、何かタイヤの数が多い。
買われたんですか。そうですか。本気で周回ですか。
“レクレーション5輪だよ。“とちょっき−さんが言う。

でもちえ蔵さんと連れだって、3人で周回に出掛けて行った。
その後もパイロンの並んでないほうで、中根先生にいろいろ話聞いていたみたい。

“後持ってないのは、りょおさんと。“
そして俺。
だんなさんが言う。

どうしよう。
いや、迷うな俺。買っちゃだめだ。
買ったら朝早くから道満入りして午前中周回、午後からスラローム、
なんてメニューをこなすはめになるんだから。

基礎練やってフリーラン。
結局今日は80センチヨーロッパ技やってないな。

今日の課題は昨日のグルングルンの続き。
回転スネーク。360度のパイロン巻きスピン。
20個のパイロン列でやっていたら、
なんとなく右脚先行のスピンは出来てるような感じだったのだが、
左脚先行すると全然駄目。

自分のパイロンを3個持っていって並べて、左のみやってみる。
うん?上手く回れない。
軸がずれて行く。
左脚からのオープンスピン時に、右脚が大きく流れてしまう。
クローズポジションになった、パイロン巻いた後の両足が大きく開いてしまっていた。

何が違うんだろう?
右と同じリズムでやってるつもりだったのに。

苦労していたら、くまさんが来てくれた。
スピンの半径が大きくなっているのだと言う。
足を抑えるつもりで、半径を小さくする。
スピン後に、スネークだからパイロンの右側に抜けるように先行する左脚を持って行く。

この二つのアドバイスで、とりあえずスムーズに出来た。
くまさん、ありがとうございます。

その後もパイロン3個で360度パイロン巻きスピン、左脚先行を続けた。
イメージを固める。

東屋前のパイロンでは、萩姫向けのスピードスラの練習。
実際にタイムを測ったりしていたけど、
段々皆が早くなって行ってる。

俺も1回計測してもらって10秒台。
8秒台と言うタイムの凄さを体感する。

撤収前に一本だけやって、思わずズッコケアスファルトダイブしたのは、内緒にしたい。

とりあえず360度パイロン巻きはイメージが出来た気がする。
イメージトレーニングするにも、1回は体が動いてくれないと。

次はいよいよ540度、かな?
うん。
どうやってやるんだろう?

“梅雨開けかな?”
中根先生の言葉に空を見る。
4時くらい頃には雲が薄くなり、青空が拡がる。
少し青い色が弱々しいけど。

早く梅雨開けないかなぁ。


030720
軸。

廻転するものには回転の軸が出来る。
それが体の軸からずれていれば当然振り回されてしまう。

雨で撤収したのは5時頃だったけど、撤収前にやってた回転スネークは、
運足だけは先行足でパイロンを巻き込みをやれていたような気がする。
形は。
昨日教わったのと同じ動きはしていたと思うのだけど。

脚元を見ているなと思い一本、顔を上げてスピン時に顔の向きを変える様にやってみた。
ちょうど自転車で通りかかったすーGさんに、
軸が無いから首が振られていると指摘される。

軸。

うむぅー。

結局滑べって確認する前に撤収してしまったのだけど。

今日の道満入りは11時。
曇空であったが、12時頃には晴れ間が射し、夏の太陽が照りつけた。

東屋は閑散としていた。
すーGさんの自転車が置いてあったが、ゆなパパさんしかいない。
荷物を広げる。

昨日滑べったので両脚の裏側が筋肉痛だった。
インラインを履かないで少しきちんと柔軟をして延ばす。

そうこうしているうちにりょおさんと桂馬さんが到着したが、
二人はバックストレートのほうで行なわれていたタイム計測会のほうへ。

ほっちさんが来た頃、だらだらとアップしていた。
その後、なつみさんやらしょうじ君やらが到着したけど、まだアップをだらだらと。
普段なら小一時間程で終らせるアップ。
今日は妹夫婦が到着した2時頃までやっていた。

一寸動けば、汗が出る前に体温が上がり、休んで水を飲んだ後に汗が噴き出す。

人が揃った頃に、昨日の続き、
1.5パイロン、パラレルでの萩姫のスピードスラの練習が始まる。
ほっちさんやらしょうじ君やらが快適にかっ飛んで行くのを見つつ、なんとなく手を出さず。

その後、計測を終え戻って来た桂馬さんによるタイム計測があったんだけど、タイムアタックはせず。

何かはまりそうなんだもん。計測系って。
記録は嘘付かない。
一本でもやってしまったら、2本、3本と数を重ねてしまいそうだし。
何よりもそのために集中しちゃいそう。

実際ほっちさんもしょうじ君も、何本もパラレルを続けていた。
その度に滑べりが綺麗に、スピードも上がって行く。

今日はだんなさん、なっしーさん、じゅんさん、ちょっきーさん、
そしてくまさんが都合で来ていない。
だんなさんがいない道満、なんかめずらしい。

と、言うわけで、思わず基礎練を俺がやることになってしまう。
確かにやりたかったんだけど。
ちょっと気分が熱さでダレていて、なんか今日だめだって気がしていたんで、
皆とやれば集中できるかなって思ったのが理由。

簡単メニューでやる。
昨日の、先行足ワンヒールスネーク、なんてのもやったんだけど。

途中から村山が入って来る。
“部活やりに来たんじゃないから“、などと言って、
基礎練が始まったときに、休憩モードに入っていたのに。

基礎メニューを終え、飛燕と大蛇。
そして鬼足。

やり方が判らない、と村山が言っていたので、ゆっくりとやって見せる。

そして夕方、撤収前。
もうこなしていた。
他の人のやってるのを見て、覚えたらしい。
その才能、俺にくれヨ。
もっともお手本でやって頂いたりょおさんの鬼足は、
いかにも“鬼足“で、カッツン、ガッツン、と言う感じにはとうてい及ばないんだけど。

桂馬さんとりょおさんに妹のインラインを見てもらう。
妹のインラインはソフトなブーツのSalomon Verse W。2001年か、その前のモデルかな。

妹は足が小さく、買った時、店で他に選択肢が無かったと言うのがあったのだが、
バリバリのフィットネスモデルで、どうだろう、と思っていた。
たまたま俺が買ったST-10が再び入荷した、との話をマッチさんから聞き、
この機会にハードブーツを買っておこうか、と、
りょおさんの先代インライン、ST-10とクロスマックスをお借りしたのだった。

実際に履いて見るとブカブカ。両方共23センチであったのだが。
しかもインナーをいれてフィッティングを上げると、今度はサイドが当たり出す。

うーん。
ほんとにキッズ用インラインが良いのかも知れない。

結局今履いているのがそんなに悪くないから、それで行こうとアドバイスを頂いたらしい。
それでもST-10のロッカリング仕様はやはり滑べりやすいそうだ。

先頭と第4ウィールにひとまわり小さいウィールを入れて、
ローテーションは第1と3、第2と4と言ったフラット用のローテーションではなく、
左右の交換と言ったようなローテーションにする。

その話を聞いて、村山と話す。
で、やはりフラットで行こう、と思う。
まず自分の技術を上げて、それでもう上がらなくなったらアイテムでの底上げ、
と言う風に行こうと思う。

もし今ロッカリングにして、仮にスピンの抵抗が減ったとして。
多分軸は出来ないしなぁ、と言うのが本音。
基礎技術が無くてアイテムにこだわっちゃたら、やはり駄目だよなぁ。

道満の基準、は今の俺よりも高いところにある。
追いかけなくちゃ。

其のためには軸のあるスピン。うむぅー。


030719
天気を疑いつつも道満入り。

カマキリ公園でちえ蔵さんとすれ違い、
東屋に行くとだんなさんとはむしんさん、それに見知らぬ方が一人。
しりうすさんだ。
福島の開成山と言うところから来られたそうだ。

曇空で、お昼前には雨がちらついていたが、今日は風が涼しかった。
動いていなければ。
アップしていると、額に汗が浮いて来た。

その間にはむしんさんは上がる。これから仕事だと言う。
その後で桂馬さんが到着する。

少しグダグダと話などしていたら、りょおさんが到着して、
そのときには俺は80センチでワンフットをやっていたのだが、
りょおさんがアップを始め、桂馬さんが後に続き、
周回から戻って来ただんなさんが続いて、シリウスさんもパイロンに入った。
で、基礎練始まり。フロントクロスから後に続く。

基礎練も終え給水。
ふとしたことから、桂馬さんが腹筋が出来ない、と言う話になる。
実際に1回も出来なかった。

かなり驚いた。
あれだけの滑べりをされる桂馬さんが腹筋が出来ない。
しかも桂馬さん、スピードもかなり早いし。
インラインにせよ、スキーにせよ、腰、そして腹の筋肉はかなり酷使していると思うのだが。
まずは一日3回の腹筋から、とだんなさんに奨められていた。

桂馬さん、書いてしまいました。ごめんなさい。

すーGさんが自転車で到着する。
周回されたのち、すーGさんも入って80センチ基礎練。
俺がダブルクレージーやってるのを見てすーGさんからアドバイス貰う。
私的メモ。
左脚のアウトに乗れていないため、ダブルクレージーのリズムが左右で変わってしまっている。
左脚に乗れていない分、右脚の接地が早くなっている。
きちんとパイロンが並んでいる白線の外側まで足が出るように。

その後ボルテを教えて貰う。
私的メモ。
フロントクロスの後のオープン後、クレージーで戻るつもりで。
バッククロスで後ろ、先行する足のアウトにきっちり乗る、
後から来る足はトゥーを立てる。

上手くできない。バック先行足のアウト乗りが何か上手くできない。

しん君&ほっちさん到着。
その足には新品のST-Vinnyminton+UFSフレームが!
二人揃って午前中にお茶の水で買って来たのだと言う。
で、駐車場でフレームを付けたのだとか。

白と黒のST-Vinnymintonは、実際に履いているところを見ると、かなりカッコいい。
色合いが目立つし、店頭で見る程でかい印象は受けなかった。
むしろソールはST-10やアーロンよりも狭くなっているのだと言う。

一通り基礎技をやった気がしていたので、先週から続き、グルグルへの道のりを再び、回転大蛇。
先週りょおさんに教わった先行足をアウトエッジでほとんど踵乗り、が出来ていない。
180度程の回転で失速してしまう。

見兼ねたりょおさんに再び指導してもらう。
トゥーヒールの回転等やってみるがパイロンに入ると駄目駄目。
桂馬さんに回転の開始位置がパイロンに近すぎるため、
半周後の回転でパイロンから離れて行ってしまうのだと教わる。
が、やはり切っ掛けがつかめない。

回転大蛇ではなくて回転スネーク、回転が360度の練習をしているところでなっしーさんが来た。
俺のスネークが前足過重すぎると指摘される。
スネークは後ろ足の過重だけで前に進む感じで。

その感じを掴むためにフロントスネークの練習。
当初後ろ足の推力だけで進むように普通にやって、
その後、先行足をヒールのみにして、後ろ足を降るだけで進むようにして一本、
そして後ろ足をトゥーだけにして前足の振りだけで一本。

スネークで後ろ足がきつい、と感じたのは始めてだった。
そして後ろ足に加重することで顔が上がった。

またスピンの練習に戻る。
俺はオープンターンが完全にインに倒れていて失速していること、
そして回転の軸が無いことが、スピン出来ない最大の理由だった。
りょおさんと桂馬さんの指摘に感謝。

俺はスピンしようとして、パイロンをオープンスネークで半周していた事が判明する。

その後、みんながグルグルやってるのに惹かれたのか、だんなさんが来てくれる。
だんなさんの指導でパイロン上に軸を作るように、助走無しでのスピン練習。
出来ない。

その後、オープンで後ろに残す足が軸になるようなスピンを習う。
オープン開始後、先行足でパイロンを巻き、
後ろの足は位置を変えないで先行足のパイロン巻きを終了させる。
出来た!

実際にスネークやってからの360度パイロン巻きスピンも何とかできた。
いやっほー。

これ、これがやりたかった。

まだまだ練習して体に染み込ませなきゃいけないけど、
桂馬さん、なっしーさん、だんなさん、ありがとうございました。
そして出来の悪い俺をあきらめずに指導してくれたりょおさん、ありがとうございました。

明日雨振るな。俺に練習させて。
これを固めちゃいたいから。逆足まだやってないし。
願いが、明日滑べれない人の呪いに勝てますように。


030713
微妙な天気ながら、道満入り。
西浦和駅からシティランして、東屋前に行く。
ダンナさん達がいない。

誰か来ていないだろうかと、あすなろコーナーへ向かう。
雨はポツポツしていた。
途中途中で、オフトレ系スケーターや、そうで無いスケーターにすれ違う。
管理橋の坂を使ってトレーニングしていたスキーヤーに、
バスが通りますよ、と声をかけた。

あすなろコーナーには、今日はトラックは無い。
対岸から見えたショベルカーも、木の影になり見えなかった。
トラックの行き交ったあすなろコーナーは、
アスファルト上に土が乗り、パイロンマーカーが見えなくなっていた。

引返す。一番の道満入りだった。
みんな八潮にでも行ったのだろうか。
東屋前へ。
途中ガーデンさん御夫婦とすれ違い、一緒に東屋前に向かう。

東屋前にパイロンを並べてアップをやっていたら、
クマさんりょおさん、そしてダンナさんとちえ蔵さんが着た。

ダンナさんとくまさんがちえ蔵さんと周回に向かった。
りょおさんがガーデンズ御夫婦にフロントクロスを教えていた。
そうこうしているうちに、なっしーさん、じゅんさん到着。
良かった。人が多い方が楽しい。

人が揃ったところで基礎連。
珍しく真ん中位に入ってしまったら、みなさんの速さに改めてびびる。
前の人との差は開くし、後から来る人に追い付かれた。
普段最後の方に入っているから気づかなかったのだが、
まだまだ基本技が遅いらしい。

終わって給水。
気温は低く、滑べりやすい天気。
朝のポツポツはすっかり止んでしまった。

ぼーっとしていたら80センチの基礎錬が始まっていた。
久しくやってなかったヨーロッパ技は体が動かない。
できない技が多いなぁ。

その後、一人で80センチでワンフット。
高速化を目指す。
昨日、ベルさんにコツを習った。
私的メモ。
後ろ足を振るのは間に合わなくなる。
バランスを取る程度で。
踵に乗って、爪先をコンコンと振る感じ。

一度50センチでやったけど、パイロンをあまりに蹴散らす。
80センチで数回やっていたら、爪先を降る、
足を動かすことでのスピードアップを少し感じた。

とりあえず、韓国スラの初級レベルを目指さなくては。

でもまだフロントだけ。
バックワンフットもできるのだろうか。

まっちさんとポヨ子ちゃん、そしてユナちゃんファミリーが着て、
日曜日の道満っぽくなった。
お姉ちゃん役のポヨちゃんとユナちゃんが、
パラレルでパイロンに入って行く。

そしてくまさんの甘味が登場。
御馳走さまでした。

東屋前には高校生の野球部が練習中。
すぐ目の前で、応援の練習をしていた。
夏の高校野球大会向けだろうか。
替え歌のところは声が大きいのだが、
”かっせー、かっせー、○○”
と言うところで急に声のテンションが落ちる。
”あれじゃ打てないよね。”
圧倒的にキャリアを積んだ体育会系の集まりの道満レギュラー勢から、
野次の声。

ばらけてのフリーラン。
俺自身の課題は回転大蛇。
なっしーさんにスピンを習う。
私的メモ。
オープンスピンの始動後に先行足の爪先を裏返す。

それを頭に入れての回転大蛇。
なっしーさんに目線が足元に落ちてると指摘される。
やはりスピンも目線先行ができてない。

その後も何度か回転大蛇をするけど、コツは掴めない。
あぁ、グルングルンになりたい。

5時ごろ雨がポツポツ来て撤収。
帰りはくまさんりょおさん家に送ってもらう、その車の中。
りょおさんにスピンがインエッジになってると教えてもらう。
私的メモ。
スピン開始時、先行足はアウトエッジにして踵乗り。
ウィールがフル接地ではやはりブレーキになってしまう。
半回転位で先行足の爪先が後から来る足の爪先に追い付いちゃう位。
ほとんどクローズな配置へ。
この時先行足が爪先乗りになってるとトゥルースピンになる。

今のところ、まだ回転の軸が作れていない。
グルングルンへの道は遠いな。


030712
カマキリ公園に着いたら目の前をチエ蔵さんが通って行く。
今日は東屋前だと聞く。

東屋前に付く。
旦那さんからバックストレートの内周側、
あすなろコーナー側も閉鎖され、トラックが行き交っていると聞いた。
坂を降りたところで係員がスケーターの侵入を断っていると言う。
見ると、内周側、
そしてバックストレート側両方を使ってトラックが行き来している。
あすなろコーナー付近にはショベルカーが動いていた。

本格的に管理橋の向こう側が使えなくなった様だ。

やや薄曇りながら、暑い。蒸し暑い。

ダンナさんを手伝ってパイロンマーカーを白線上に書く。
1.5を20個。
そして80センチと50センチをそれぞれマーキングし、パイロンを並べた。

アップしていたらちょっきーさん、桂馬さん、りょおさんが着て、
基礎錬をする。
一通りこなしたところで、大蛇。
間違いを指摘される。

実は今まできちんと”大蛇”と言う技をやって来なかった。
駒沢飛燕のクロス部分をスネークにしてこなして来ていた。
これだと両足交互になるのだが、目線はパイロンから切れることがない。

私的メモ。
教わった大蛇は、右(左)足前スネーク、
オープンターンして左(右)足先行バックスネークなのだが、
ここで一度目線がパイロンから切れる。
その後クローズターンで、右(左)足前フロントスネークとなる。

”スピン大蛇”も習った。
”大蛇”でオープンターンやクローズターンを540度のスピンにするのだが、
パイロンを巻く、巻かない、それぞれ人によりこだわりがあるのだと聞く。

ぼちぼちスピンを練習しようと考えていた。
”信長”や”秀吉”といった名前を付けられたコンビネーションは当然、
道満の方々の独自の動きを見ていると、効果的にグルングルン回っている。
オープンスピンが苦手だったので、これまでは手を付けて来なかった。
練習しやすい技を知らなかったこともあったのだけど。

もっともオープンスピンは360度までなんとか。そこで失速してしまう。
練習が必要だな。

できればパイロンを巻きたい。
精度は必要なんだけど、スピンの。

なっしーさん、じゅんさん、ほっちさん、しん君が到着して、
なっしーさん達が基礎練する。
“若い人でやってね。“と、既に基礎練終えたメンバーは参加せず。
どうせこの後、もう1回やることになるのだから、
この時は、まだベルさんが到着していなかったのでそう思っていたのだが。

人が一気に増えたことでパイロンが足りなくなった。
改めてダンナさんと1.5パイロンを書いていたら、
その向こうでも1.5のマーキングが始まる。
それに続けて、さらにその向こうにマーキングされて、
結局80個の連続したマーキングがなされた。
そこにお約束の様に80個のパイロンが並ぶ。

ベルさんが嬉しそうにしている。
そして基礎錬が始まった。

80個のパイロンでの基礎錬はパラレルですら、きつい。
フロントクロスでは終わった後、股の内側がつった。

こんなに暑いのに、こんな筋肉負荷系トレーニングをするなんて。
なのに、妙に楽しい。
結局不知火もやった。途中で方向を変えたけど。

その後、連続したパイロンを切り分けて、鬼足をやっていたら、
東屋前がなんだか楽しそうだ。
ふらふらと行って見ると、”ゲッツ”。
当初はりょおさんとじゅんさん。
虚ろな目線でオープンで交差し、止まって、ゲッツ、
続いて”ターン”、さらに逆方のターンを”リバース”。
最後に笑顔で、バックで消えて行く。

基本パターンが完成した後、桂馬さんとなつみさん。
この組もできたことで、4人の女性陣による”ゲッツ”が始まる。
監督はなっしーさん。
立ち位置のマーキングをして、4人が重ならない様にする。

そして、完成形。
肉眼で見ていたものも良いが、ビデオ撮影したものの方が面白い。

すっかり足が筋肉痛になって、駐車場まで行くのも苦労した。
片足に乗るとつりそうになった。

これだけ滑べったのは随分久しぶりな気がする。
80個のパイロンは効く。


030706
実家帰省のため滑べれず。
(泣)


030703
気合いがある、とか根性がある、とか。
コツコツやってる、とか、良く言われるんだけど。

そう言うわけではないんだと、自分では思ってる。

ま、確かに気合いのあるような恰好しているんだけど。

相手の力の方向を上手く利用して相手を投げ飛ばす、って言うのは“合い気“だったっけ?
違うかな。

自分が“気“を入れているときは、確かにある。
今日とかも、ちょっと体を使う仕事で、延々結果が出なくて。

自分に気を入れた。

体が疲労により、重くなる時がある。
坐ったままでいられるなら、それで良いんだけど。
立ち上がりたい。
そう言うときには気を入れてる、確かに。
“行くぞ“、とかもっと簡単に“しゃぁっ“、とか。

でも常にそう言う状態じゃないんだけどなぁ。

根性って言うのは?
根気がある性質?

根気って言うのは、何か外見から見たら余り面白くも無さそうなこと、
例えば単純作業なんかを飽きる事無く、倦む事無く続けているって言うこと?

言われてみれば、そうかも。
インラインスケートでは、同じ技ばかりずーっと飽きること無く続けている。

いや、そうじゃないって。
面白いんだって。

スラロームで同じ技ばっかりやってるって言うのはもっと、飽きないんだって。
もっと単純。
インラインスケートを履く。パイロンに入る、もうそれだけで楽しいんだって。
ウッキー、って感じで。
頭ん中、変な汁出っぱなしになってるんだって。

だから正直って基本な技、パラレルとかフロントクロスだって、やっててあんまり飽きない。実は。
今の俺程度の腕前では、
一本一本で、
あ、ここが悪いなって言うのが常にあるから、その補整をしたくてまた同じ技でパイロンに入ってしまう。
まぁ、そう言う“目的意識“を持ってることもあるんだけど。

実際にはもっと単純。
フロントクロス、フロントクロス、フロントクロス、ウッキィー、フロントクロス。
そう言う感じでおんなじ事を続けてる。

まじで飽きない。確かに。だって楽しいんだもの。
もう、行為そのものが。

その間、あんまり他の事しないから、確かに“コツコツ“やってるように見えるのかも知れない。
だってそれは、その技をやってる、練習してるのが楽しいから続けてる。

自分が楽しいと思うことは、ひたすらやる。
自分が満足するまでやる。

気負ってない、根性があるわけではない。ただ楽しんでいるだけ。

ま、女の子と話すのも好きですけど、
こっちは気負ってしまうので、苦手だけど。




nikki

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