20051119_新横浜

051119

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写真
受付～開会式～キッズ～ジュニア。
エンジョイラン～インラインクロス。
ロードレースシニアクラス。
ロードレースオープン女子～男子。
インラインクロス午後の部～閉会式。

’05 INLINE CHALLENGE IN YOKOHAMAに参加してきた。
去年、見学だけしていて、
何か楽しそうだな、と出なかったのが悔やまれた。
で、今年は出る、と思ったのが始まり。

と言って、別にバリバリのスピードブーツは用意しなかったのだけど。
そして、それに向けてのトレーニングをしたわけでもない。
コースの下見はしたけどさ。

当日。
8時半くらいの到着。
受付でゼッケンを貰う。

周囲を見る。
やべ。
俺、明らかに場違いだ。
みんな5輪、そしてスキンスーツ。

それは判っていたことだったのだが。

結構寒かった。
滑り出すまでに体準備するの大変だなと思っていたが、
時間が経つに連れて陽射しも射し、体温も上がって来ていた。

開会式。
ほんもくさん、ogawaさん等が挨拶し、
スポンサーな人達、
そして同時開催のインラインクロスの挨拶と説明があった。

選手宣誓はタクミン、SOU君、そしてカズキ君。
なんかもう3人揃っただけで、ちょっとグッと来た。
あー、この3人が未来のインライン界、
引っ張っていってくれるんだろうな、と。

ロードレースの最初はキッズ2000m。
滑ってる子と滑ってない子と差が出ちゃった感じ。
そしてジュニア2000m。

この頃にインラインクロスの方へ行く。
タイム計測のため。
まだ体が暖まってなかったので、ここで少し滑れた。
コース自体はパイロンを並べたスラロームコース、
そして可倒式のポール、
続いてシケインになっていて、
地面に障害物があって、最後に３連のウェーブ。

早い人で20秒台。
俺は余裕の30秒台。
ウェーブのところでまったく漕げてなかった。
惰性で登って、降りて。
ま、こんなものでしょ。

次々とタイムアタックしてるのを見ていたが、
その頃にエンジョイランが始まっていた。

去年のコンセプトをより容易にした、レース性の無い2000m。
お父さんとお子さんのペアとかが楽しく滑る。

ロードレースの方はいよいよシニアクラス。
当初は去年同様、ワッと一斉にスタートするはずだった。
が、１レースの人数を制限し、何組にも分けることで、
運営側としては周回数の確認とか進行が楽になり、
出場する側としては、
決して広いとは言えないコースをしっかり滑れることになった。

注目したのはやはり知ってる顔も多かった、3組。
スタートしてしばらく、先頭グループが形成される。
＠papaさん(SNS)、masaさん（こそ連）、すーGさん（道満）と言う3人。
最後の方までドラフティングしていた。
誰が飛び出るのかなーとか、見ていたのだが。

スタート地点にいたのでゴールの最後の方は見れず。

そしてシニア第4組。
タカヤマさんとか、もうベテラン中のベテランが揃っていた組。
ただ滑ってるだけのスケーターを見ていても面白いものだ、と思う。

続いてオープン女子。
エントリーが遅れてしまった小学生のジョアンナちゃんが最初飛び出していたが、
後半は二人のガチンコスピードスケーターのドラフティング。

来ていた服を脱ぐ。
ヘルメットを被る。
自分の出るところ、オープンの第2組が近付いていた。
オープン第1組が滑っていたのだが、見てる暇無く。

スタート地点でしばらく動いていたりして。
でも緊張していた。
雑談したりして。

オープン第2組。
4輪、フィットネス参加は俺、
そして関西のダンスチーム、チームF3の寺田さんともう一人。
残りの4人はみんな5輪。
これなら遠慮なく、負けられる。
完走させすれば良いかな、とか思っていた。

招集、そしてスタートの合図。
パフォーマンス重視、と公言していた寺田さんが飛び出る。
それに釣られるように皆がダッシュ。
出遅れて最後尾の俺。

ヤバい、着いて行かなくちゃ。
集団が崩れる前、どこら辺がペースメーカーになるか判らなかったので、
とりあえず最後尾に着いていった。

3回目のコーナーを曲がる頃に、
前にいた高宮さんが遅れ始めるので慌てて前に出る。
そして直線。
まだ先頭はそんなに遠くないところにいる。

この頃から一人の5輪の人の後に着いたのだと思う。
１周終わり、いつのまにか4番目くらいにいた。
夢中で、前しか見ていなかったのだが。
前を行く5輪の人がいい感じでペースを上げていてくれた。
3回目のコーナー前で、タカピロさんを抜く。
先頭は相変わらずパフォーマンスしている寺田さん。

3周目くらいまでそのまま。
この辺から、もしかして結構良いところ狙えるんじゃないかと思い出す。
きっと寺田さんはどっかで崩れて来る。

だってキャットスプリットとかしてるんだもん。
そりゃ、普通、どっかで落ちると思うさ。

足にはまだ余裕がある。呼吸もそんなに上がってない。
6周まではただ前を行く5輪の人を追いかけて、
なるべく離されないことに集中していた。
特に向かい風になるところ、
スタート地点からしばらく行ったタイル地になるところで、
風を直接受けないように。

最後の一周。
タイル地を終えたところで、体を伸ばし呼吸を整えようとした。
最後の一周、足に力を貯めようと思った。
最後。
鐘がなり、ダッシュしろと声がかかる。
ダッシュしようとした足が重い。

今まで着いて行けていた、5輪の人がみるみる離れて行く。
クロスを切ってコーナーを曲がろう、とするが足が出ない。
先頭を行っていた寺田さんに一瞬追い付き、
寺田さんもダッシュに入る。

そのまま最後まで追い付くこと無く終了。
7人中3位。
タイムとか判らないけど。

もう一息の力があれば、とか思うけど。
トレーニングしてなければ、こんなものでしょ。

おそるべきは寺田さんのスタミナ。
FSKブーツに320DHのロングフレーム着けていたのに。
でもでも、楽しかった。

俺みたいな、普段はスピードを主にしていない人が気軽に参加して、
レースの楽しみを味わえる、そう言う草レース。
こういう大会、沢山あれば良いな、とか思っていた。

と、あれこれ考えたのは全部終わってから。
自分が滑り終わった後は、
しばらく陸上競技場内のランニングコースで動けなくなっていた。
その間に始まるオープン第3組はほとんど見れなかった。

呼吸も戻って、見れたのはオープン第4組。
本物の、スピードレーサーが集まった組。
先頭グループの最後の1周。
先頭の二人がダッシュに入ったときには、鳥肌が立った。
すげー。

ロードレースは時間通りに全て終了。
再びインラインクロスへ。
再計測して、午前中よりはちょっとタイムが上がって。
その後、即席でリレーチームが組まれ、リレー。
足終わってたので、ちょっときつかった。

インラインクロスも4時近くに終わり、
閉会式。
各クラスの上位3人が呼ばれ、表彰と賞品授与。

すっかり暗くなる頃に全部終了。

楽しかった。
来年も出たい。

願わくは、もっと沢山の人が気楽に参加して、
レースって結構楽しいよね、
と言うような大会になれば良いな。