順列都市

読了。

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最近は立て続けに小説、それもSF小説を読んでいる。
いや、飽きない。

遠方へ移動する際の時間潰しなのか、それとも本を読むために遠くまで出かけてるのか。
まあ、先日の岐阜・名古屋行きで一気に読み終えてしまった。

終盤に来ていた事もあったのだけど。

さて、順列都市。
設定的には先のJ・P・ホーガンの内なる宇宙と同じく、コンピュータ上で再現された肉体?あるいは肉体から意識を切り離してソフトウェアとして再構築するというか。

J・P・ホーガンの方が技術的に進んでいるかな。
いずれにせよ、そんな未来まで生きていることはないけど。

攻殻機動隊とかは、ハードが進化したケース。

ハードウェアへのこだわり、と言うか、生身の体を機械に置き換えていくと言うのは、理解できる。
ただその究極で、脳を全て機械に置き換えた時、意識はどうなるのか、と。
攻殻機動隊も順列都市も同じ方向かな。
内なる宇宙では、コンピュータが進歩し過ぎて、大した問題ではなくなってしまっていたのだが。

肉体から切り離された意識。
その、アイデンティティ。

マトリックスでは肉体に戻ったっけ。

ストーリー的には、落ちを読み取り損ねてる。
少し調べようかな。

読み終って。
うん。
肉体から切り離されてまで自意識保たされるのは辛いね。

生きてる間にそんな時代に到達しませんように。

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