読了“都市と都市”

SFかと思って買ったのだが、SFではなかった。
内容は面白かったのだけど、ちょっと難解。
設定や背景の部分が十分に読み解けていない。

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ストーリーの骨は、殺人事件が起こって敏腕警部補が国際的に捜査に当たり、企業と政治の陰謀を解決、となるのかな。

が、背景となる部分。
市街地のこっち側とあっち側が別々の国なのだが、モザイクのように食い込んでいる。
そんな地理関係にありながら、お互いの国を直視してはいけないと言うルールが確立している。
その設定自体がとてつもない発想。

難解、難解であったのだけど、最後はいわゆる謎解きと真犯人を追い詰める典型的なクライマックス。
もう、一気に読んだ。

SFではない。
なんだろ。
ちょっと読みきれてないけど、もう一回読むのもなー。
今まさに、最近の小説読んだのは実は初めてかもしれない。
これまでは割りと古い、10~20年くらい前のものばかり読んでいた。

慣れないとねー。

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