読了。
この本は実家に帰省した時、鴨川駅前の本屋によった際に購入したもの。
その前に読んでいた“都市と都市”が読み終わりそうでストック本もなくて、ぼちぼち買わなきゃ、と立ち寄った。
が、ハヤカワSF文庫はあんまり置いてなくて、唯一あったのがこの“最終定理”。
これまでアーサー・C・クラークは意図的に避けていた。
なんと言っても、あまりにも有名な作家だから。
でも有名な、メジャーなSF小説家の本だけのことはあった。
面白かった!
あらすじとしては、牧歌的ですらある少年の生活風景が淡々と続いていくかと思いきや、急展開。
SF的要素は後半まで薄いのだけど、少年が大人になって結婚して、二人の子供が出来て、その子供達も大きくなるくらいの時間が流れている。
ストーリー的にはその後1万2千年たつのだけど。
が、話は中盤以降は楽しいことの連続。
ニヤニヤしてしまった。
それなりに厚い本だったけど、あっと言う間に読んでしまった。
そして、アーサー・C・クラーク。
はまった。
ついに手を出してしまった。
2001年宇宙の旅、読み始めました。