読了。
ぽかーん、と。
あれ?
終わっちゃった、と。
2001年 宇宙の旅
2010年 宇宙の旅
2061年 宇宙の旅
そして、3001年 終局への旅
4部作、読了。
一つの大きなストーリーではなく、ここに微妙な設定の違いがあるのだけど。
根本的な部分は同じだろうか。
楽しかったと言う点も、もちろんなのだが。
人間と言うものの発展。
外部の、人間が到底追い付くことの無い圧倒的な技術を持った知性の関与。
その介在となった元人間。
そして短い時間での人類の発展?
まだ物質文明に留まっている間は、理解出来るかな。
肉体を持たない精神文化とか、キツい。
生きると言うことがまず肉体を維持することを起点に、肉体の欲求を満たすことで得られる快楽を経て、その先の精神的なものに列なっているのだから、なのだろう。
肉体を持たなくなったら、美味しいもの食べたいとか、フルマラソンで3時間15分切りたいとか、××××たいとかそういう欲求、無くなるよな。
キツいわー。
そんな事も考えつつ。
アーサー・C・クラーク、すでに故人なのは残念だ。