何年前だったか。
この道を歩いて客先に入り、仕事が始まった。
今、客先を出て。
多分営業マンとしてこの道を歩くのはこれで終わりなのだと考える。
事業、終了。
撤退では無い。
終わり。
世の中で必要が無くなっちゃったのだ。
いや、もちろん世界的には需要はあるし、生産は続く。
だか、もはや日本では無い。
消費される世界の一翼で仕事をしている。
その消費の形は世界のあり方と共に変わって来ている。
明日が今日と同じではないと言う事を知らされるのは、なかなか来るものがある。
等々。
自分が立ち上げに関わった仕事。
その世代交代を自分で見届ける、とはね。
そんな大それたものでは無いのですが。
寂しくはある。
新しい仕事、作らなくてはね。