世界の中心で愛を叫んだけもの

読了。

ハーラン・エリスン、1973年。
微妙。
全編を通じては、たいして面白くないなー、と言う感じ。

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短編集で表題の゛世界の中心で~゛は冒頭にある。
このタイトル自体は何度か目にしたことがある。
いつか原本を読もうと思っていた。
が、ちょっと理解しきれてない、と言うかピンとこない。
ストーリーの概要や設定やらが。
しかし、鮮烈なイメージが残っている。

全体的には消化不足を感じる短編も多くて、退屈ですらあった。
ダメと思っていたのだが、最後の短編、゛少年と犬゛は嫌な結末ながらストンと理解できた。

ここしばらく、アーサー・C・クラークやらハインライン、J・P・ホーガンとか綿密な考察とプロットで出来た小説を読んでいた。
これはファンタジーな部分も多い気がする。

もっともそれ以前がもう、ゴリゴリのSFだからなのだろうが。

ま、原点となっていた物を読んだ、と言うことで。
理解は出来てないけどね。

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