荷物を運び出した元の部屋へ、掃除をしに戻る。
発つ鳥、後を濁さず。
敷金の中には部屋のクリーニング代も入っているのだから、別に汚いままでも良いのである。
専門の人がこの後に綺麗にするのだから。
理解はしていても。
自分がいた場所が汚れているのをそのままには出来ないな。
いろいろダメになっても来ていたけど、良い部屋だった、お気に入りの場所だった。
ならば、汚したままってのはね。
掃除機かけて水拭きしたけど、床にあちこち染みやくすみが残っている。
張り替えてくれる、かな?
14年間。
実は、自分の人生で一番長く過ごした部屋になった。
名残惜しく。
さて、新しい部屋の配置を考えなくては。