ハイペリオンの没落

読了。

大団円。

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前作、ハイペリオンの登場人物のその後が決着つけられたのはもちろんだけど。
まさに、あっと驚く種明かし。
爽快だった。

そして背景に語られた、世界のあり方が変わったストーリー。

銀河に広がった人類の物語と、個々人のそれぞれの物語。
エンターテイメント。

粗筋。
冒頭は先のハイペリオンのメンバーは間接的に語られていて、メインとなっているのは既存の人類と、外宇宙に飛び出していった人類の争い。
外宇宙に飛び出していったことから蛮族と位置付けられている。
しかし彼らのスタンスが、人として本来のあり方だと言う形になる。

この争いの舞台となるのが始めにハイペリオンであり、その後には全宇宙となって、と。

その裏で進んでいた陰謀。
AIと言う、人ならざるものの思考。

これまで語られた複線が、一つに収まっての結末。
そして、その先の未来へのエピローグ。

楽しかった。

続編として、エンディミオン、エンディミオンの覚醒、と2本あるのだけど。
どうしよう?

次の本もすでに積ん読になっているのだけど、買っておくか?

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