買いました、買ったんです、ヤフオクで。
Canon IID、1952年発売。
先日より、ロシアのクラシックなバルナックライカコピーを買いあさっていた。
興味はでは日本品はどうかとなり、ヤフオクで購入したのがCanon IID本体のみ。
若干サビが浮いていることもあり、9,800円、送料別、他に入札者もいなかった。
届いて、とりあえず分解した。
大まかな構造的にはZorki-2Cと変わらなかった。
ただしスローガバナー部分は、当初分解に戸惑った。
レンズマウント部を外したところ、薄い真鍮の板がスペーサーで入っていた。
フィルムルームを外したところ。
Zorkiに比べれば、各部品が綺麗。
加工の制度が高いのだろう。
さすがに昭和の日本品とロシア品では、ちょっとな。
シャッター幕の接続部に1箇所ピンホールがあった。
ゴム糊を擦りつけて穴を塞いで、組み立てなおした。
構造的にはバルナックライカ型。
違うのはファインダーが拡大率変倍であること。
また全体的に8角型で角が角張っている。
手持ちのZorki-2C、Zorki-4との比較。
Zorki-2Cより横幅で一回り大きく、重さは少し重い感じ。
Zorki-4はCanon IIDに比べ、高さも重さも上回っている。
もっともZorki-4は1/1000のシャッタースピードが使えるのだが。
独自進化なのだろう。
フィルムの入れ方、
カードを使って入れたが遊びが少なく、結局バルブで押し込んでやった。
何回かやって勘所をつかむしか無い。
しかし、Fed-2D、Zorki-2C、Zoriki-4、Canon IID。
この時代のカメラは飽きないな。
この錆、磨いてやるかな。