熊谷運動公園で行われた、マスターズちゃんちゃんこカップに参加した。
同時に小中学生を対象にした、くまどんカップも開催されたが、マスターズは35歳以上対象。
熊谷と言えばリンク、そして外周コース。
外周コースは埼玉カップで利用されているが、今回はコーンを立てて改めてコースが作られた。
朝8時半に到着して、並べられたコーンを見る。
何この…何?
コースの概要は以前から発表されていたのだが、
いざ見てみると、まったくどう滑るのか分からない感じだった。
9時からコース開放。
最初の一周、コース間違えた。
そして恐怖の逆コーナー。
練習時間はカテゴリー毎に区切られていたのだが、
今村選手の後ろについて追いかけていたら、最初の逆コーナーでオーバーラン。
曲がり切れなかった。
しかし今村選手、凄いなと思うのは、
逆コーナーでクロスこそやっていなかったが、プッシュしていて減速しないこと。
後ろについていて、なるほどこうやるのか、と練習してしまった。
普段の練習で逆コーナー、やってはいるけど。
知識として知っているのと、実際のコースでやるのは大違いだ、と改めて。
ジュニアのくまどんカップが始まる頃には、非常に強い風が吹いていた。
赤城山の吹き降ろし、だそうな。
渡良瀬を考えれば、こういう風が吹くのは想像できるんだけど。
こんなに風のある時期に熊谷は初めてだった。
21kmレース。
パレードスタート方式であったが、最初にスタートラインに並んだ際には最前列だった。
年齢の若い順らしい。
わーい、俺、最若手。
同年齢は小竹選手のみ?
どんだけ選手層厚いんだよ、マスタークラス。
パレードスタート方式。
スタートして、最初の1周は先導員が先頭を走り、しばらく距離を置いて選手が後に続くスタイル。
1周する間はのんびりペースであったが、そんなに順番の入れ替わりはなかった。
スタート位置そのまま、6番目くらいにいて、
ああいい位置だな、このまま行ければいいな、と思っていた。
1周回ってきて、最後のコーナーくらいでちょっとパックから外れちゃっていた。
インコースを今村選手がツーっと上がってきていて、道が開いていた感じであった。
コーナーで元に戻ったんだけど。
先導員が抜け、すぐに後ろから追い上げが始まった。
自分では分からなかったのだが、俺自身、相当遅かったらしい。
先導員が抜けた後も、すぐにダッシュはしていなかった。
で、後ろから追い上げてきた人たちに右足のフレームが当たり、
そのまま体も回転して転倒。
立ち上がって、怪我は無かったんだが。
ダッシュして追いつけるかな、と思っていたのだが。
次のコーナー、また次のコーナ、と少しづつ距離が開き、結局そのままズルズルと一人旅。
いつものパターンだよね。
二人組のパック、北原選手ともう一方の後ろに一回追いついて、
しばらくそのままで行っていたんだけど。
ふっと前に出てしまい、そこでまた追い上げ様として、追いつかず。
その後、失速して北原選手達に追い抜かれていた。
足を入れていたときに、背中に入れていた水も落としてしまい、結局最後まで水補給できず。
一口でも口に含めれば、若干スピードを回復できるんだけど。
幸い、寒いせいもあって、喉が乾いて辛い、ということは無かったけど。
転倒して、一人旅。
いつものパターンだ。
従来転ぶ時には自分の理由、足が動かなくなったとか、滑ったとかそういう理由だったのだけど。
今回は人にぶつかって、弾かれてしまった。
これは、技術が上がれば、回避できる転倒であろうか。
考えてしまう。
理由が自分にあるときには、練習を重ねていく事で解決出来るだろうとは思うのだが。
レースに出れば、転んで一人旅。
いつも繰り返してきたこと。
それが解消できなければ、何も変わらない、とは思うのだが。
パレードスタートの最初の1周。
わらわらとパックを組みながら滑りながら、ワクワクしていた。
これからどうなるんだろう。
きっとそのうちこぼれ落ちてしまうんだろうが。
もったいない。
こんな大人数でレースするなんて滅多に無いのだから。
しかも距離は21km、ハーフマラソン。
もっとレースに関わりたかった。
転ばなければ、もっと続いていたのに。
秋のレースシーズン終えて。
改めて、もっと速くなりたいと思う。
そうすればもっとレースが楽しめるようになる。
今は転倒しなくても着いていけず、一人旅ばかりなのだから。
しかし、朝、フラグが立ったとか考えていたが。
リアルに、メット壊すような転倒するとは。
危なかったー。