昨日のことだ。
1時間ほど掛けて、出かけた先から帰って来た。
駅に着いて10時。
駅にやたらと人が貯まってる。
外は大雨。
タクシー待ちか、と思いつつ、
傘が無いので、近場のコンビニへ駆け込む。
”何時から降ってます?”
”8時くらいから”
そう、コンビニの店員さんに聞く。
歩きだす。
何か変だ。
明らかに水溜まりが深い。
靴を濡らさないように、
浅そうなところを通ろうとするが、とてもとても。
結局意を決して、靴の防水に頼って水溜まりを進む。
浅いところがない。
道路一面、水溜まり。
駅前の大通りを曲がって、家の方へ。
だんだん深くなって来た。
足を止める。
目の前に何か浮いてる。
流れて行くそれはゴミ袋。
商店街が水没していた。
少し進む。
もう靴に水が染み込んで来る、
って言うか、水深が足首を越えている。
どうしよう?
少し迷う。
ま、たまにはいいか。
ざぶざぶと進む。進むに連れて、
水深は深くなっていった。
一番深いところで膝下くらい。
シュールな光景だ。
既にシャッターの降りていた商店街。
シャッターを開けて、水を掻き出そうとするお店の人。
既に店内は水浸し。
道路を流れる植木鉢やらゴミ袋やら。
ザブザブと水の重さに耐えて進む俺。
でも傘は差してる。
靴が重い。
そうそうこんな経験は無い、
もっとも何度もあっても困るけど。
家の方へ道路一本曲がる。
ただ、普通に路面が濡れているだけだった。
家に着く。
部屋の中も普段通り。
ただ窓が開けっぱなしだったため、畳が濡れていた。