写真は昨日の新橋駅前。
昨日。
工場で組合の会議だった。
内容は冬のボーナスについて。
組合長以下、会社と交渉に当たっている面々の見解は、会社側の曖昧な解答に対し、年明け以降までの長期交渉を視野に入れていた。
工場で働く、組合のほとんどの人達の回答は、ノー。
ボーナスが少なくても良いのか?
ノー。
長期交渉をしたいのだが?
ノー。
それも理由ある明確な意思表明ではなく、会議の席にありながら、沈黙による不満表明。
判らなくはないのだが。
交渉を含む、会議や相談をするのが仕事の一部である営業職の身としては、それでは何一つ変わらないな、と言う事を理解出来てしまう。
突き詰めれば、そんなもので良いのかもしれない。
与えられたものは不満があるが、負担が発生するならば受け入れる。
世の中、そんなものかな?
ちょっと気に入らない、でも我慢できるからそれ以上は望まない、面倒なことが発生するならば。
面倒、なのだろうか?
声の大きい者が会議の方向性を決める。
そんなものなのかもしれない。
などと、考えて。
その考えも行動する意図がなくては無意味だな、と気付いて止めた。