階段上がって、青山墓地を見る。
左手にある扉が六本木方向への抜け道だったが。
階段は残っていた。
下の方は土に埋もれ、花壇の下。
痕跡残さず潰せばいいのに。
輪郭が残り、そこに記憶を重ねる。
何者でもなかった時代。
あの時の仲間たちは皆結婚し、すでに二人目の子供がいる奴もいる。
まだ未熟だった自分、道の途中の、心地よい泊まり木。
思い出は、綺麗なものだな。
仕事に戻った。
階段上がって、青山墓地を見る。
左手にある扉が六本木方向への抜け道だったが。
階段は残っていた。
下の方は土に埋もれ、花壇の下。
痕跡残さず潰せばいいのに。
輪郭が残り、そこに記憶を重ねる。
何者でもなかった時代。
あの時の仲間たちは皆結婚し、すでに二人目の子供がいる奴もいる。
まだ未熟だった自分、道の途中の、心地よい泊まり木。
思い出は、綺麗なものだな。
仕事に戻った。