Komura 135mm f2.8 L-mount
三協光機製。
1960年から1970年まで発売。
新宿カメラ市場で7,000円くらいで購入した中古品。
ちょうどライカL-マウントの望遠レンズを探していて、安さに飛びついた。
中古レンズの値段と性能は比例する。
例外的にロシアンレンズは写りの割に安い、と思うようになってきた。
しかし最近はロシアンレンズも少しづつ値段が上がってきているように思う。
このレンズは外観には傷もあるのだがレンズは綺麗で、ヘリコイドや絞りのクリック感も好ましかった。
しかし絞り管がピントリングの先にあり、絞り開放でピント合わせてから絞りこもうとすると、たいていピントリングも動かしてしまう。
両手で押さえればいいのだろうが。
構造自体はシンプルで、ほとんど同じ構成でマウント違いのM42やF-マウントのレンズもあるらしい。
ヘリコイドから先が、捻ればごっそり外れる。
フィルター径は55mmと大きい。
絞り毎の描写違いは下記
α7(alpha7)
絞り優先オート、AWB、ISO Auto
JPEG撮って出し
絞りf2.8、f4、f8による違い
絞り開放f2.8では全体的にモヤっとしており、光が強くあたっているところではパープルフリンジが生じている。
f4で多少シャープさが増すが、パープルフリンジはまだ残る。
f8でもシャープさはあまり上がらないが、パープルフリンジは解消された。
特に等倍切り出しでは、f2.8絞り開放では線がもやっとしている。
このため、絞り開放で取った写真はピントの芯が無いような状態になった。