フィルムについては、最近、ブローニーフィルムはリバーサルフィルム、35mmフィルムはメインはモノクロ、ちょっとした際にはカラーネガで行こうと考えている。
が、バリエーションが少ないのも何だな、とあれこれ検討もしている。
その中で購入したのがLomographyのリバーサルフィルム、Lomography X-pro slide iso200。
先日、秋葉原のLommography直営店で35mm、3本セット¥2,180を購入した。
クロスプロセス現像専用ということであるが、もちろんストレート現像も出来る。
クロスプロセスをすることは考えてなかった。
35mmのリバーサルフィルム、例えば富士フィルムのProviaが1本1,000円超えること考えると、お得かなと思ったのだが。
しかしこのX-Pro、ブローニーフィルムでは3本で¥2,551。
富士フィルムProviaが5本で¥3,410なので、ブローニーではProviaのほうがお得、なのかな?
計算間違ってないよな。
色合いとしては全体として黄色がかった感じなのだが、スキャナーの取り込み時に色調の自動補正もされているのだろうか、そんな顕著な色にはなっていなかった。
Velviaが肉眼ではきれいな色合いなのに、スキャナー取り込みでやたらと赤みがかってしまうのだが、独自の補正があるのかもしれない。
ディテールが甘いのはピントが甘かったため、色はイメージに近い感じ。
空の青色は悪くないが、地面の色合いが黄色がかっている。
海の色合いは実は赤色で、赤くなっている。
全般的に、やや古びた雰囲気、セピア調を帯びてくる。
これはこれでありかな、とは思うのだが。
桜や紅葉の色を求める時にはさすがにProviaをブローニーで使うが、35mmのバリエーションとしては悪く無いだろうか。
問題はいつも通りにカメラのキタムラへ現像に出したのだが、富士フィルムの工場ではなくコダックの工場でなくては対応できなかったこと。
変わりものではあるようだ。
買うのも、末広町までいかなくてはいけない。
でもこれ、被写体によってはかなりマッチするだろうな。
それもまた選択の一つで。