江南春(江南の春) 杜牧 書き下し文・現代語訳(口語訳)と解説 投稿日時: 2016年5月4日 投稿者: blog3rd 引用元 http://manapedia.jp/text/1931 書き下し文 千里鶯啼いて緑紅に映ず 水村山郭 酒旗の風 南朝 四百八十寺(しひゃくはっしんじ) 多少の楼台煙雨の中 現代語訳(口語訳) 千里一体に広がる広大な土地のあちらこちらで鶯(うぐいす)が鳴き、木々の緑の葉が赤い花に映えている 水辺の村や山の集落では酒屋の旗がたなびいている 南朝の時代にはこの辺りには480もの寺が建てられたが その多くの寺が霞の中にたたずんでいる