写真は本文と関係ない、鎌倉ビール、月。
先日、会社のISO14001の更新審査を、外部の審査会社から来た審査員が行った。
営業購買、全員が出席して本社関係の14001更新審査を受けたのだけど。
話し始めて、違和感を覚える。
仕事の価値観がズレている。
・品質異常がありお客が怒鳴り込んできたらどうする?
→怒鳴り込んでくる前に取扱商社に一方が入ります。
・新規原材料採用までのリードタイムを短くしないのか?
→急ぐことはなく、計画通りに進め、またスピードより安定重視です。
・漏洩した時の連絡は?
→連絡先は荷物預け元の、うちの倉庫課です。
そして一番は、
安い中国品は品質も悪いのだろうけど、使ってますか?
→中国品は品質で問題になるようなことは事前にチェックしていて、値段はもはやそう安いものではありません。
どうも、価値観やそもそも化学業界の知識が古い。
これらの審査員は会社で品質保証担当だった方が退職後などに、経験したISOの知識や経験から監査員をやっているようなのだが。
やはり現役の会社から離れて時間が経っているせいか、思考が古い。
世の中、いきなり怒鳴り込んで来る会社はないし、中国はもはや日本と変わらないモノを作るし。
そして、あれこれは良く整備されているのだ。
5年、10年、会社として経験を反映して対策を講じて来ているので、何かあったら、が大体想定の範疇に収まるのだ。
もちろん世代によるのだろう。
僕の次の世代はもっとスムーズにやるのかもしれない。
が、ある程度の年齢の審査員。
自分が会社で働いていた頃はこうだった、ああだった。
時代が違うよ。
そんな的外れの審査員で、まあ、問題なし。
良いのかね。