二日目。
チェンライからチャンセーンへ。
車で1時間と少し。
お願いしたドライバーさんが100kmオーバーで走っていて、軽くビビる。
確かに道路は広かったが。
道すがら、のどかな畑や田んぼを眺める。
のんびりクサを喰む牛と広がる水田を写真に撮りたかったが、良いロケーション見つからず。
初めてのチェンセーン。
チェンセーンは1327年、チェンセーン王国の首都として作られた街。
そして1870年、ミャンマーの進行で廃墟となり、その後新たに構築された街。
街中のあちこちに、たくさんの打ち捨てられた遺跡があった。
街中を歩いていると、無造作にそれらが。
もはやほとんど整備されず。
草が生い茂っていた。
アユタヤやロップリーより古い街。
見どころたっぷりだ。
そしてタイ、ミャンマー、ラオスの国境がメコン川で区切られている、ゴールデントライアングルへ。
うーん。
川だな。
向こう岸がラオス。
しかし日本人はラオスには出国出来ず。
まあ、タイミング見てラオスへ渡ろう。
いつかの機会に。
晴天、暑い日中。
街中をぶらぶらするのに疲れてカフェをはしごする。
カフェラテ、そしてチャーンビール、さらにいちごスムージー。
昼間っからビール飲んじゃう。
良い。
リゾート行って無いよ、と思いつつ。
昼間っから、外の空気に触れながらビール飲めるんなら、それはどこでもリゾートかもしれない。
ま、タイ北部の乾いた暑さの中のせいもあるだろうけど。
街中ではたくさんの、放し飼いの鶏を見かけた。
犬や猫は見かけるが、鶏は珍しいな。
いや。
鎖のない犬は多数見かけた。
しかし鶏はなかなか無いよ。
道すがら、犬には追いかけられるが、猫には出会わず。
と思いながら、夕方近くになってようやく猫を見つけた。
むちゃくちゃ顔小さくて体細いんだけど。
何、モデル体型?
短毛のタイの猫は毛皮がすべすべ。
ひたすら撫でているところだった。
夕飯はメコン川沿いの、ストリートレストランで。
川沿いの歩道に夕方5時近くから屋台が並びだした。
ビニルシートが敷かれ、机が並べられて、レストラン街が出来上がっていた。
頼んだのは塩焼きの魚と、グリルポーク。
塩焼きの魚は海の魚だそうだ。
こんな内陸なのに。
外皮にたっぷりの塩が振られ、内臓を取り出して、腹の中に香草が詰められていた。
食べるには皮を外して身だけを、タレをつけて、キャベツみたいな野菜で包んで食べる。
が、タレは危険な辛さだったのでつけず。
たっぷりの塩で焼かれていたので、皮を外しても身の塩気はたっぷりで、十分美味しかった。
良く知ってる、白身の海魚の塩焼きの味。
これは良いな。
あちこちで見かける。
また今度食べよう。
豚肉の方はしっかり焼かれて柔らかく。
こちらも辛いタレは使わず。
夕飯を済ませて、チェンライに戻った。
早めに就寝した。