夕方、工場へ。
年度始めが10月のうちの会社。
組合の役員関係も新しい人が揃う、最初の会合。
若い人にほとんど入れ替わった。
話を聞きながら。
率直な言葉に驚く。
悪く言えば、子供の論理。
いや、理解は出来る。
俺だって、あんな話し方をしていた。
ちょっと危ういかな。
それでもやらなきゃいけないのだが。
会話の技術。
オレだって、そう対したものではないのだが。
ただ、会議に慣れている、ただそれだけではあるのだが。
環境に置かれれば、人は変わる。
多分。
そんな話の流れを眺めながら。
かつて子供っぽいな、と思っていた人が、いい感じになって来ている事に気付く。
雄弁ではない、理解力が優れているわけではない。
が、信頼出来そう。
さてさて、俺の目は節穴かどうか。
ちょっと楽しみかも。
…
まあ、オッサンなんだよ、俺は。
そういう目線も、持ってみたいのさ。