白人が苦手

白人が苦手に感じるという話。

日本人は経済的にアメリカの影響下にあるせいか、思想や価値観でアメリカ、さらに欧米圏を追従しているようにも思う。

最近は個人の主張が目立つようになり、全体主義的な行動が好まれなくなったように。
男女平等、アイデンティティ、実力主義等々。
欧米的な価値観が導入されつつあると思いつつ。

それらの体現者である個々の白人を実際に目にすると苦手意識が出てくる。

今回のタイからの帰国便。
隣の席に座っていた白人は機内で提供される食事も飲み物も受け取らず、持ち込んだお菓子だけ食べていた。
窓際の席に座っていた白人は手元のノートが読みたいのか、窓の日よけを上げていて暗かった機内にその窓から強い西日が差し込んでいた。

食べ物が合わないのは仕方ない。
が、隣の席の人が何も受け取らないのは自分が好ましく受けとっているタイ航空の飲食類が気に入らないのだな、と感じられて。
日本へ向かう便、この人は日本で何を見たいのだろう。

もちろん食べたいものを食べれば良い。
でも現地に行ったら、現地のものを試すのが旅の楽しみの一つと考えている身には全拒否って何?
と思ってしまう。

そして窓際だから光を取り入れて、その光が他者にも届いていることに気付かない感性に嫌悪感を覚える。

多くの白人は自分達の価値観はこうだ、と主張しそれを変えない。
タイの観光地では、靴を脱ぐべきお寺などの場所で脱がない、上ってはいけないところに足をかけて写真を撮る。

彼ら白人の多くはキリスト教であり、キリスト教は他の宗教に敬意を払わない。
異なる宗教を尊重せず、その考え方を知ろうともしない。

結果、欧米など彼らの白人社会にいるアジア人は極論としては、人語を理解する人に良く似た生物として認識されている。

もちろん人として向き合っている人はいるのであろうけど、そうではない人が多いように考えている。

端的に言えば、アジア人とやり取りすることはあっても、白人種とやり取りしていないせいもあり、個人的に彼らの価値観を個別に知らないせいもあるのだけど。

白人は何をするか判らない、怖い人達。
この考え方はずっとある。

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