リーマンリーマン

みずほ証券チーフFXストラテジストは「英国の不動産ファンド解約停止など、リーマン・ショックをほうふつとさせる事象が起きており、英EU離脱の影響が見極め切れない中では利上げ期待は高まらず、ドル買いは進みづらい。今後も、英国の状況次第で1ドル=100円割れを試す動きが出てくる可能性もある」と指摘している。

リーマン・ショックから早8年。
東日本大震災もあったとは言え、当時と今の違い。

2005年から、世界中で原油だの天然ゴムだの投資が盛んになり、中国がオリンピック前に国内の設備充実に走っていた時期。
組まれたローンを売り買いする、と言うまさに実態のない取引がいきなり滞ったのがリーマンの破綻だったのだけど。

単に見かけの不景気だけ捉えて、リーマン、リーマン、言い過ぎだろう。

多分、そこではない。
今の問題は、次に売れるであろうものがないことが問題。

携帯がスマホになり、地上波デジタルになり、車はEVは頓挫したけどハイブリッドは当たり前になった。
世の中のモノが入れ替わることで、モノが作られ景気を元に戻す動力になった。

ちなみにiPhoneは従来の感圧式液晶から静電検知型を採用したことで、従来の触ってるのに反応しない、という部分を解決し使おうとする人達に受けた。

当時のアンドロイドはまだ感圧式だった。

問題は、この後、数年で普及してくるようなモノが見つからないこと。
モノの文化ではなくなってきているのだろう。
今時、専用ゲーム機は売れず、スマホでゲームするのが普通になってきている。
DVDレンタルよりもストリーミング。
車も所有するものでなくなってきている。

じゃあ、アプリ作って儲ける時代ですよ、って。
それは無理。

次に売れるモノは何か。

あれだな。
バーチャル・リアリティでヘッド・マウント・ディスプレイだな。
今、電車の中で皆がスマホ使っているように、町中みんな、大きなメガネ状のモニタつけて暮らすようになるのだろうな。

と、先日ネタ話に客先で話していたのだけど。
今の流れなら、それだろうな。

そして車は自動運転へ。
所有しなくなる、と言っても電車で20分も乗って都心を離れれば、生活必需品として車を所有する生活があるのだから。

数年先。
来年の拡販、どうしたものかな。

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