GPC

20年前くらい?そんなに古くは無いか。
5インチのフロッピーディスクがついていて、
BASICで制御されている、
そういう分析装置を動かし始めた。
最初はもうどうしようも無くて。
ぶち壊そうと思ったのは本音。
マニュアル見ても、自分がどうしていいのか判らない。
余計な情報ばかりで、諦めた。
結局、昔誰か使っていた人が書いたメモを頼りに、
書いてある通りに動かし、
あるいは動かなくなって、ブツブツ電源落として、再起動かけて動かした。
とりあえず動いた。
良かった。
もっともなんで動いているのか、バロメーターの書き替えがまだできない。
しばらくは、触って。
でマニュアル作るんだろう。
引き継ぎ中。

音声認識臭い嗅ぎシステム

そう言うものを作る発想がすばらしい。
どういうものかと言うと、
GCと音声認識装置の組合せで。
GC=ガスクロマトグラフにより、化学成分が分離されて、
それが鼻に届くと被験者が声でその匂いの印象を言う。
例にあったのはニンニク。
ニンニクを加熱してぷーんと匂いが出たところで、
その匂い成分が単離され、
被験者の鼻に届く。
ほんと、届くのですよ。
出口の鼻までパイプで繋がってる。
被験者は感想を言う。
刺さるような匂い(脚色)
カレー、臭?(脚色済み)
これによりニンニクに含まれるアリル何とかは刺さる匂い、
何とかはカレーっぽい匂い、
と成分とその匂いが分析される。
カレー臭、って。
カレーって複数の香料混ざってないっけ?
そう言う判断、有りなんだ。

台風一過

まだ強い風は残ってる。
一陣の風に、揺れた大きな木。
鳥達のねぐらか、一斉に囀り、騒めく。
鳴いているのは、秋の虫達。
空に雲は無く、星が見える。
静かな、涼しい、いい夜だ。