げ、減圧蒸留が終わらない。
とりあえず180Lはでた。
もう終わらせる。
加熱は止めた。
後は冷却待ち。
もう、もうもうもう、勘弁して。
ぎぶあっぷ。
明日もなーんか同じような時間になりそう。
蒸留侮りがたし！
って言うかもう少し温度上げて、減圧度上げれば…
突沸しちゃうんだけどね。あぼーんて。
腹減った…

お昼過ぎに電話が掛かって来て。
取引先。
今回の仕事。
もう無理くりなペースで進めていた。
月曜日から、600Ｌの反応、終夜運転。
それを今日で３晩目になる。
俺はいつもより多めの残業。
夜勤の方は元部長さん。
元部長さん、おそらくほとんどこの数日間、寝てない。
夜勤やって、昼間は会議だ、御客さんと面談だ、と。
50台後半。
よくまぁ、その気力が出て来るもんだと感心もするが。
こう残業が増えてしまっては、家に帰ってから何も出来ない。
俺自身ストレスが溜まっていた。
って言うか、
闇練に行けないことが一番ストレスだったのだが。
で、電話。
即行、交渉モード。
反応の継続停止、
納期は８月末。
先行サンプル500mLを実機で生産して、来週納入。
よっしゃー!
意気高々。
元部長さんから仕事取り上げちゃうことにはなるが、
ちゃんとやるなら、
俺責任で、
研究開発部で動いた方が結果は良い。
うぅ、今考えると、先方に足運んどいて良かったー。
何かちょっと楽しくなって来たりして。
よーし、
これ製造の現場に引き渡せるような仕事に仕上げるぞ、
とか、考え始めてる。
感情論的には、
判るんだよね、今回の強引な展開。
元部長さん、９月からは本社付で、
社長のサポートスタッフ。
まぁ、企画とか、
そっちばっかりで、
自分で生産とかからは完全に手を引くことになるらしい。
その最後の仕事になるのじゃないか、
と研究開発部のリーダーさんと相談していた。
そう言う理由だったから、俺が手を貸さざるを得なかったんだけど。
廊下で社長とすれ違ったとき、
そう言う状況を思わず訴えちゃったのだけど。
それは電話を受ける前。
状況が変って、全権を引き継いじゃった今では。
あ、あれ？明日社長と元部長さん、
ミーティングって言ってなかったっけ？
まずったか？
まー。いっか。

攻殻機動隊Stand AloneComplex
ここ数日これを見ていた。
はまった。
“笑い男“事件も面白いんだけど。
そもそも肉体が意味を持たなくなってしまうこと。
怖いことだ。
と、いくらでも言葉が出て来るんだけど。
取り敢えず。
バトー、カッコいい！
漢だね。
“素子ー“、
イヤー、絶叫が似合うね。
さーて、イノセンスのDVDは９月中旬だって？
楽しみ。

いい感じで暑くなってきて、
この時期に流行ってくるもの、
怪談、怖い話。
怖がりである。
特に一人暮らしになってからは、特に。
うかつに見ちゃったりするともう大変。
寝れなくなるんだって。
さすがにトイレにいけなくなる、ということはない。
夜中でも、速攻電気つけるから。
明るければどうということはない。
ま、”怖い”モードに入っちゃうと物陰も怖いんだけど
たまたまネットをうろついてるときに、
”期間限定、怪談サイト”、
なんてのを見てしまった。
クリックして、開いて、
すぐにウィンドウを閉じたのだけど。
寝るときは全て電気を消して寝ている。
電気を消して、うとうと。
壁際に置いたベッド。
寝返りを打って壁側を向く。
ベッドと壁の間には、掃除機の先が入るくらい、
わずかに隙間があけてある。
ふと、その隙間から誰かがのぞいていたらいやだなー、
とか。
で、眠れなくなるのである。
我ながら、頭悪いなー。
とは思いつつ。

何か、無理かなって気がして来た。
今回の仕事。
元部長さんが、今、夜勤に入ってる。
今頃半分くらいの反応は終っただろうか。
留出して来る水の量から反応の進行はある程度判るが。
さて。
それでもお盆前に終れるとは思えん。
反応の様子が判ってればある程度イメージも掴めたんだが。
まさか初反応が600Ｌの反応器になるとは。
こうなることは予想していたけど。
ちょっと認識が甘かったか。
いくつかビデオを見た。
これ。
えーと。
Oliver と Sebastien が好き！
好きったら好き。
どうやったらこんなふうに滑べれるんだろうか。
何回か巻き戻してみる。
どういう動きなのかは判ったけど、
どうやったらこういう風になれるのか、
全然判らん。
いや、判ったらみんなこういう風になろうとするだろう。
ただ、一つ。
もっとウィールの回転に意識をそそごう。
足裏の感覚磨かなきゃなーって、そんなことを考えていた。
繊細なんだよなー。足が。
練習したい。
とは言え、今回の仕事やってると闇練の時間取るのがきついなー。
って、ネガティブに考えてどうする。
まずさくさく寝る。
土日で使い果たして、
今日月曜日でふらふらになってる体力回復させて。