夏!

世間では学生と名前の付く若い人達が夏休みに入るらしい。
夏休み…
大学4年のときから、
受業が休みでも研究室にいるのが当たり前、
あぁ、今日から夏休みか、電車がすいてるもんなー。
そう言う感覚になって。
別に辛いなーとかそんなに思わなかったな。
長期に学校に来ないからと行って、
特にやりたいこともなくなっていた次期。
遠くに旅行に行くとか、全然興味が無かった。
部活は3年の春休みまでで引退していて、
夏休みと言えば、
合宿、大会、遠征と時間が束縛されて当たり前だったし。
あの頃も、炎天下、汗ダラダラかいて走っていた。
一時期、
研究室のエアコン聞いた環境が当たり前になっていたけど。
今。
炎天下、一人釜を洗浄する。
来週から始めて、お盆前に納入しなければ行けない仕事。
立ってるだけで汗が流れる。
暑い環境に体が慣れていて良かったなと思う。
伊達に本気で遊んでないよ。
明日はスーツ。
今回の仕事依頼先にサンプルを取りに行って、
少し話して、本社で5時から会議、
終るのは7時くらい?
正直、工場で釜を洗ったりしている方が体には良いらしい。
炎天下と、エアコンの効いた環境を出入りする方が、体調崩す。
夏が暑くて当たり前。
が、それも今だけのような記憶がある。
なぜか8月には秋を感じ始めるのだ。
房総の実家ではお盆を過ぎれば、海は冷たくなる。
表面は暖かいのに、そのすぐ下に冷たい海水が流れている。
潜っていればすぐに体が冷えて来て、
海面に浮かびあがって甲良乾ししつつ、
暖かい表面の水で体を暖める。
もう十数年以上前の記憶。
海中眼鏡を掛け直し、たがねを手にふたたび潜る。
もっともたいしたものは取れなかったのだが。
7月だけが本当の夏。
とは言え、さすがに夜はエアコン付けないと、死ぬ。
何で夜になっても気温が下がらん!