まだ興奮中?

興奮は醒め、多少の後悔の念がボチボチと。
光が丘インラインフェスティバル終って、一日。
楽しかったー、楽しかったー、で終らせたくは無いな。
何か勿体ない。
取りあえず色々やること。
少しづつで良いから。
今は出来なくてもきっと数ヵ月後には出来るようになってると思うから。
気持ちは平静だったつもりだったけど、パイロンを一個蹴っ飛ばした後は、
大夫意識が飛んだ。
蹴飛ばさないことも確かだけど、
失敗しても次のモーションへ停止せずに動けるように。
意識がぶっとんでも動けるように。
そもそも蹴飛ばさないようにもっと滑べりの精度を挙げること、
そしてスピードも挙げること。
無意識でも出せる、
体にルーチンを覚えさせること。
二つ以上のルーチンを持つこと。
始めてのイベント、始めてのメジャー公園遠征。
競争性の無い、運動会以上に、お祭りであったのだけど。
そりゃヘタクソだよ。
上手い人とは感じることが違うさ。
たいしたイベントじゃない。
でもそれなりに。
次に繋げるさ。
まだ、いや、これが最初なんだから。
初のイベントに参加してみて。
インラインスケートのイベントを“見る“のは初めてではない。
昨年度道満で行なわれた“ミニジャム“は土手の上から見学していた。
もっとも人間、スケーターとそれ以外のイベント見学者の総数は、
圧倒的に光が丘の方が多かったかな。
“参加“したことが楽しかった。
実は道満レギュラー陣の半数が行かなかったら、行かないつもりだったんだが。
理由は言うまでもなく、度胸不足。
準備不足、どころか通常練習以外のことは何もやってなかった。
前日にちょこっとルーチン考えたけど。
そこでルーチン考えるの楽しいなぁって思ったのは、また別の話。
結局やったのは、通常練習でやってることの8割りくらい、だと思う。
あ、嘘。
10割り。
自分の全力出し切って、あんなもの。
あ、そうか。やれるだけのことはやったから、
きっと終った後はもう充分って思っていたんだろうな。
と言うか、全力出さないと、どうしようもないよね、俺。
出し惜しみできる程の余力なんて、無い。
言いかえるならば。
今後は“余力“を持たなくては、と思う。
デュアルスラロームレース、一本目は程々でしか滑べれていない。
俺は自分がどの程度全力で踏みこんだときに、どのくらいウィールが滑べるのか、
初めてのところでは経験からは判断できない。
だからそろそろ踏みこんでいた。
滑べらない滑べり。
言葉として矛盾があるな。
そう言うことが出来ていれば。
全力で滑り出すならば、そのちょっと手前で。
出来なかった、トリックスラローム75センチの二本目。
いつも75センチパイロンは20個を一つのルーチンで通り過ぎる練習をくり返している。
出来るならば、別ルーチンをもう一個。
欲言えば、もう一本。
3本の繰りかえし。
それだけでもきっと余裕は出来る。
そしてスピードを挙げて、精度出して。
おぉ、やる気出て来た。
何時までも見学者でいられるか。
そして、それは今回見学だった人へ、伝えたい。
いいじゃん、
一個目のパイロン蹴っ飛ばしちゃって、パイロントライアルから脱落したって。
あるいはチームリレーで、
一個目のパイロン蹴飛ばしちゃって、チームのレースをダメにしちゃっても。
いや、それはダメだろう。特に俺。
チームは確かに迷惑掛けちゃって、自分以外の人が悔しがっちゃうけど。
今回のイベントは一人でやる部分も沢山あった。
滑べるバカに滑べらぬバカ、同じバカなら滑べらにゃソンソン。
未だに俺は、基本的にはスケーターは皆お友達、見たいな幻想は、時々持っている。
しょっちゅう、
オフトレ系スケーターだの、
出会い系閉鎖型スケーターだの、
アスファルト上で焚火やっちゃうアイタタ系スケーターだの。
そんな話を聞く度に、その幻想は崩れちゃうんだけど。
カマキリ公園からインラインに履き替えて、青空の下、監理橋を越えるまでの間に。
頬に当る風の、蹴れば加速する体の、背中の荷物の確かな重みに心地よさを感じながら、
そんな幻想にまた、捕われる。
同じインラインスケートを履いているんだから。
そう言う人達、名前も知らない人達と、良く知った人達。
そう言う人達と同じフィールドで滑べること。
同じバカなら滑べらにゃソンソン。
ビデオ撮ってるだけだとか、写真撮ってるだけじゃ、飽きるでしょ、そりゃ。
椅子に坐ってちゃ、ダメだよ。