お茶って体に良いらしい

太陽化学と精神・神経センター、「お茶」の睡眠改善効果を確認
あれなんて名前だったかなぁ。
この間、つい最近新しいビタミンとして認定された化学物質。
PPQ?そんな略称だったような。
あ。
えーと何が言いたいかと。
そりゃ静岡の人は元気な人が多いわけだ、と言うことで。
お茶飲んでれば元気になれるんでしょう。
お茶は好きである。
でも家で飲むのはほとんどペットボトルのお茶だ、って言うのが問題なんだけどな。
煎れれば良いんだけど。
お湯を沸かすこと、急須を洗うこと。
たったその二点が面倒臭いがために、ペットボトルのお茶を買う俺。
コンビニでのことである。
おばあさんが孫らしき子どもを従えて、多分、夕飯の買いものに来ていた。
その人はお弁当を買っていたが、普段はちゃんと作っているのであろう、
と言うのは俺の推測なんだが。
お弁当を選び終り、孫にせがまれて、清涼飲料水のコーナーへ。
そこで子どもが“ボルビック“か何かを選んだ。
一喝。
“水とお茶は駄目だよ。家にあるからね。“
ああ、そうだな、と思う。
この年代の人達にとっては。
水があるのはもちろん、水道からだろうが、
お茶だって決して切らす事はないんだろう。
極々当たり前なんだけど、妙に関心していた。
自分が手に取っていたペットボトルのお茶、しかも温かいペットボトルを元に戻す。
たまには煎れるか。
そう思い精算を済ます。お弁当は暖めてもらったのだが。
お弁当が温まるの待つ間、さっきのおばあさんと孫が精算する。
お弁当は暖めない。
お金を払う前に、おばあさんの目がレジ前のコーナーに止まる。
“これもね。“
そういっておばあさんはレジ前に並んでいたペットボトルを一本取った。
“ヘルシア緑茶“であった。
心の中で突っこみ入れつつ、コンビニを後にする。
そして自分がお茶買わなかったのを後悔した。

反応上手くいった。

なにがって反応がである。
元々の条件を反応溶媒をトルエンに替えて、終夜の反応にしたら、
あーら不思議、反応が結構進んでいるじゃありませんか。
で、もう少し捻って最近主流、と思ってる系中での触媒調整する条件、
要するに酢酸パラジウムとPPh3を加えておく条件にしたら、
短い反応時間で、終夜の時と同じくらいの反応進行度。
上手く行ってるじゃん。
この間問合せしておいた、依頼先がやった反応条件が、今日メールで届いた。
さっと目を通す。
“反応時間18時間“
鈴木カップリングなんて5、6時間で充分だろう。
それはどこから持って来た条件だよ。
依頼先はうちより大きな会社なんだけどな。
ふむ。
取りあえず、反応は行くことが確認できた。
ならば後は仕込むだけ。
ならば後は、少し遊んだって良い。
と言うわけでグリニァール。
対称型の構造ならばホモカップリング使えば良いんである。
わざわざ高価な試薬使わなくたって。
腕と頭は使い用だよ。
久しぶりのグリニァールはさっくりと仕込めた。
もう一年以上やってなかったんだけど、そんなに腕は落ちてないらしい。
発熱反応なんで突沸するかな、とかちょっとドキドキしたけど。
無事グリニァール調整は終了。
後は触媒入れて。
これで結果良かったら、ちょっと嬉しい。
駄目なら無かったことにするんだけど。
やっぱ実験室は色々やれて楽しい。
え?また工場ですか?
そうですか。
また依頼が来ちゃったよ。
10月最後ぐらいから、らしい。
あー、もうちょっと色々やっておこう。