感謝。
慌ただしくしていると、ついつい独りで仕事している気になっていた。
工場で客先の監査を受ける。
自分が独りでは足りなかった事に気付いた。
役割分担して動かしていく、それが会社だよな。

写真は今日の客先に向かう道々にて。
青空に銀杏の黄色が映えていた。
並木道の下には、散り落ちた銀杏の絨毯が歩道一面に。
しかし乾燥して、幾多の人に踏まれて、大部分が粉々になっていた。
林や森の中にあれば、地面に落ちた葉は分解されて土となる。
その中には、樹木の根から取り込まれ、再び葉となることもあるだろう。
結構溜まっていたのだが、誰も掃除しないのだろうか。
コンクリートとアスファルトの上に落ちて、あの落ち葉はどれだけ形を無くしても、きっと土には戻れない。
せいぜい可燃ゴミか。
それさえも、いつになることやら。
そんなものかな。
客先では値上げをまとめた。
あとは次回生産時期の詰め。
会社に戻って報告書書いて、そして今日も残業。
終わって9時過ぎ。
都会にあるとは、そんなものだろう？

12月。
今年もあっという間でした、が今日からの決まり文句。
今週は部長が海外出張。
その分、なんとなく歪みが出ているような、何事もないような。
大きなトラブルはないよ、多分ね。
細かい連絡に、いつもより気を使っている。
ただの平社員には関係ないはずなんだけど。
ある程度仕事の流れが分かるから、やっちゃうんだよな。
誰もいなければさ。
プレイングマネージャー、なんだそうな。
担当を持つ営業部長は。
個別対応するのは俺らでいい。
頼むから座っていて、話聞いたり、指示出したり、判子押したりしていて欲しい。
どうもその辺、マネジメント業務の出来ない管理職ばかり。
さて、師走。
スケジューラの隙間をどんどん埋めていく。
年末挨拶、カレンダー配り、そして通常業務。
ここから年末まではバッタバタな日が続く。
早く帰って寝よう。