そう言ったのは明治時代の小説家だったか。
うちの会社は9月末決算。
10月から新シーズン。
気の早い話で、営業は来年度の事業計画を今週金曜日までに立てなくてはならない。
今週はどっかで残業だな。
まあそれは仕方ないことなのだが。
今、問題なのは来年の売り上げ予想を立てること。
すなわち、今から秋以降の景気を予想しなくてはならないこと。
鬼が笑うぜ?
ちなみに今季の計画は、昨年の今頃、不景気の真っ只中に立てたので、実態は大幅に上ブレしてしまった。
景気の変動か。
わかんねーよ。
そもそも、自分自身の来年の姿すら、イメージ出来ていない。
おそらくは惰性のまま今の生活が続いているのだろう。
多分ね。
大きな変化があるほど、俺は若くはない。
中年のオッサンがそうそうライフスタイル変わるもんじゃない。
そう思いつつも。
来年、こうして今のような生活を送っているのかどうか、約束するものは何一つない。
今に満足しているわけではないが、大きな不満もない。
それでも、その生活がもしかしたら変わってしまうのではないかと考えた時。
息苦しさすら感じて見上げたら、晴れるとも雨が降るとも判らない曇り空だった。
未来に対するぼんやりした不安
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