話し声が聞こえ、ふっと見たら、若いっぽい女の子が、ビルの隙間で携帯で話していた。
横を向いていたのだが、明るい色のワンピースなミニスカートに、ヒールの高い靴。
その姿でヤンキー座りだった。
そりゃまあ、誰にも見られることはないんだろうけどさ。
若い女の子がそんな座り方するって!?
お里が知れるよ。
神田にて
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話し声が聞こえ、ふっと見たら、若いっぽい女の子が、ビルの隙間で携帯で話していた。
横を向いていたのだが、明るい色のワンピースなミニスカートに、ヒールの高い靴。
その姿でヤンキー座りだった。
そりゃまあ、誰にも見られることはないんだろうけどさ。
若い女の子がそんな座り方するって!?
お里が知れるよ。
客先終わって、すぐ工場に電話した。
やれやれ。
問題が有り有り。
そしてタイミング悪く、世間は、うちの工場と客先は夏休み。
時間が厳しい、とはね。
ちょっと甘かったな。
まあ、なんとかするさ。
俺自信の夏休みは微妙に取り難くなっちゃったが。
荒川界隈で花火大会だったらしい。
ドーンドーンと音が聞こえていた。
練習中はてっきり雷がなっているんだろうと思っていたのだが。
帰りの電車。
いつもガラガラの電車がまさかの大混雑だった。
朝から雨だった日。
練習の始まる午後7時。
気温は下がって来ていたが、湿度は高かった。
練習は、左足を意識してクロス。
滑り出す前に、壁に手を着き左足を伸ばすフォームの確認をして。
上に伸びず、腰が横へ移動するように。
これ、結構、辛い。
明日、左腕ヤバいかも。
円を描くように、クロス。
チームの大半のメンバーが台湾に行っていて人数は少なかった。
若干スピード乗せるように、ちょっと大周りして。
体一つ分だけど。
少し、左に倒れている感覚を感じた。
と、やっていたらいきなり転倒。
汗を踏んだか、あるいはギリギリまで倒そうとして、限界越えちゃったか。
人数少なく、回転早かった。
結構汗もかいたのだが。
帰り道が満員電車。
花火帰りの若い人が元気にはしゃいでいる中、窓に映った自分のテカテカ顔に笑ってしまった。