誕生日おめでとう

古い友人の誕生日が今日だったことに、
夕方気づいて、携帯からメールする。
返事は、無い。
ウザかったかな。
古い話だが、
いや、古い話をしたところで意味が無いな。
元気かな。
ただそれだけを、教えて欲しい気もする。
本当に聞きたいのは、
今、幸せかって事なんだが。
さすがに聞けないな。
誕生日、おめでとう。
31、か。

まだ興奮中?

興奮は醒め、多少の後悔の念がボチボチと。
光が丘インラインフェスティバル終って、一日。
楽しかったー、楽しかったー、で終らせたくは無いな。
何か勿体ない。
取りあえず色々やること。
少しづつで良いから。
今は出来なくてもきっと数ヵ月後には出来るようになってると思うから。
気持ちは平静だったつもりだったけど、パイロンを一個蹴っ飛ばした後は、
大夫意識が飛んだ。
蹴飛ばさないことも確かだけど、
失敗しても次のモーションへ停止せずに動けるように。
意識がぶっとんでも動けるように。
そもそも蹴飛ばさないようにもっと滑べりの精度を挙げること、
そしてスピードも挙げること。
無意識でも出せる、
体にルーチンを覚えさせること。
二つ以上のルーチンを持つこと。
始めてのイベント、始めてのメジャー公園遠征。
競争性の無い、運動会以上に、お祭りであったのだけど。
そりゃヘタクソだよ。
上手い人とは感じることが違うさ。
たいしたイベントじゃない。
でもそれなりに。
次に繋げるさ。
まだ、いや、これが最初なんだから。
初のイベントに参加してみて。
インラインスケートのイベントを“見る“のは初めてではない。
昨年度道満で行なわれた“ミニジャム“は土手の上から見学していた。
もっとも人間、スケーターとそれ以外のイベント見学者の総数は、
圧倒的に光が丘の方が多かったかな。
“参加“したことが楽しかった。
実は道満レギュラー陣の半数が行かなかったら、行かないつもりだったんだが。
理由は言うまでもなく、度胸不足。
準備不足、どころか通常練習以外のことは何もやってなかった。
前日にちょこっとルーチン考えたけど。
そこでルーチン考えるの楽しいなぁって思ったのは、また別の話。
結局やったのは、通常練習でやってることの8割りくらい、だと思う。
あ、嘘。
10割り。
自分の全力出し切って、あんなもの。
あ、そうか。やれるだけのことはやったから、
きっと終った後はもう充分って思っていたんだろうな。
と言うか、全力出さないと、どうしようもないよね、俺。
出し惜しみできる程の余力なんて、無い。
言いかえるならば。
今後は“余力“を持たなくては、と思う。
デュアルスラロームレース、一本目は程々でしか滑べれていない。
俺は自分がどの程度全力で踏みこんだときに、どのくらいウィールが滑べるのか、
初めてのところでは経験からは判断できない。
だからそろそろ踏みこんでいた。
滑べらない滑べり。
言葉として矛盾があるな。
そう言うことが出来ていれば。
全力で滑り出すならば、そのちょっと手前で。
出来なかった、トリックスラローム75センチの二本目。
いつも75センチパイロンは20個を一つのルーチンで通り過ぎる練習をくり返している。
出来るならば、別ルーチンをもう一個。
欲言えば、もう一本。
3本の繰りかえし。
それだけでもきっと余裕は出来る。
そしてスピードを挙げて、精度出して。
おぉ、やる気出て来た。
何時までも見学者でいられるか。
そして、それは今回見学だった人へ、伝えたい。
いいじゃん、
一個目のパイロン蹴っ飛ばしちゃって、パイロントライアルから脱落したって。
あるいはチームリレーで、
一個目のパイロン蹴飛ばしちゃって、チームのレースをダメにしちゃっても。
いや、それはダメだろう。特に俺。
チームは確かに迷惑掛けちゃって、自分以外の人が悔しがっちゃうけど。
今回のイベントは一人でやる部分も沢山あった。
滑べるバカに滑べらぬバカ、同じバカなら滑べらにゃソンソン。
未だに俺は、基本的にはスケーターは皆お友達、見たいな幻想は、時々持っている。
しょっちゅう、
オフトレ系スケーターだの、
出会い系閉鎖型スケーターだの、
アスファルト上で焚火やっちゃうアイタタ系スケーターだの。
そんな話を聞く度に、その幻想は崩れちゃうんだけど。
カマキリ公園からインラインに履き替えて、青空の下、監理橋を越えるまでの間に。
頬に当る風の、蹴れば加速する体の、背中の荷物の確かな重みに心地よさを感じながら、
そんな幻想にまた、捕われる。
同じインラインスケートを履いているんだから。
そう言う人達、名前も知らない人達と、良く知った人達。
そう言う人達と同じフィールドで滑べること。
同じバカなら滑べらにゃソンソン。
ビデオ撮ってるだけだとか、写真撮ってるだけじゃ、飽きるでしょ、そりゃ。
椅子に坐ってちゃ、ダメだよ。

新サイト構想を練る

インラインスケートを主題に置いたホームページを最初に作った時。
当初の目的は友人達をインラインに誘うためだった。
最初は日記とアイテム関係の話でまとめて。
友人達にURL教えて。
感想は?
“つまんね。“
“インラインの話ばっかりで、何書いてあるか判らない。“
“スキーの話はどうした?”
“デザインが悪い。“
オマエら、人の苦労も知らんで!
その後もダラダラと更新を続けて、後に掲示板といくつかの内容の整理を行なって、
特定の公園の人達と交流するようになってから、サイトの相互リンクをして頂いて。
現在の形になった。
いくつかの部分でもう少し作業しなきゃ行けないなぁと思いつつ、
日記の部分だけは更新を続けている。
もう少ししたら、スキーを独立させたコンテンツにしなきゃなぁ、とか。
基本的には、自分が何を見て、どう感じて、そしてどう成長していくのか、
そういう記録を付けるHPであると思っている。
こうして立ち上げたオレ自身のHPを含め、現在インラインスケートをやってる人達の間で、
結構沢山のHPが運営されるようになって来た。
にもかかわらず、
インラインスケートと言うものに接している時間が長くなるにつれ、
そのマイナーさに驚く。
もっと普及してくれないかな、と思う。
もっともスキー場で比較的初心者で、結構マナーの悪い人間を見るように、
普及すればそれなりに、アイタタな行為をする人も増えるんだろうけど。
そもそも商業行為として、
メーカーがインラインスケートと言うジャンルに力を入れていない、
本屋のスポーツコーナーにインライン雑誌など見かけない情况であるのは確かなのだが。
既に数ヵ月から半年以上、インラインにはまっている人は、別に良い。
放っておいても自分で情報を集めるか、
別のスケーターに声掛けられて、それなりに情報を得ているだろうから。
これから始めようと言う人、
いや、そもそもインラインスケートに興味があるんだけど、まだ動いてない人。
そもそもインラインスケートを知らない人。
そういう人に“インラインスケート“と言うものの楽しさを伝えることは出来ないか。
自分のHPを見る。
なんだか片仮名の技術論。
あるいは狭い、内輪にしか解らない話とか。
これじゃ興味持った人が、検索とかで仮に辿り着いたとしてもすぐに飽きてしまうだろう。
もっと楽しさを伝えることは出来ないものか。
そこで新しいサイトを作ることを考える。
ビギナーではなく、スターターのために。
これから始める人のために。
うーん。
しばらく考えて、諦める。
きっと、もっと面倒臭い、難しい話ばかりのHPになってしまう。
そもそもHP初期の段階で、友人達をインラインに誘うことが出来なかったのだから。
顔見知りの人達が沢山のHPを持っている。
そこから楽しい部分だけを抽出して。
こんなイベントがありますよ、
こんな人達と出逢いましたよ、
こんなことが楽しいですよ。
そういうサイトは、作れないだろうか。
作ることは出来るだろうな。
で、もの足りなくなる人には既存のHPへリンクさせておけば良い。
が、そういう人達が気楽に書き込めるような掲示板、と言うものの難しさに気づく。
ちょっとした、既に滑べってる人から見れば笑っちゃうような相談。
そういうのって。
俺には出来ない、かも。
いや、出来るだろう。
ただ、ついつい難しい話にしてしまう。
面倒臭い解説話にしてしまう。
それじゃダメなんじゃないか。
もっとこう、気楽に。
うーん、草の根からのインラインスケートの普及。
出来るのはHP作りと、公園での挨拶とかそんなことだけなんだけどなぁ。

電柱を触った手は洗ってね

すっかり昏くなった夜道、家路を急ぐ。
角を曲ったところで、ふらつく自転車に驚き、足を止める。
ライトを点けていなかった。
その自転車に乗っていたのは、OL風の女性。スーツ姿にパンプス。
俺のことなど意に留めること無く、
交叉点にさしかかって、ブレーキを掛けてスピードを落した。
停止。
そもそもそれほど早いスピードではなかったのだが。
足はペダルに置いたまま、
片手を電柱に掛けて体を、
自転車を倒れないように支えて、信号が変るのを待っていた。
通り過ぎるところで見ると、その姿勢で、
電柱に掛けた左手だけでなく、
ハンドルを抑えている手首にも非常に力が掛かってる。
腕全体でハンドルを押さえこんでる、そんな腕の曲り工合。
足が届かないのだ。
サドルを高く設定してある。
なんで?
それはスタイルなのか。
まぁ、どうでも良いことだ。
だって、ぶつかられなかったのだから。

宇宙へ

中国初の有人宇宙船
その昔、のことである。
実は本気で宇宙飛行士に応募しようかと迷ったことがある。
たまたま見たポスターで、NASDAが宇宙飛行士を募集していた。
募集の規定は、
自然化学系の4年制大学の卒業生であり、
3年間の実務経験、
そして不自由の無い英会話能力であった。
もちろん英語力としては議論も可能なぐらいでなくてはいけなかった。
結局一番のネックはそこだった。
で、結局は辞めちゃったんだけど。
出願をね。
なにしろ一次審査=ペーパーテストから二次審査まで2、3箇月の期間があって、
面接審査、そして実技審査と続いて行く。
仮に一次審査が通ったとしても暫くはプーである。
一次審査くらいは受かる気持ちでいるところが図々しい。
そのポスターの前を通る度にウガァ、と思いながら、
逡巡に逡巡を重ね、ウダウダウダウダ、
結局は踏み出すこと無く、普通に就職した。
きっと周囲は止めただろうなぁ。
そう、想像はしたけど。
あぁ、実行しなかったことをどうこう言っても仕方が無い。
中国が自力で、独自技術で人間を宇宙に挙げた。
当然アメリカとかロシアとか、それなりの政治的な妨害があったのかも知れない。
だって、宇宙技術はそのままミサイル技術になる。
日本がH2ロケットを作ったときに、
元にしたアメリカのロケットの設計図にはエンジン部が描かれていなかったように(byプロジェクトX)。
なんとなく稚拙な技術だな、と言うような印象は受ける。
でもきっと安全面は確保されていたんだろう。
想像できる範囲で。
中国の安全に対する意識は高いと聞く。
ある鉱山で、非常時に用いる防毒マスクの数は、
実労働人員の3倍用意されているのだとか。
そんな起こるかどうか判らない災害に対して。
現地で日本人技術者が驚いていたそうだ。
それに対し、当時の日本の防毒マスクの整備は実労働人員の半数。
約束されていた帰還。
それなのに。
砂漠に着陸した宇宙船から降りて来た宇宙飛行士の映像は、
何か胸に響くものがあった。
人が月に行っていた時代を俺は知らない。
この先、いつ人が月に、そして火星に行くのか、俺は知らない。
だが、何時の日かそれをやってくれるのが、中国であるかも知れない。
なんかちょっと応援気分。
50才くらいには月に観光旅行に行きたいな。
一つ、よろしく。