銭湯へ

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うちのアパートのお風呂が壊れてしまった。
昨日、渡良瀬から戻って来てからガス屋さんに来てもらったのだが、部品交換が必要とのことだった。
と言う訳で、銭湯へ。
以前からここに銭湯があることは知っていたのだが、初めて行った。
基本、家風呂好きである。
何しろアパート選択の一つに、追い炊きの出来る風呂を入れている位なのだから。
東京近郊あちこちで、休日運動後の汗を流すために銭湯へ行くことはあるのだが、日常的には家風呂。
特にこの時期は寝る前の体を暖める意味でも必須。
しかし入れないのでは仕方がない。
などと不満たらたらに向かったのだが、この銭湯、露天風呂があった。
露天と言ったって、四方を高い壁に囲まれ、空が見えるだけ、しかも昨日は薄曇りの夜空だった。
町中にある以上仕方がないのだろうが。
それでも、それでも、である。
露天風呂はくつろいだ。
狭く四角く切り取られた、星も見えない空なのに。
外の風が入ってきていて、湯槽は暖かい。
それだけで満足。
もちろん本格的な観光地の露天風呂には全然なんだけど。
家の近くにこんなところがあったなんて。
しばらくは通うことになるのだろうが、こういうプラスアルファがあるなら良いかな。
お風呂壊れなきゃ、来ないもんなー。
こういうのも縁だね。