Jupiter-8 50mm f2
α7(alpha7)
絞り優先オート、AWB、ISO Auto
JPEG撮って出し
Jupiter-8の最近接撮影は1mなのだが、ヘリコイド付きマウントアダプターで50cmくらいまで近寄れている。
絞り開放でのボケ。
奥の方にあるキラキラとした反射で丸ボケが生じている。
Jupiter-8 50mm f2.0
ロシアンレンズ。
ヤフオクで10,000円くらいだったような。
この一年ほどで値段が上がってきているような印象を受ける。
銀鏡筒のものは前期型。
後期型は黒い色合いになっている。
兄貴分のJupiter-3 50mm f1.5が戦前のCarl Zeiss、Sonnar 50mm f1.5の、こちらのJupiter-8 50mm f2.0がSonnar 50mm F2の設計を受け継いでいる。
1950年代のレンズ。
グリスを塗りなおしたりした際にイモネジをなめてしまい、新しいネジをつけている。
不格好ではあるが撮影には問題ない。
絞り毎の描写の違いは下記
α7(alpha7)
絞り優先オート、AWB、ISO Auto
JPEG撮って出し
絞りf2、f2.8、f4、f8による違い。
絞り開放ではやはり軟調。
f8まで絞っていくことでシャープさが上がっていく。
絞りで写りが変わっていくレンズは、写真を撮るのが楽しくなる。
何年前だったか。
この道を歩いて客先に入り、仕事が始まった。
今、客先を出て。
多分営業マンとしてこの道を歩くのはこれで終わりなのだと考える。
事業、終了。
撤退では無い。
終わり。
世の中で必要が無くなっちゃったのだ。
いや、もちろん世界的には需要はあるし、生産は続く。
だか、もはや日本では無い。
消費される世界の一翼で仕事をしている。
その消費の形は世界のあり方と共に変わって来ている。
明日が今日と同じではないと言う事を知らされるのは、なかなか来るものがある。
等々。
自分が立ち上げに関わった仕事。
その世代交代を自分で見届ける、とはね。
そんな大それたものでは無いのですが。
寂しくはある。
新しい仕事、作らなくてはね。