春先からちょこちょこっと時間を見ては読んで来たのだが、あと少しと言うところになってからはやはり我慢できず、一気に読んでしまった。
面白かった。
ホント、面白かった。
やっぱりSF小説は面白いな。
扱っているテーマは、植民地たる月が地球政府に対して国家として独立宣言すると言う、やや重たい内容のようだけど。
主人公が政治的にならず、また文体が翻訳ながら緩い記述の連続で、重さは感じなかった。
そして、文字を追う、ストーリーを読む愉しさ。
さすがだ、ハインライン。
読み終わって残念だと言う不思議な感覚。
さて、次の本を買いに行こう。