ZENZANON 150mm f3.5。
MCではない、旧型。
このレンズをつけた姿は、とてもフィルムカメラには見えないな。
仕事帰りに中野、フジヤカメラのジャンク店へ。
先日購入したゼンザブロニカS2。
レンズ交換式の中版一眼レフカメラとあれば、交換レンズが欲しい、とネットを探してはいた。
フジヤカメラのジャンク扱い品は、ジャンクと言う品質よりも、保証なしと言う扱いでネットに在庫は載らないのだろう。
あるとは判らなかったが、多分あるだろうな、とも思っていた。
ゼンザブロニカのブランド、Zenzanon名のレンズ。
ただし150mm f3.5は人気がないらしく、中古品はかなり安価に流通しているようだった。
広角の50mmやNikkor名の100mmとかずいぶん高いのだけど。
ゼンザブロニカS2の標準レンズ、75mm f2.8のレンズは35mm換算では45mm程度の画角になる。
150mmなら、およそ90mm。
準望遠って大好きな画角なのだが、人気が無いのは最短近接距離が2mと長いためなのだろうか。
確かに距離長いとちょっと大変な時はあるけど。
フジヤカメラのジャンク店で、中版のコーナーを眺めていた。
マミヤシリーズのレンズが多いなと思っていたら、その脇にこのレンズを発見する。
4,000円。
ほこりにまみれていて、レンズ前玉に傷があった。
ま、おそらく気になることはないだろうな。
ついでにレンズキャップとプロテクトフィルター、そしてマミヤのネジ込み式レンズフードも買った。
家に帰ってさっそく、レンズ分解清掃。
フジヤカメラでジャンクレンズ買って分解清掃とか、久しぶり。
前のレンズ群は分解したが、後玉は分解せず、前後から綿棒とクリーニングペーパーで拭いてやった。
スカッと綺麗に、とはいかないがほぼくすみはなく。
前のレンズ群はカニ目で回せば簡単にとれたのだが、ネジ溝にグリスがついていた。
絞りのギア機構のグリスだろうか。
いずれにせよ、このグリスがレンズ表面を曇らせていたようだ。
ヘリコイドが無いので、簡単に分解清掃できた。
準望遠のレンズ。
手振れには注意が必要だろうけど。
中版カメラで準望遠が使えるとは、凄いな。
後はこれを持ち歩いたときに、肩と腰が大変だと言うことくらいだな。