先日購入したFED-2の試し撮りを兼ねて、浜松町近辺で撮った写真。
曇り空。
午後3時近く。
FED-2
Jupiter-3 50mm f1.5
Lompgraphy color negative iso 100
Epson GT-X820 3200dpi
取り込み時の補正のみ
先日購入したFED-2の試し撮りを兼ねて、浜松町近辺で撮った写真。
レンズは前半はJupiter-8 50mm f2 銀鏡胴、後半はJupiter-3 50mm f1.5で。
どちらもデジタルでばかり使っていたが、距離計とピントは一致していた。
鏡胴の無限遠の狂い、そして本体や距離計の狂いは無いらしい。
これまでデジタルでだけ使ってきたJupiter-8であるが、発色の良さに驚く。
そしてJupiter-3の作るボケ味はデジタルでもフィルムでも良い効果を作れる。
しかしFED-2のシャッターチャージに何度か失敗した。
また巻き上げる前の状態、一度シャッター切った後で、シャッターボタンを押してしまうとちょっとシャッター幕が動く。
このため、撮影した先のコマに感光させてしまう事があり、真ん中右側にフレア状の白点がでていた。
このシャッターのミス、この個体だけなのだろうか。
理解していてもたまにやってしまい、フィルムの無駄遣いはしてしまっていた。
曇り空。
午後2時近くから。
FED-2
Jupiter-8 50mm f2
Lompgraphy color negative iso 100
Epson GT-X820 3200dpi
取り込み時の補正のみ
うっかりカメラ欲しい病を発症してしまう。
先日Zenza Bronica S2を買ったばかりだったのだが。
立ち寄った新宿、中古カメラ市場にてレンズ付きのFED-2を見た。
ついていたレンズはジャンク扱い、とされながら黒鏡胴のJupiter-8 50mm f2。
Jupiter-8 の黒モデルはずっと欲しかった。
そして魅惑のロシアン・カメラ、レンズ付きで7,000円。
その場でチェックさせてもらい、そのまま持ち帰り。
またカメラ増やしてしまった。
こちらによるとFED-2 d型である。
シリアルナンバーAO30572は1960年製造分らしい。
冒頭のAが1960年から使われるようになった。
参考
手に持つと、意外と軽い。
その割に作りは良い。細工は良い感じ。
しかし、シャッターチャージは時々失敗する。
巻上げノブを回して、止まるところでちょっと力入れないとシャッターチャージがされない。
そしてうっかりシャッターを押してしまうと、シャッターチャージの状態にかかわらず、シャッター幕がちょっと開く。
これはこの個体だけであろうか。
故障かどうかは判らないが、時々何も撮れてないコマを作り、既存のコマに光漏れを作ってしまっていた。
機械としての信頼感はそういう意味では微妙。
しかし、手に持った感触の良さは実に良い。
レンズは従来持っていたJupiter-8 50mm f2を着けた。
銀鏡胴のレンズが合うと思うのだが。
フィルムをセットするのは後ろブタをごそっと外して行える。
スプールへフィルムの先端を差し込むのは、始めは意外と手間取った。
ついていたレンズ、Jupiter-8 50mm f2黒鏡胴モデルの入手により、手持ちのLマウントレンズが4本になった。
左から
Industar-61 55mm f2.8、KMZ Jupiter-3 50mm f1.5、Jupiter-8 50mm f2 silver、Jupiter-8 50mm f2 black。
最初に手を出したオールドレンズが、Industar-61であった。
軽量で小型、安価、そして柔らかい写りの良さ。
デジタルで使ってきたこれらのレンズを、フィルム撮影に使えるようになるとは思ってもいなかった。