本日お泊まり。
そして、慌ただしく、お風呂沸かしたり、リンゴ向いたりする俺。
でも、賑やかなのは悪くないな。
たまにはね。
大叔母さんが亡くなった。
お通夜で父母が上京してきて、明日の葬式のため今日はうちのアパートに泊まる。
大叔母さんは父方の祖母の妹。
祖母が亡くなってもう25年が経つ。
大叔母さんは95歳だったそうだ。
明るくてユニークで、可愛いおばあさんだった。
亡くなられる前日に、お迎えが来たからと荷物の整理をしていたとか。
そして亡くなってるのを発見されたのは、ベッドの下の畳の上。
畳の上で冷えてしまったのが亡くなられた原因だそうだ。
なんというか、その終わられ方に感銘してしまう。
ボケたりもしていなかったらしい。
いや、当人が天然ボケをするので、判断できなかったとか。
もう何年も会っていなかった。
会って、どんな顔をすれば良かったのだろう。
だが、もう会えないことにどうにもならない気持ちを覚える。
先に亡くなった。祖母と向こうで再会して、二人でお茶でも飲んでいるだろうな。
じいちゃんや、ひいじいちゃんも。
少し、泣きたくなった。
昨日の夜、ご飯炊き忘れたのはこいつをいじっていたせい。
数年前に、品川の松坂屋カメラに立ち寄った際に見つけたMinolta SR-T101とMC Rokkor 58mm f1.4のレンズセット。
その場で悩んで、結局翌日お持ち帰りした。
セットで3,000円だった。
数年前の話。
MinoltaのMC Rokkor 55mm f1.7のレンズは、キヤノンのFDマウント、Pentax のSuper takumar 55mm f1.8と並んで、ジャンクコーナーに山となっていた。
手元には55mm f1.7のレンズが2本ある。
一つ、500円で埃まみれのものだった。
最近ではそんなジャンクなレンズはほとんど見かけなくなってしまった。
ミラーレス一眼でオールド・レンズ遊び、と言うのがずいぶん普及したのだろう。
この数年で、数百円の安価なジャンク・オールド・レンズはもはや無くなり、オールド・レンズそのものの値段もずいぶん上がって来ている。
そうして入手したMC Rokkor 55mm f1.7は楽しく使ってはいたのだけど。
それでも、やはり被写界深度の浅い、明るいレンズへの欲求は抑えがたく。
で、欲しいな、と探していたら、見付けたのがSR-T101入手のきっかけだった。
もっとも購入後、レンズはミラーレス一眼の方で使っていたのだが、本体の方にフィルムを通すことはなく。
そんなにフィルムカメラ増やしてもしょうがないだろう、と。
今でも毎週、取り替え引き換え、いろんなカメラ使ってるのに。
とは思っていたのだけど。
久しぶりに引っ張り出したSR-T101は、電池を入れれば露出計はピュンと動いた。
ファインダーもクリア。
MC Rokkor 58mm f1.4の本来のフィルムでの写りも気になるので、改めていじる。
どうもミラーのクイック・リターンに失敗するときがある。
ネットで調べて、底面を取り外しギアの動きを見ながらシャッター切り、ミラーがどのように動かなくなるのか見ようとした。
が、判らん。
諦めて関連していそうな3箇所にチョッ、チョッ、チョッと注油した。
まだ1/8秒では時々失敗するが、シャッターチャージでミラーは復帰する。
使えるので、妥協。
本格なオーバーホールはまた将来考えよう。
さて、モルトの張り替えは…こちらもまたかな。
まずはフィルムを通してみよう。、