ピータン湯豆腐

本日、実家帰省三日目。
昼ご飯はピータン湯豆腐。
もともとピータン豆腐(冷)にするつもりで、ピータンと豆腐を用意していたんだけど、外気温28℃では温かいものにして、との母の言葉により絹ごし豆腐を茹でて温める。

タレはネギを刻んで塩、みりん、酒で煮てオイスターソースをちょっと入れて。
刻んだピータンと共に湯豆腐に盛り付けて。

片栗粉なかったのでとろみは無し。
が、思ったより美味しく。
ネギが甘かった。
ご飯にピータンごとのせて食べても良い味。

いや、むしろこれは中華風お粥の味わいか。
ピータン湯豆腐丼、いいかも。
作るのはちょっと手間だけど。

ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリデイ

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ、視聴。

事前情報なく観始めて、前半は時々観るの止めようかなと思いつつ。

世界を救くことはないし、大きな事件も起こらない。
前半から中盤のちょっとキツイ、救いのないって感覚はラスト10分で良かったな、と思える映画。

以下、あらすじ。
1970年のクリスマス、アメリカの全寮制の高校で、クリスマスに帰宅して家族と過ごすことのできない、男子高校生と中年男性歴史教師、女性給食調理師の3人が、クリスマス休暇の明けるまでの2週間、寮で生活する映画。

男子高校生は両親の愛情なく、アンバランスなメンタル面の影響でから成績も悪く。
中年男性歴史教師は学生達から嫌われていて授業も面白くなく、独身で学校だけで生きてきた。
女性調理師は彼女の息子が大学進学資金に乏しく、除隊後の支援を期待してベトナム戦争に従軍して、死んでしまっていた。

3人の集まりがクリスマスを共に過ごし、疑似家族のような信頼関係を構築して、お互いに少し優しくなって。
最後には再び別れがありながら、それぞれ人生を少し前に進めた映画。

前半は退屈だし、登場人物に感情移入出来ないし、救いがないなと思っていたけど、ラストではちょっと良かったなと思えた映画。

境遇は何も変わってないし、むしろ悪くなっているのかもしれないけど、クリスマス休暇前よりはそれぞれメンタル的に前向きになったのではないだろうか。

1970年のアメリカの冬景色の風景と併せて、独特な映画だった。