花蓮の食べ物

普段、土日には二食だけ、朝と晩しか食べないようにしている。

そんなにお腹が空かないこともあるし、空腹でもそのまま体を空にしようとしているため。

が、旅先ではそんなの無理。
ましてや台湾のように、あちこちから美味しい匂いがしている中では。

食べたのは、豆花。

豆腐と言うより、もう少し固さがあって風味の強い豆乳をにがりで固めたもの。
そこに冷やしたあんみつと煮豆をかけたもの。

暑い中、歩いていた後に食べたので体が冷やされたこともあったけど。
この豆類が甘さをマイルドにしてくれるの、美味しい。
煮豆が豆腐の香りを引き出していた。

日本の豆腐なら醤油かけるけど。
これには多分、甘みがあう。

喉が渇いて買ったのは、街角の果実から100%スムージーを出してくれるお店で、アボカドと牛乳ミックス。
砂糖は入っているのだろうけど。
マイルドな甘さ。
アボカド、見直した。
これは牛乳だけでは無理だ。

そして四神湯。
豚の腸と豆類のスープ。
足りない味は、机の上の酢と香辛料を漬け込んだタレを追加して。

昨年知ったスープ。
今回も見つけられた。

花蓮は台湾でも南半分に属する方だろうか。
食べ物も南国らしい印象を受けた。

魯肉飯も北のは割りとあっさりして赤身肉っぽいが、こちらでは味濃い目の脂身多め。

東京と静岡の違いくらいだろうか。
美味しいことには変わらないけど。

花蓮

知らない風景が見たい。

多分、それが一番の旅の目的。

と言いつつ、もちろん美味しいものも食べたのだが。
今回の目的地、花蓮。

が、目的としていた椰子の実そのままストローを刺したジュースを飲む、ことは出来なかった。

お店になかったよ?
そしてネギの餅も食べず。

お店に行ったらずらーっと並んでいて、諦めた。
台北から高速バスで1時間半。

更に電車(快速)で2時間近く。
朝9時に出て現地12時半。

さすがに特急使うべきだった。
駅を出てすぐに真夏日。

意外に涼しく感じたのは湿度が低かったせいか。
土曜日、暑い日の昼間にはさすがに皆休憩を入れるらしい。

ランチを終えたお店が次々にシャッター閉め始めていた時間だった。
町中をぶらっとして、そのまま歩いて海まで出る。
海の色が違う。

そして台北付近の海で感じた、海臭さはない。

ここは別なのだろう。
街中の果物屋さんで見つけた蓮霧、ワックスアップル。

以前、ベトナム北部のインスタグラム友達がアップしていた。

初体験。
甘みもあるが、酸味とわずかな渋み。

食べる人を選ぶな。

足の早い果物と言うこともあり、さすがにこれは日本には入って来ないだろう。
しかし、別に果物好きってわけではなかったと思うが。

街中で簡単に、たくさんの種類の果物が食べられるとやはり食べる量が増える。
ホント、一個だけとかカット済みとか、売ってれば食べるのだけど。

日本では衛生管理的に無理だな。