バンコク駅から特別特急でロップリーへ。
パンコクから北へ行き、ドンムアン空港を過ぎてからアユタヤまでノンストップ、さらにアユタヤから先はロップリーまで止まらなかった。
2時間。
早いが、374バーツとは。
やはりタイの鉄道の料金としては驚きではあったが。
飲み物とパンのサービスがあった。
凄いな、2等席。
無事、ロップリーに到着したのは10時半。
朝は曇っていたが、青空が広がっていた。
おかげで日焼けしてしまった。
遺跡と猿の街。
11世紀にクメール王朝の西の拠点であったが、その後はタイ人の王圏に入り、16世紀、アユタヤ王朝下でビルマ軍に破壊された街。
そんなふるい歴史ながらややマニアックなのは、やはりアユタヤが遺跡が多いせいだろうか。
駅を出て正面が遺跡、ワット・プラ・シー・ラタナー・マハタート。
そこから来たに歩いて、3つの塔、プラ・プラーン・サーム・ヨート。
こちらはクメール王朝の建てた13世紀の寺院。
レンガの色が違う。
このプラ・プラーン・サーム・ヨート近くで、手にぶら下げていたお茶のペットボトルをビニル袋ごと猿に奪われた。
追いかけたら歯を剥き出して威嚇してきたので、こちらクチを大きく開けても歯を出して、シャーッと威嚇する。
数回やったら、ペットボトルを置いたので取り返した。
猿ごとき、負けないのだよ。
生物として強さを示せたのだが、人として何か吹っ切ってしまった気もする。
どうやら人間の手にぶら下がってるビニル袋の中身は食べ物と理解してるらしい。
その後、お供え物の果物を持ってきていた人がバナナを奪われ、係員の人(?)がサルを追い払っていた。
そんなこともあって猿怖いと思いながら、慣れてしまえば見かけは可愛かった。
撫でたいとは思わなかったが。
駅周辺を見て、ちょっと歩いてチャオ・プラヤー・ウィチャエーンの家。
14世紀にナーラーイ王がフランス王ルイ14世の大使の為に建てた家。
どこの遺跡でも見学費用に、さらっと50バーツを払っていたが、外国人は150バーツだったらしい。
タイ人の価格で済ませちゃった。ごめんなさい。
しかし、タイラーメン一杯、カオマンガイ一皿、40バーツ。
貨幣価値は独特だ。
サーン・プラ・カーンは別命モンキー・テンプル。
猿だらけ。
そして白人観光客がツアーバスで乗り付け、ワイワイと写真が撮っていた。
ナーラーイ王美術館はスルーして、市街地をブラブラしてマーケットの露店でタイラーメンをランチに。
さらにブラブラして、駅の西側を流れる川まで行って、今どきの、現役のお寺を眺める。
そして人々の生活する様を写真撮っていた。
歩を進めて、川沿いから学校の前まで歩いて来たら下校時間だった。
学校前から駅までの道すがら、学生相手の屋台が出ていた。
さすがに疲れて来て。
時計見れば午後3時半に近く。
見逃していたワット・ナコム・コサをぐるっと回って、ミニバスでバンコクへ戻った。
4時くらいに出発して、チャトゥんチャック公園に着いたのが6時半の過ぎたころ。
さすがに早いな。